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ニューヨーク:10月24日は世界ポリオデー

2013年10月24日


© UNICEF/PAKA2012-00310/ASAD ZAIDI
パキスタンのバルチスタン州都のクエッタ市では、一軒一軒家をまわって、ポリオワクチンを子どもたちに投与するキャンペーンが行われています。

10月24日は「世界ポリオデー」です。

ポリオとは、ポリオウイルスに感染してかかる怖い病気で、この病気になると、足や腕が麻痺してしまいます。けれども、この病気は、ポリオワクチンがあれば、予防することができます。ソーク博士が発明したポリオワクチンのおかげで、現在、世界のほとんどの国でポリオがなくなりましたが、アフガニスタン・パキスタン・ナイジェリアでは、まだ感染者が多く見られています。また、内戦や紛争などで、ポリオワクチンを子どもたちに届けることができず、新たに感染者が報告されている地域もあります。すべての子どもたちにポリオワクチンを届けようと、保健センターなどで働くヘルスワーカーの人たちは危険な場所でも活動しています。そして、ユニセフは、ヘルスワーカーの人たちが暴力に巻き込まれることがないように、その国の政府や地域の人たちにお願いしています。

公益財団法人 日本ユニセフ協会