安全な水を世界の子どもたちに
水で奪われる子どもたちの未来
どうなっているの?子どもたちを取り巻く水事情

安全でない水や不十分な衛生施設により、慢性的に腸チフスや寄生虫、下痢などの病気に苦しめられている子どもの多くが満足に学校に通えずにいます。 昨年これらの子どもたちが学校に通えなかった日数は、世界全体で合計5億日にのぼると推定されています。

どうなっているの?子どもたちを取り巻く水事情(世界地図)

きれいな水が手に入らない人の地域分布

きれいな水が手に入らない人の地域分布

衛生施設(トイレ)を持たない人の分布

衛生施設(トイレ)を持たない人の分布

下痢性の病気で亡くなる子どもたち

18歳未満の子ども9億8000万人に適切な衛生施設(トイレなど)がなく、4億2500万人に安全な水がありません。 5歳未満の子ども2億8000万人が衛生施設(トイレなど)のない家庭で暮らしており、1億2500万人以上に安全な飲み水がありません。
下痢性の病気による子どもの死亡の88%がこれらの原因で引き起こされ、年間で下痢に関わる病気で命を失う5歳未満の子ども190万人のうち、実に150万人以上が、こうした環境が原因となっているのです。
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