世界のともだち

スタディツアー視察報告

カンボジア  スタディツアー報告  (2007年7月22日〜29日実施)

1. カンボジア スタディツアーの目的と視察内容

日本ユニセフ協会学校事業部は現在、2つの国(カンボジアとモンゴル)で事業を指定して支援を行っています。この支援は日本全国の学校の皆さんから寄せられる募金によって支えられています。
毎年、学校の先生方に事業の様子を視察していただき、その体験をもとにさらにユニセフへの理解と協力の輪を広げるためのツアーを行っており、今年度は、2007年7月下旬にカンボジアを訪問しました。

ツアー参加者とユニセフスタッフ
カンボジアにある
ユニセフ事務所

カンボジアで支援している事業は「セッコマー」といいます。「セッコマー」とは、カンボジアの公用語クメール語で『子どもの権利』を意味しています。
貧困に苦しむカンボジアの農村の子どもたちが健康に育ち、教育を受けて健やかに成長するという、基本的な子どもの権利を守る活動を中心にして、農村の生活改善や地域の復興なども目指している事業です。農村の人々が事業の意図を理解しやすいように、事業の名称を「セッコマー(子どもの権利)」としています。  

カンボジアはどんな国なのか、カンボジアで行われているユニセフの事業や農村の子どもたちの状況などについてご報告いたします。

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日本ユニセフ協会