パートナー(協力企業)

nepia 「千のトイレプロジェクト」
トイレが子どもたちの命と健康を守る!

nepia千のトイレプロジェクト 2020年キャンペーン

家庭紙メーカーの王子ネピア株式会社は、国際衛生年にあたる2008年、開発途上国のトイレと水の問題に取り組むため、「nepia千のトイレプロジェクト」を立ち上げました。プロジェクト13年目となる今年は、2020年11月1日〜2021年1月31日でキャンペーンを実施。期間中、ティシュ、トイレットロールなどの対象商品の売上の一部がユニセフへ寄付され、「水と衛生に関する支援活動」をサポートし、アジアで一番若い独立国である、東ティモールを支援対象国として、衛生環境の改善を目指します

活動の目標

「千のトイレプロジェクト」では、東ティモールの農村部で習慣的に行われている屋外排泄(注1)をなくし、衛生的で健康的な生活を送るために、地元で手に入れることができる資材を集めて自分たちの力でトイレをつくるCLTS=Community Led Total Sanitation というアプローチによる支援を実施してきました。2020年度中に完成予定の第12フェーズまでに、累計約2万3,000件、61村の408集落、約14万7,000人の子どもとその家族の、衛生的な暮らしに貢献します。13年間の活動は確実に成果につながっており、国内の全域でトイレの普及・屋外排泄の習慣根絶の機運が高まっています。

第13フェーズは、本プロジェクトの継続的な支援により、屋外排泄を全国ではじめて達成したエルメラ県が支援地。さらなる衛生の改善のため、より安全で衛生的なトイレへのアップグレードへの支援や、コミュニティや学校での衛生に関する啓発活動の強化などを支援し、村人の生活をより衛生的で緑豊かなものに導くことを目指しています。

(注1)屋外排泄の根絶:村の全世帯、全公共施設に改善されたトイレへのアクセスがあり、住民全員がトイレを使用していること。また、村に屋外排泄の形跡がないこと。衛生意識向上の活動に基づき、村を挙げた自発的なトイレづくりで、上記の基準を満たした村が、政府関連機関の認証のもと、屋外排泄の根絶宣言を行います。

「トイレの後と食事の前は手を洗う」
東ティモールでは学校での手洗いの習慣が普及している

「屋外排泄はしない」と決意し、トイレ(男性の後ろ)を自分たちの手で作った

キャンペーンは終了いたしました。
たくさんのご協力ありがとうございました。

  • 東ティモールでの活動 〜どんなトイレをつくるの?〜

  • 東ティモールでの活動 〜どんなトイレをつくるの?〜