世界の子どもたちは今

ユニセフ子ども物語

ユニセフ学校募金指定募金

モンゴル 移動生活の子どもたちを守ろう

カンボジア 農村の子どもにより良い生活を

世界のともだち

ユニセフ学校募金 指定募金

ユニセフ学校募金は、通常募金のほかに、送り先の国を指定して募金することができる指定募金があります。指定募金の対象は、カンボジアとモンゴルの2つの事業です。

モンゴル 移動生活の子どもたちを守ろう

日本の4倍の広い国土のモンゴルには、遊牧をして生きている人びとが大勢います。1990年に旧ソ連邦の崩壊で、社会のしくみが変わったため、人々の生活はとても混乱し治安も悪化しました。その後、遊牧を続けられず、都市近郊に移り住み、厳しい生活を送っている人びとがいます。

幼稚園事業が打ち切られると、小学校の中途退学率が高くなったため、幼稚園が重要だと考えられるようになりましたが、家族で牧草がある場所に移動する遊牧民の子どもたちは普通の幼稚園に通うことがむずかしい状況でした。

ユニセフは遊牧民の子どものところに、先生が出向いていく「移動式幼稚園」を支援しています。草原に点在する遊牧民のゲル(組み立て式の家)を週に1回の割合で借りて、そのゲルの周辺の子どもたちを対象に幼稚園をひらく活動です。幼稚園教員やボランティアの養成、必要な教材も支援しています。この活動を通して、保護者の意識を高めるための教室や、保健や衛生の知識を伝える活動も行っています。

学校の先生方を対象とし、毎年カンボジアとモンゴル2つの指定募金事業を交互に視察しています。

●過去のモンゴル・スタディツアー
写真:©日本ユニセフ協会

カンボジア 農村の子どもにより良い生活を

カンボジアは、長い間紛争と混乱が続いていました。1998年に安定した政権が生まれ、ようやく平和と復興への道を歩み始めたところです。しかし、30年近く続いた混乱で多くの人材が失われ、学校の教員、保健センターの保健員などが不足するという大きな問題を抱えています。ユニセフは「セッコマ(日本語で「子どもの権利」という意味)」と呼ばれる事業を行い、厳しい農村の生活の中で子どもが健康に育ち、学校に通い、自分の能力を伸ばして生きていけるようにする支援を行っています。この事業は村でのさまざまな教育活動を通して、子どもの権利が守られる村づくりをめざす、国づくりの基盤となる取り組みです。

カンボジアでは、多くの人が森や川などの野外や、穴を掘った場所で用を足しています。しかし、飲み水の汚染の原因になるので、井戸や送水管の整備をする時に、井戸からはなれた場所にトイレをつくることが大切な理由やトイレの種類、作り方について講習会を開いています。また、村の幼稚園づくりを進め、親に子どもが教育を受けることの意義を理解してもらい、子どもが小学校生活に早くなれて、しっかり勉強できるように活動しています。子どもと直接接する幼稚園の先生や保健員が子どもの権利について理解するための支援も行っています。

学校の先生方を対象とし、毎年カンボジアとモンゴル2つの指定募金事業を交互に視察しています。

●過去のカンボジア・スタディツアー
写真:©日本ユニセフ協会
財団法人 日本ユニセフ協会