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イエメン:子どもは兵士じゃない

2014年5月14日


© UNICEF Yemen/2014/Mohammed Al-Sayyaghi
子ども兵士をなくすことを世界に約束したイエメンのバシンドワ首相(右)とレイラ・ゼルーギ国連事務総長特別代表(左)。

世界には、国の軍隊によって兵士にされてしまう子どもたちが大勢います。ユニセフや国際連合は、そうした子どもたちが再び安全で平和な暮らしに戻ることができるように、子どもを兵士にしている国に呼びかけています。

5月14日イエメン政府(せいふ)は、「子どもを兵士として働かせない」という国連の行動計画を守ることを約束しました。

その約束の中で、子どもたちを軍隊から自由にし、社会で生活できるようにし、二度と兵士にしないために、次のような具体的な方法が決められています。

軍が子どもを兵士として働かせることを禁止する命令を出すこと、子どもを兵士とすることを犯罪とすること、軍隊からすべての子どもを解放(かいほう)すること、兵士だった子どもたちが社会に戻るための計画をつくることなどが決められています。

■このニュースのくわしい内容は
 イエメン:『子どもは兵士じゃない』武力における子どもの徴用をやめる行動計画に署名

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