(財)日本ユニセフ協会  

日本国際児童図書評議会主催・日本ユニセフ協会共催

「世界のバリアフリー絵本展」開催

 国際児童図書評議会(IBBY)(注1)の障害児図書資料センターは、長年収集してきた4000冊を超える障害児関係の資料の中からIBBY50周年を記念して、43タイトルの本をセレクトしました。JBBY(注2)はこれらの絵本を借り受け、日本のバリアフリー絵本を加えて巡回展示を行います。

絵本はその内容により、9つのカテゴリーに分けられています。

  • 身振りで語る(手話つき絵本)
  • ブリスやピクトグラム(絵文字)が付いている本
  • 指で読む(さわる絵本)
  • 市販絵本に点字をつけた本
  • 音の描かれている絵本に音声をつけた本
  • 「やさしく読める本」として特別に作られた本
  • 一般の市販絵本の中で「障害」を超えてみなが楽しめる本
  • 障害のある人物が描かれている本
  • 障害のある人たちのアートや文学作品

 本絵本展を通して、こうした本の存在や必要性を知っていただき、今後研究開発が進み、普及していくことを願っています。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

3月の巡回スケジュール

 

子どもの本ワールドinかごしま

 

【日時】

2004年3月13日(土)14日(日) 午前10時〜午後5時(予定)

 

【場所】

鹿児島市山下町14−50 かごしま県民交流センター
(市電 「水族館口電停」より徒歩3分/JR「鹿児島駅」下車より徒歩10分)

 

【定員/申込方法/費用等】

併設イベントの講演会などは事前申し込みが必要です。(内容等は未定)
絵本展は申し込み・費用は不要。

 

【連絡先】

「子どもの本ワールドinかごしま」実行委員会 事務局
担当者 飯伏(南日本新聞社)
TEL:099−813−5073/FAX:099−813−5089

   
 

かごしま文庫の会

 

【日時】

2004年3月16日(火)〜27日(土)
(22日(月)休館日、開館時間 平日9:00〜19:00 土日9:00〜17:00)

 

【場所】

鹿児島市城山町5−1 鹿児島県立図書館
(JR鹿児島駅より市電「市役所前」、徒歩2・3分)

 

【定員/申込方法/費用等】

なし

 

【連絡先】

かごしま文庫の会 担当者 種村
TEL / FAX:099−265−8532


2月の巡回スケジュール

 

NPO法人 高知こどもの図書館

 

【日時】

2004年2月9日〜2月22日 10:00〜18:00 (2月10,12,17,19日は休館)

 

【場所】

高知市永国寺町6−16 NPO法人 高知こどもの図書館 2階多目的スペース
(高知県交通バス・土電バス・土佐電気鉄道(電車)の「高知城前」、あるいは「大橋通」より徒歩7分)

 

【定員/申込方法/費用等】

なし

 

【連絡先】

NPO法人 高知こどもの図書館
TEL: 088−820−8250 / FAX: 088−820−8251
*併設展「子どもの権利と子どもの権利条約」(関連図書の展示)、および関連行事有り。
詳細は直接お問合せください。

   
 

三重県立図書館

 

【日時】

2月27日(金)〜3月7日(日)
平日9:00〜19:00 土・日・祝日 9:0xb0〜17:00 (2月29日,3月1日は休館)

 

【場所】

三重県津市一身田上津部田1234番地 三重県立図書館 文学コーナー

鉄道 :

津駅(近鉄名古屋線・JR紀勢本線・伊勢鉄道)西口下車

バス :

三重交通定期バス津駅西口から約5分、総合文化センター下車

徒歩 :

津駅から約25分

タクシー :

津駅から約5分

 

【定員/申込方法/費用等】

なし

 

【連絡先】

三重県立図書館 田中みちよ 
TEL: 059−233−1180 / FAX: 059−233−1190


1月の巡回スケジュール

 

社会福祉法人 フォーレスト八尾会 おわらの里ふれあいホーム・すみれ

 

【日時】

1月19日(月)〜1月30日(金)

 

【場所】

富山県婦負郡八尾町東町2149 八尾町立図書館内 八尾ふらっと館(JR高山線 越中八尾町より徒歩15分)

 

【定員/申込方法/費用等】

なし

 

【連絡先】

社会福祉法人 フォーレスト八尾会 
おわらの里ふれあいホーム・すみれ工房 担当:村上 満
TEL / FAX:076−454−2117

注1:IBBY(国際児童図書評議会:International Board on Books for Young People)は、ミュンヘン国際青少年図書館の創始者であったイラン・レップマンが提唱し、1953年に設立。現在60ヶ国以上の国々が加盟し、各国で子どもの本の普及や読書促進活動を行っている非営利組織です。本と出合うことが困難な障害のある子どもたちと本をつなぐ障害児図書資料センターの取り組みも、IBBYのプロジェクトの柱のひとつです。

注2:JBBY(日本国際児童図書評議会:Japanese Board on Books for Young People)は、IBBYの日本支部。「子どもの本を通して国際理解を」という理念に共鳴して1974年に設立。以来、JBBYは会員のボランタリーに支えられてIBBYの日本における窓口として、また、広く子どもの本に関する国際協力の対外機関として、国内外でさまざまな活動をおこなっています。
JBBYホームページhttp://www.jbby.org/

共催にあたって
 日本ユニセフ協会は、JBBYが企画されたノーマライゼーションの理念や「障害」を超えて子ども同士が同じ絵本を楽しむという開催趣旨に賛同しています。


www.unicef.or.jp

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