〜子どもたちが見たもの
© UNICEF/Giacomo Pirozzi
EYE SEE プロジェクト
写真撮影を通じ、子どもたちが表現する力を養い、「子どもの目」で見た世界を周りの人に伝え、社会参加を促すことを目的としたユニセフの子ども写真プロジェクト。
プロジェクトのはじまりは、2006年、パキスタン地震で被災した子どもたちの心のケアをすることでした。カメラを手にした子どもたちは、破壊された故郷の復興に必要なものや大切なものを伝え、また感情を表現する機会を得ることができました。
EYE
EYE SEE IIIは、貧困をはじめ、多くの課題を抱えるアフリカのリベリアとルワンダが舞台。両国とも、内戦の終結後、回復に苦しんでいます。
子どもたちの多くが、今も心の支えを必要としながら、戦争によって破壊された社会の中で成長しています。
写真撮影のワークショップには、学校や保護施設から選ばれた40人の子どもが参加。子どもたちは、5日間にわたり、プロの写真家から撮影の基本技術、構図、テーマの選び方、表現の仕方を学びました。テーマにふさわしい場所や被写体を選んで約2,000枚の写真を撮影。最終日には、作品を展示、鑑賞し、子どもたちはベストフォトやベストフォトグラファーを投票で決めました。最後に子どもたちには、参加証明書が授与されました。
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© UNISEF/Giacomo Pirozzi
子どもたちの写真をスライドショーで見る
今回子どもたちは、 「貧困」、 「マラリア予防」、 「環境」、 「子どもの遊ぶ権利」という4つをテーマに、日常生活を記録し、生き生きとした人や風景を表現するとともに、自分たち直前している問題や厳しい現状を伝えています。
マラリア予防(リベリア編) 美しさと危さ(ルワンダ編)
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© UNISEF/Giacomo Pirozzi
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