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ユニセフ子どもネットウェブマガジン
No.28
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世界のニュース(2)

マラリアをなくそう!
「アフリカ・マラリアの日」に多くの人がたちあがる

30秒にひとり、子どもの命をうばうマラリア。毎年3億5千万人から5億人の人たちがあらたに感染し、100万人が命をうしなっています。そのほとんどがアフリカにすむ子どもたちです。

マラリアは寄生虫(きせいちゅう)のひとつで、マラリアが寄生しているハマダラ蚊にさされると感染します。熱帯、亜熱帯の国ぐにに生息しています。マラリアに感染すると、高熱が出て、ちゃんとした治療をうけられないと、命をおとすことがある病気です。

マラリアにかかった人の9割が命をうしなっているアフリカでは、5人にひとりの子どもがマラリアで命をうしなっているといわれています。マラリアは子どもたちに貧血をひきおこす原因にもなっていて、さらに妊娠しているお母さんにとっては、低体重の赤ちゃんを生む原因にもなっています。乳児死亡率が増えたり、子どもの成長のさまたげになることもあります。

また、マラリアはHIV/エイズの症状をひどくすることもあるため、HIVウイルスに感染している人が多くいる地域では、とくに注意が必要です。

マラリアは、予防ができ、しっかり治療をうければ、なおすことができる病気です。しかし、ちゃんとした予防や治療をうけることができない人びとが、世界にはまだたくさんいます。しかも、マラリアに感染した子どもや赤ちゃんを救うためには、発病してすぐに治療をうけなくてはいけません。

© UNICEF/HQ 99-0454/ Pirozzi
蚊帳に殺虫剤をしみこませて、マラリア蚊をよせつけないようにする方法を、看護婦が実演しているようす(ルワンダ)

子どもたちをマラリアから守るためには「蚊帳(かや)」がとても効果があるといわれています。蚊が活動をするのは、夕方から夜です。子どもや赤ちゃんが寝ているときに、蚊にさされないように、蚊帳のなかでお母さんといっしょに眠ります。ユニセフは、ただの蚊帳ではなく、殺虫剤をしみこませた蚊帳を送っています。2006年には、支援のために2400万張り(はり)の蚊帳を準備しました。この蚊帳をみんなが使えば、子どもの死亡率を20パーセントへらすことができるだろうと考えられています。

2000年4月25日に、アフリカでマラリアの被害をうけている国ぐにが、ナイジェリアのアブジャに集まり、マラリアを撲滅(ぼくめつ)させるための会議を行いました。その4月25日をアフリカ・マラリアの日として、世界にマラリア撲滅をアピールする日にさだめました。2007年は「成功のためのリーダーシップとパートナーシップ」というテーマのもと、アフリカの国ぐにだけではなく、世界各地で、マラリアに関係するイベントが各国で行われました。

すくえるはずのおさない命がたくさん失われています。ユニセフもマラリア撲滅のために、政府や各団体と協力をして、支援をおこなっています。

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