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公益財団法人日本ユニセフ協会

スター・ウォーズ™
“Force for Change”キャンペーン
ユニセフ・イノベーションの活動の支えに

【2015年7月24日発】

世界が抱える問題のクリエイティブな解決を目指して開始された、『スター・ウォーズ™:フォース・フォー・チェンジ』(Star Wars™: Force for Change)キャンペーン。このキャンペーンを通じて寄せられた募金が、世界の子どもたちが直面する課題を解決するために世界各地で展開されている、ユニセフ・イノベーションの活動を支えています。

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U-Reportを利用する若者。
© UNICEF
U-Reportを利用する若者。

イノベイティブな方法で世界に変化を

2014年、ディズニーとルーカスフォルムは『スター・ウォーズ:フォース・フォー・チェンジ』キャンペーンを通して、ユニセフ・イノベーション・ユニットが開発し、世界各地で展開するプロジェクトへの支援を開始しました。このキャンペーンを通してみなさまからお寄せいただいた募金は、ユニセフが推進する若者たちの参加やエンパワメント(能力育成)の支援を支えており、ユニセフ・イノベーション・ユニットが展開する支援を通じ、確実に成果をもたらしています。

1.“U-Reporter”、100万人を突破

“U-Report(ユー・レポート)”は携帯電話のテキストメッセージ(SMS)を基盤としたシステムで、若者が地域でどのような問題に直面し、あるいは、さまざまな課題についてどのようなに考えているか発言する機会を与えるために開発されました。U-Reportに登録した若者は、若者たちが自分たちに関わりのある問題について、SMSで意見を発信することができます。また、U-Reportを通じた社会問題に関するアンケートも定期的に行われ、その結果はオンラインで公開されるため、政府や地域のリーダーたちは、リアルタイムで問題を特定し、トレンドを把握し、内容によっては政策決定に反映することができるのです。

もともとウガンダで始まったU-Reportは、新たにチリやメキシコなどの国でも運用が開始され、現在15カ国で使用されています。そして、意見を交換したりアンケートに回答したりするU-Reporter(ユー・レポーター)”と呼ばれる利用者たちは、現在、世界で100万人を越えています。これらの成果は、『スター・ウォーズ:フォース・フォー・チェンジ』を通じた支援に大きく支えられています。

携帯電話のテキストメッセージを用いてU-Reportを利用する様子。
© UNICEF
携帯電話のテキストメッセージを用いてU-Reportを利用する様子。

現在100万人以上のU-Reporterたちは、それぞれのコミュニティで変化をもたらしています。若者たちは、自分たちのリーダーたちの政策決定のプロセスに、積極的に参画することができるようになったのです。

ウガンダで暮らすU-Report開始当初からの利用者、クレオパトラ・ジョンさんは、次のように話します。

「『若者だって、変化をもたらすことができる』と、人々に証明するのです。私たちは皆、自分が信じることのために立ち上がり、変化をもたらすことができます。みんなで世界を変えましょう。もっと効果な方法で、もっと繋がり合い、意見を言い合えるようにするのです。一緒に立ち上がり、あなたの声を世界に届けましょう」

利用者100万人突破。という素晴らしい成果を祝うと同時に、利用者1,000万人突破を迎える日が待ち遠しくてたまりません。

あなたもU-Reportに参加することができます。手順は、ツイッターで@UReportGlobalをフォローし、ダイレクトメッセージで送られてくる登録用の質問に答えるだけです。

2.妊産婦に検査結果をより早く

南アフリカ共和国の保健省によって展開されている“MomConnect(マム・コネクト)”プログラムは、妊娠中と出産時、そして赤ちゃんが1歳を迎えるまで、母子ともに健康でいられるようにするための情報を、SMSを使って妊産婦に提供しています。

エボラ出血熱流行時には、U-Reportを通してエボラに関す情報などが届けられ、啓発活動にも用いられた。
© UNICEF
エボラ出血熱流行時には、U-Reportを通してエボラに関す情報などが届けられ、啓発活動にも用いられた。

ユニセフ・イノベーションは、『スター・ウォーズ™:フォース・フォー・チェンジ』キャンペーンによる支援により、MomConnectの仕組みをさらに拡大し、診療所や検査機関と母親とを繋ごうとしています。診療所や検査機関で受けた検査結果をSMSで受け取ることができれば、必要な治療を現在よりもより早く開始することができるようになると、期待しています。

3.若者たちが考案、「繋がり」をテーマにしたプログラム

『スター・ウォーズ™:フォース・フォー・チェンジ』キャンペーンが支える「ユニセフ・グローバル・デザイン・チャレンジ」は、若者向けのイノベーションの取り組みです。世界的な影響をもつ各地域の課題を挙げ、その解決を導くために、人間中心設計*を取り入れたプログラムを学生が考案し、オンライン上で発表します。

* human-centered design:使う人間の立場や視点に立って設計を行うこと

今年のテーマは、“繋がり”。「繋がることが難しい場所や人と、より繋がるには?」という課題に若者たちが取り組みました。優秀作品にはニカラグアとインドネシアの若者たちのアイデアが選ばれました。

ニカラグアの若者たちは、“HealthConnect: Quality Health Across Barriers(ヘルス・コネクト:壁を越えて質の高い保健サービスを)”という案を発表しました。ニカラグア・北アトランティコ自治区の先住民が暮らす農村部のコミュニティを対象に、保健サービスの提供方法を再設計をするプログラムです。詳しい内容はこちら(英語)からご覧いただけます。

インドネシアの若者たちが考案した“We are Siblings(みんな兄弟)”は、子どもたちの人間関係向上を目指すプログラムです。このプログラムはインドネシアの5つの大きな島で暮らす子どもたちの繋がりを深めると共に、子どもへの暴力の認識を高め、危険に晒されている子どもたちを支援ネットワークに繋ぐことを目的にデザインされました。詳しい内容はこちら(英語)からご覧いただけます。

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エボラ出血熱流行時には、U-Reportを通してエボラに関す情報などが届けられ、啓発活動にも用いられた。

『スター・ウォーズ™:フォース・フォー・チェンジ』(Star Wars™: Force for Change)キャンペーンを通じ、これまでに500万米ドル以上の募金が世界中から寄せられました。スター・ウォーズ・ファンの皆様をはじめ、世界中の多くの方々のご支援に、心から感謝を申し上げます。

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