
GUITAR AID
牧瀬理穂さん、佐野元春さん、加山雄三さん、浜田省吾さんら著名人・アーティストがアフリカ・マラリア撲滅支援に参加
チャリティー・オークションの売上金140万円あまりを日本ユニセフ協会に贈呈 アフリカ・シエラレオーネのマラリア対策に
去る10月1日(土)・2日(日)、東京・日比谷公園で開催された「国際協力」イベント『グローバルフェスタJAPAN2005』の期間中開催された、アーティスト、ミュージシャンらによるチャリティーオークション「ギターエイド」。マラリアからアフリカの子どもたちを救う蚊帳を普及するため、佐野元春さん、浜田省吾さん、加山雄三さん、葉加瀬太郎さん、小林克也さん、高野寛さん、鈴木雅之さん、かまやつひろしさんをはじめ、数多くの著名人の方々が、サイン入りのギターやTシャツなどを提供。オークションなどを通じ総額1,411,935円の善意が寄せられました。
(ご賛同者のギターエイドに寄せるメッセージは、「ギターエイド」ホームページhttp://icf.visitors.jp/g_festival/guitar.htmlで紹介されています)
26日午前、外務省で行われた募金贈呈式では、『グローバルフェスタJAPAN2005実行委員会』から、(財)日本ユニセフ協会事務局長 早水 研に募金目録が手渡されました。贈呈式には、ギターエイドによるマラリア対策支援が実施されるアフリカ・シエラレオーネから一時帰国中のユニセフ職員 根本巳欧氏も同席。ギターエイドに協賛戴いた著名人の方々、そうした方々の呼びかけに応じて善意を寄せて下さった方々への感謝の意を表しました。
今回寄せられた140万円余りの資金により、マラリア対策に有効な防虫剤を繊維に染み込ませた蚊帳2000張が、シエラレオーネの子どもたちの元へ届けられます。はしかやポリオなどとは異なり、予防接種が開発されていないマラリアから子どもたちを守るには、マラリアを媒介するハマダラ蚊が夜行性であるが故、今回ギターエイドでアフリカに送られる防虫剤処理済みの蚊帳の使用が、現在、最も安価で効果的な手段の一つです。
しかし、アフリカのマラリア汚染地帯では、こうした蚊帳の中で安心して朝を迎えられる子どもたちは、全体の数パーセントに過ぎません。(財)日本ユニセフ協会では、「アフリカ緊急募金」を通じて、更なる子ども支援・マラリア対策支援を呼びかけています。メディアの皆様のご理解・ご協力をお願い致します。