モザンビーク発:健康と楽しみは、きれいな水から2016年2月23日発
15才のジョーダンくんは、ここ、アフリカのモザンビークで両親と6人のきょうだいと一緒にくらしています。 ジョーダンくんがもって帰った水は、飲むためや、料理などのために使われます。このまちでは、水を、3キロはなれたナムレセ川まで長い道のりを歩かなければなりませんでした。 しかし、川の水を飲むと、おなかをこわして、下痢(げり)をおこしてしまいます。このまちにはトイレがなく、みんな建物の外で用を足します。そのため雨が降ると、きたないものが川にながれます。そのようにして、よごれた川の水を飲んだ人は、おなかをこわして病気になってしまうのです。 そのため、ユニセフはここに住んでいる人を支援して、安全な水を飲めるようにすることなどを進めています。また、地域の人たちは、それぞれの家にトイレをつくることも始めました。 <抄訳:臼井遥比(明治学院大学)> ■このニュースの詳しい内容は 日本ユニセフ協会からのお知らせ 病気を予防するために、手洗いは、シンプルで誰にでもできる、でも実はとても大切な習慣です。ユニセフは世界中の子どもたちに手洗いの大切さを広める活動をしています。 日本ユニセフ協会では、新学期のはじまりに、アイスブレイクなどで使える"手洗い短期決戦かるた""バイキン紙芝居""バイキン仮面"など、さまざまなツールをご用意しております。「世界手洗いの日」特設HPからダウンロードできますので、ぜひご活用ください! |