協定地域組織の活動報告
ユニセフスタディーツアー報告会
主催: |
兵庫県ユニセフ協会 |
日時: |
2016年4月30日(土) 13:00〜14:00 |
会場: |
コープこうべ生活文化センター2階展示室 |
ゲスト: |
千振洋子さん |
2月21日〜2月27日に実施された「ユニセフ・ミャンマースタディツアー」に参加し、ユニセフのサポートを受けている農村地域を訪れ、支援の成果や現地の実情を視察した千振洋子さんの報告会がありました。
ミャンマーの5歳未満児の栄養不良は深刻で35%が発達阻害に陥っていると言われ、その原因として、栄養価の低い食事や母乳育児率の低さ、加えて妊産婦・乳幼児の食習慣に関連した文化・社会的な因習やタブーなどの存在などが上げられるそうです。
タイと国境を接する地域では、タイへ出稼ぎに行き、出産のためにだけ実家へ戻る女性も多く、おばあさんが昔からの古い言い伝えに倣って子育てをしているとか。
千振さんは、迷信などに頼らない育児をすすめるためにも、おばあさんへの栄養指導も必要であり、知識を広めるための保健婦などの人員を増やすことが大切と思ったそうです。
報告会では、手工芸品や母子手帳などの紹介もありました。
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