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日本ユニセフ協会
 



東日本大震災復興支援 第216報
11月は児童虐待防止推進月間
「声を掛けてあげて」〜尾木ママが呼びかけます

【2013年10月29日 東京発】

※ラジオCMの為、音声のみとなっております。

11月は「児童虐待防止推進月間」です。これは児童虐待防止法が施行された月にあわせて厚生労働省が定めたもので、児童虐待問題に対する家庭や学校、地域など社会全般の関心と理解を深めるため、さまざまな広報・啓発活動などを実施しています。

未曾有の被害をもたらした東日本大震災から2年7ヶ月。全国の児童相談所などに寄せられる児童虐待に関する相談件数は、依然増加傾向にあり、子どもの命が奪われるような深刻なケースも後を絶ちません。また、東日本大震災の被災地の中には、発災から2年半を過ぎた今になって、子どもに対する虐待が増加傾向にあるとする報告や報道も見られます。

日本ユニセフ協会は、東日本大震災緊急支援活動の一環として、地元自治体の福祉関係者や専門家らの助言と協力の下に、2011年8月にラジオ公共CMを制作しました。その目的は、長引く避難生活が与える過大なストレスなどを背景に子どもへの暴力や虐待が広がることを防止するためです。被害を受けていたりその可能性のある子どもたちと、加害行為をしている又は加害行為をしているのではないかと心配を持つ人々や周囲のおとなに向けて、「児童相談所への相談」「通報」「子どもの様子の見守り」などの数種類のCMを用意し、各地の災害FM局に放送用素材を提供しました。

当協会では、こうした状況を鑑み、11月の「児童虐待防止推進月間」にあわせて、2年前に制作した公共CMの中から教育評論家の尾木直樹さんにご 出演いただいた『尾木ママ』編(45秒)を、東北の災害FM局を中心に全国のラジオ局に改めて紹介しています。

  ラジオ公共CM 概要
題名 『ユニセフ児童虐待防止ラジオ公共CM〜「尾木ママ」編』
CM尺 45秒
出演者 教育評論家 尾木直樹氏(無償協力)
制作協力 株式会社 博報堂(無償協力)

pdf緊急・復興支援活動 2年レポートはこちらから[7.2MB] »