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平成24年度春季ユニセフ・キャラバン・キャンペーンの報告

1979年の国際児童年よりスタートし、全国を4年間で一巡している『ユニセフ・キャラバン・キャンペーン』。今年度の春は、下記の日程で北海道と東海地方3県を訪問しました。

  • 5月22日〜25日:北海道
  • 5月29日〜30日:岐阜県
  • 5月31日〜6月1日:愛知県
  • 6月5日〜6月6日:静岡県

『ユニセフ・キャラバン・キャンペーン』では、基本的に一日目には知事・教育長への表敬訪問及び教職員・指導主事対象の研修会、二日目には学校でのユニセフ学習会を実施します。知事・教育長への表敬訪問では、知事・教育長とのメッセージ交換を行い、道・県内でのユニセフへの支援に感謝を表すとともに、引き続きのご理解とご協力をお願いしました。
道・県内の教職員、指導主事の方々を対象とした「ユニセフ研修会」では、ユニセフの活動や特長についての説明に加え、「子どもの権利条約」についてのアクティビティ(子どもに優しい“まち”をつくろう)を行いました。

以下、研修会に参加した先生方からの感想(一部)です。

  • 教育にかかわる者として、とても大切な視点があると思いました。目の前にいる子に対しても遠い国の子に対しても同じ目で見ていきたいと思います。
  • どれだけ日本の子どもが環境的に恵まれているか改めて痛感しました。今、目の前にあるあたりまえの生活を幸せに感じられるように子どもたちに伝えていきたいです。
  • 本日はユニセフを理解する中で、人権を考えさせて頂きました。「生きる」ということ、すべての命を守り、大切にすることが人権を考える素地であると実感いたしました。学校現場におきましては、子どもたちの命を守り、幸せを考えることと同様に、子どもたち自身にどう生きていくか、どんな行動がとれる人を育てていくのかが大切であると思います。人権教育を通して、考える機会をつくっていきたいと思います。

学校のプログラムでは、まず、ビデオ「ユニセフと地球のともだち」を上映。世界の子どもたちの現状とユニセフの活動についてお話をした後、児童・生徒の皆さんに体験学習をしてもらいました。体験学習では、ネパールで毎日の水くみに実際に使われている水がめを運んだり、マラリアの原因となるハマダラ蚊から子どもや家族を守るための蚊帳の中に入ったりしました。これらのプログラムを通して、世界の子どもたちの現状についての理解を深め、途上国で生きる子どもたちのために、自分にできることを考えてもらいました。

以下、子どもたちからの感想(一部)です。

<小学生>

  • ユニセフがどんなことをしているかよくわかりました。ぼくもできることがあったらなんでもやります。
  • 毎日をたいせつにすごそうと思いました。「私たちはへいわなんだ」と思いました。もっとユニセフと一緒に色々な事をやっていきたいです。
  • これからも命を大切にして、みんなとたすけあって生きていきたいです。
  • ご飯や生活など、学校に行きたくても行けない人のために命を大切にしてずっと感しゃの気持ちをわすれないようにいつも心がけていきます。

<中学生>

  • 今の生活に感謝して、給食を残さずにちゃんと食べたり、ぼ金をしたり、自分の事だけじゃなくて、みんなの事も考えて生活していきたいです!
  • 学校に行って勉強することがめんどくさいと思っていたことが世界の子どもたちは「学校に行きたい」と思っていても行くことのできない子どもたちもたくさんいるから、今自分たちにできることを、世界の子どもたちの気持ちをせおって勉強をまず自分なりにがんばりたいと思います。勉強だけでなく、今をたいせつに生きていこうと思います。
  • 5才まで生きることのできない子どもが何人もいて、学校に行けない子どもも何人もいて自分は生きているすばらしさと学校に行けているよろこびを初めて知ることができました。ありがとうございました。
  • 特に5歳の誕生日をむかえられない子どもがたくさんいると聞いてショックでした。ただ生まれた国がちがうだけでこんなに差があるとは思いませんでした。私はこれから自分のできることはやっていこうと思います。そして今しらないことは少しでも多くしっていきたいです。

今回のキャラバンでも、ユニセフを応援してくださるたくさんの方々と出会い、有意義なキャンペーンを終えることができました。ユニセフ・キャラバン・キャンペーンを受け入れていただきました各道・県教育委員会および訪問校の皆さま、関係の皆さまに心より御礼を申し上げます。

写真:© 日本ユニセフ協会 学校事業部

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公益財団法人 日本ユニセフ協会