日本ユニセフ協会

コンゴ民主共和国 ユニセフ現地レポート

お母さんたちは、キットを持ってお産にやって来ます。大橋 泰子(おおはし やすこ)コンゴ民主共和国事務所 計画・モニタリング専門官 新生児死亡の多さは世界で5番目 貧しさの中で失われる小さな命

アフリカ大陸のほぼ中央に位置するコンゴ民主共和国。世界で最も貧しい国のひとつであり、国民の大半が電気も水道もない村々で暮らしています。 イモやトウモロコシなどの偏った食事しかとれない家庭も多く、栄養不良の母親から低体重児が生まれてくることを主な原因とする低体温症や呼吸困難、感染症などにより、 年間10万人を超える新生児が命を落としています。

キットを使って無事双子を出産 医療施設で生まれていても

この国では、8割(地方では74%)の赤ちゃんが保健所などの医療施設で生まれています。 それなのになぜ多くの命が失われているのかを調査したところ、施設の医薬品の不足や、 医療従事者が十分な訓練を受けていないことが浮かび上がってきました。そこで、安全な出産のために最低限必要な物を揃えたキット(剃刀、消毒薬、保温シート、母親用の栄養錠剤など) を妊産婦に配付し、各自が施設に持参することで、生まれてくる命を守れるようにしています。
また医療従事者には、誕生後数時間以内に行なうべきケア(全身を布で包む、へその緒や目の消毒、誕生直後の授乳など)の徹底を指導しています。 このように、幼い命を守る方法を考えては、計画、実業改善を繰り返す地道な活動ですが、多くの赤ちやんが無事に誕生し、育っていることに、この仕事の重要さを実感します。

定期的な体重測定で健康チェック 命の重さはどの国でも同じ

この地の人々は、結婚祝いに沐浴用のたらいを贈るほど赤ちゃんを大切にしています。 貧しい国に生まれたというだけで奪われている子どもたちを一人でも多く守るために、これからもたくさんの課題に取り組んでいきます。 生きるチャンスを奪われている子どもたちを一人でも多く守るために、これからもたくさんの課題に取り組んでいきます。

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生後24時間の壁、今日生まれた命を明日につなぐ

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