写真展「生きる、生きる−4人のカメラマンが見つめた世界の子どもたち」開催のお知らせ

大きくゆれている世界。未就学、食糧不足、貧困、あらゆる形の暴力による身体的・精神的傷害、地雷の危険など、困難な状況の中懸命に生きる子どもたちの姿を、世界各地を取材したカメラマンの写真で紹介する「生きる、生きる−4人のカメラマンが見つめた世界の子どもたち」を開催します。

子どもたちを撮り続ける田沼武能氏、カンボジアの地雷や世界の難民キャンプを取材している小林正典氏、アフガン・ニカラグアなどで長く取材を続ける長倉洋海氏、若手女性カメラマン谷本美加氏によるアフリカ諸国、アフガン、アジア、中米など、世界各地で困難な条件を生きて、生き抜いている子どもたちの写真75点による構成です。

写真展はユニセフの活動の一環として開催されるものです。ユニセフは困難な状況にある開発途上国の子どもたちに、必要な支援を確実に届けるために日々努力しております。そのために、フォトジャーナリスト同様に、子どもや家族、コミュニティなど現場の声に耳を傾けています。これらの写真から、生きていく力のようなものを感じることができるでしょう。静かに掲げられた写真からあなたが受け取ったものがあったとしたら、それが子どもたちの声です。

開催スケジュール

<北海道>

日 時

:2003年7月16日(水)〜18日(金)

場 所 :北海道庁1階ロビー 札幌市中央区北3西6
主 催

:(財)日本ユニセフ協会北海道支部、(財)日本ユニセフ協会

特別協賛 :(株)ベネッセコーポレーション
お問い合わせ

:日本ユニセフ協会北海道支部 TEL:011-671-5717


<岡山>

日 時

:2003年7月30日(水)〜8月4日(日)
  10:00〜19:00(最終日は16:30まで)

場 所 :天満屋地下タウン アートスペース
 岡山市表町2−2−1 TEL:086-231-7690
主 催

:(財)日本ユニセフ協会岡山県支部、(財)日本ユニセフ協会

特別協賛 :(株)ベネッセコーポレーション
お問い合わせ

:(財)日本ユニセフ協会岡山県支部 TEL:086-227-1889


<兵庫>

日 時

:2003年8月11日(月)〜8月30日(土)
 9:00〜20:00

場 所 :生活協同組合コープこうべ生活文化センター
 神戸市東灘区田中町5−3−18
交 通 :JR東海道線住吉駅下車南東へ徒歩8分
主 催

:(財)日本ユニセフ協会兵庫県支部、(財)日本ユニセフ協会

特別協賛 :(株)ベネッセコーポレーション
お問い合わせ

:(財)日本ユニセフ協会兵庫県支部 TEL:078-435-1605


<埼玉>

日 時

:2003年12月4日(木)〜12月9日(火)
 10:00〜20:00

場 所 :DOMショッピングセンター
 さいたま市大宮区桜木町2−3−84
交 通 :JR大宮駅西口
主 催

:(財)日本ユニセフ協会埼玉県支部、(財)日本ユニセフ協会

特別協賛 :(株)ベネッセコーポレーション
お問い合わせ

:(財)日本ユニセフ協会埼玉県支部 TEL:048-823-3932

写真家紹介

田沼武能

写真1929年東京浅草生まれ。49年、東京写真工業専門学校(現東京工芸大学)卒業後サンニュース・フォトス社入社。同時に木村伊兵衛に師事。51年『芸術新潮』嘱託。65年米タイム・ライフ社と契約。72年フリーランス。84年から19回にわたり黒柳徹子ユニセフ親善大使の親善訪問に同行撮影。85年菊池寛賞受賞。90年紫綬褒章、02年勲三等旭日中綬章を受ける。日本写真家協会会長。

長倉洋海

写真1952年北海道釧路市生まれ。同志社大学卒業後、時事通信社、80年よりフリー。93年第12回土門拳賞、98年産経児童出版文化賞など受賞。作品集に「内戦・エルサルバドルの民衆」(晩聲社)、「激動の世界を駆け抜ける」(講談社)、「ワタネ・マン 私の国アフガニスタン」( 偕成社)、「アフガニスタン 敗れざる魂 マスードが命を賭けた国」(新潮社)、「へスースとフランシスコ-エルサルバドル内戦を生き抜いて」(福音館)など。

小林正典

写真1949年京都市生まれ。80年国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と写真契約。94年国連写真家賞。97,99年産経児童出版文化賞推薦。作品集に「みなおなじ地球の子」「難民・終わりなき苦悩」「対人地雷カンボジア」など。

谷本美加

写真千葉県生まれ。大学卒業後東京写真学校卒業。1995年フリー。中近東諸国や在日外国人など撮影。1998年国境なき医師団フォトジャーナリスト賞受賞。01年、ソマリアの紛争によるトラウマを取材した写真展「MAD SOMALIA」を開催。02年、グアテマラのストリートチルドレンを取材。02年、03年と北朝鮮・韓国を取材。