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財団法人日本ユニセフ協会
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衛生的な環境を子どもたちに 『ブルキナファソ衛生募金』現地より最新報告

西アフリカに位置し、日中の気温は40度前後にもなる灼熱の国、ブルキナファソ。ここ数年、気候変動による降雨量の減少が農作物の不作や食料高騰をもたらし、国全体で5歳未満の子どもの3人にひとりが栄養不良です。また、水と衛生に関わる問題が深刻で、農村部では、安全な水を利用している人の割合は72%、衛生的なトイレを使用している人はわずか6%です。

また、慢性的な水不足から、ため池などの不衛生な水を飲まざるを得ない状況となり、子どもたちは、腹痛や下痢性疾患、寄生虫病、皮膚炎などに苦しんでいます。さらに、こうした厳しい環境下では、食事の前やトイレの後に手洗いをする、身体を清潔に保つ、水を利用して掃除をするといった、病気を未然に防ぐための衛生習慣を実行することも難しく、必然的に生活全般にわたって衛生状態が悪化しています。

© 日本ユニセフ協会

ブルキナファソのバム県は、日本ユニセフ協会に寄せられている活動分野別指定募金、『ブルキナファソ衛生募金』が役立てられている現場です。この『ブルキナファソ衛生募金』は、日本の支援者のみなさまから直接寄せられるほか、グリーン家電やエコ住宅等を購入された日本の一般消費者のみなさまから家電エコポイント・住宅エコポイントの交換申込を通じてご協力いただいています。また、家電エコポイント・交換事業者様(企業)からのご支援も寄せられています。

気候変動のために過酷な暮らしを強いられている子どもたちが、健康的な暮らしを送るうえで大切な基盤となるのが、「安全な水と衛生環境」です。現地では、ユニセフと現地NGOが連携し、安全な給水設備の提供や衛生的なトイレを設置する活動と並行して、住民自らがこれらの設備を持続的に維持・管理できるようにするための啓発活動や、衛生習慣の普及が進められています。

皆さまからご協力いただきましたブルキナファソ衛生募金は2014年6月をもって終了いたしました。支援の成果については下記ページよりご覧いただけます。

ブルキナファソ衛生募金

ブルキナファソへの募金は、引き続き「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム スクール・フォー・アフリカ」で受付しております。ブルキナファソを含むアフリカの教育支援に毎月ご協力いただく募金プログラムで、学校での水と衛生環境を整えるために、井戸やトイレの設置などの支援も行っています。

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