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日本:宮城県女川町で乳幼児健診と予防接種の再開を支援

2011年5月25日


© 日本ユニセフ協会/2011/K.Goto

日本ユニセフ協会は、被災した方々を受けいれている宮城県内の10市4町からの要請を受けて、お母さんと子どものための保健事業を再開させるために、支援を行っています。日本ユニセフ協会は、身長計、体重計、診察台、ワクチンやワクチンの保冷庫など、必要な物資を調達して届けています。
宮城県女川町では、5月22日〜24日に乳幼児健診が実施されました。日本ユニセフ協会は、町立病院に巡回診療や患者さんを搬送するために必要な車両などをおくりました。健診に来たお母さんたちからは「先生がとてもていねいに診察してくれたので、とても安心して涙がでました。他のお母さんたちとも情報交換ができてよかった。」「こういう状況のなかでまさか、健診をしてもらえると思っていなかったのでありがたい。」という声がよせられました。
日本ユニセフ協会は、これからも被災地での乳幼児健診の再開に向けて支援を行っていきます。

財団法人 日本ユニセフ協会