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日本:被災地の子どもたちがユニセフハウスを訪問

2011年7月11日


© 日本ユニセフ協会
ボランティアのみなさん、日本ユニセフ協会スタッフを前に 感謝の言葉を述べる女川第一中学校の子どもたち。

7月7日、東日本大震災で被災し、日本ユニセフ協会の支援を受けた、女川第一中学校の4人の子どもたちが、修学旅行で東京のユニセフハウスを訪れました。全国のみなさんに感謝の言葉を伝えるために、ユニセフハウスの訪問を決めてくださいました。4人の子どもたちは、学校の代表として一生懸命感謝の言葉を伝えてくれました。「たくさんの人々が亡くなったり、行方不明になっている方々も大勢いて、避難所に家族で避難している人々もいます。そんな時に、特にユニセフのみなさまからはたくさんの学用品やエプロン、給食センターへの支援をいただき、ありがとうございました。学用品が流されて何もない状態でしたので、それらをいただいて本当に助かりました。届けていただいたものは、本当に大事に使っていきたいと思います。津波で家を壊されてくしゃっとしてしまいましたが、みなさまの温かなお気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。」展示見学の後、4人は、「世界にはまだ、たくさん困っている子どもたちがいることを常に頭の中にいれて生活していきたい」「今はまだ、身の回りの状況で大変だけど、将来はなにか自分でできることがあればそれをしたい」とアンケートに書いてくれました。

財団法人 日本ユニセフ協会