南スーダン:心配される子ども兵士の増加2016年8月19日
南スーダンでは紛争がおきてから、1万6,000人の子どもが武装勢力に入っています。 ユニセフは南スーダンで、子どもたちが危険な目にあうことを防ぐため、2015年には今までで最も多い1,775人の子ども兵士の解放に立ち会うなど、戦争を引き起こすおとなに働きかけていました。 しかし今年に入ってから新たに650人以上にのぼる子どもたちが兵力として戦争に巻きこまれているのです。 ベンティウとジュバへの訪問から戻ったユニセフ事務局次長ジャスティン・フォーサイスはこう語っています。 さらにユニセフは、南スーダンで起きている人権侵害、特に以前からあった女の子や女性に対する性的暴行がさらに深刻になっているといいます。 「子どもたちはずっと恐ろしい思いをしているのです」とフォーサイスは続けます。 「人道支援が十分に実施されなければ、子どもたちとその家族が壊滅的な被害をうけることになります。」(フォーシサイス事務局次長) <抄訳:高橋七実(フェリス女学院大学)> ■このニュースの詳しい内容は |