条文のカードを使ったグループ学習

  • 日本ユニセフ協会が発行している「子どもの権利条約カードブック」では、「子どもの権利条約」についての学びのほか、条約の第1~40条が子どもたちにもわかりやすい抄訳とイラストで掲載されています。印刷してそれぞれの条文を切り離すと、カードとしても使えます。
    条文のカードを使って、たとえば以下のようなアクティビティをしたり、グループで話し合いながら、先生も子どもたちも一緒に「子どもの権利」について学んでみましょう。

  • カードの画像

考えてみよう、自分の権利、みんなの権利

  • 「私が一番大切に思う権利」

    まず「子どもの権利条約」に書かれている条文を読み、自分たちにはどんな権利があるのかを学びましょう。そして、その中から自分が一番大切だと思う条文を選んでみましょう。選んだ条文とその理由をグループで話し合って、互いに何を大切に思い、あるいは心配しているかを理解しあいましょう。

    考えてみよう
  • 「自分の権利、みんなの権利」

    自分の生活を振り返ってみて、十分に守られている権利は何か考えてみましょう。一方であまり守られていないと感じる権利もあるかもしれません。また、自分にとっては守られていても、友達や同級生にとっては守られていない権利もあるかもしれません。
    「子どもの権利」は、すべての子どもが無条件にもっているものです。もし守られていない権利があるとすれば、どのようにして、みんなの権利を守り実現することができるか、グループで話し合ってみましょう。

「子どもの権利条約」学習資料を活用しよう

『子どもの権利条約』で定められている子どもの権利について、わかりやすく学べる子ども向けの学習資料もあります。
「人権ってどんなもの?」「子どもの権利って?」。そんな疑問に答えたり、グループでできるアクティビティなども載っています。
表面は条約の第1〜40条をわかりやすくまとめたイラスト付きの抄訳一覧となっています。
ぜひ「子どもの権利」についての学習教材としてご活用ください!