
長谷部誠大使、ロヒンギャ難民キャンプ訪問 1日目/日本ユニセフ協会
長谷部誠大使、ロヒンギャ難民キャンプ訪問 2日目/日本ユニセフ協会
ロヒンギャ難民キャンプの学習センターが閉鎖されているため、母親と先生の助けを借りながら自宅で勉強する女の子
危機の発生から4年。以来、ユニセフは必要な支援を届けるべくパートナー団体と教育、水と衛生、栄養、保健や子どもの保護支援事業を行い、住民への啓発活動を行ってきました。 2019年には、2,500の学習センターを設置し、5万人以上の子どもに学習の機会を提供し、1万2,500人の青少年にライフスキル教育を提供しました。しかし、2020年3月にはCOVID-19がキャンプ内でも発生し、2021年3月にはキャンプ内での火災が発生。火災で住居を失い、COVID-19の感染で家族と離れ離れになった子どももいれば、火傷を負ったり、火を見てミャンマーで経験した暴力を思い出し、トラウマに苦しむ子どももいます。さらにはモンスーン時期の大雨により、607の学習センターが影響を受け、継続が困難になりました。キャンプ内の教育施設は、2021年9月以降徐々に再開され、11万人以上の子どもは学習の機会を取り戻しています。しかし、3-5歳向けの施設は未だに閉鎖されたままです。危機から4年、あまりにも多くの苦しみに子どもたちは直面しています。
ユニセフが支援する保健センターで栄養不良の検査を受けるアティカちゃん(10カ月)
ユニセフは、すべての子どもが守られ、権利を享受できるよう、水と衛生、保健、栄養、教育、子どもの保護や開発のためのコミュニケーション(C4D)などを通じた行動変容や政府との連携に取り組んでいます。
2021年は、下記の支援を届けることが出来ました。
堤防からあふれる水をせき止めようとする子どもたち
ユニセフは、ロヒンギャの子どもたちが避難先で尊厳を守られ、また、新型コロナウイルス(COVID-19)禍でも栄養や教育、保護など必要な支援を継続して提供しています。最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるために、ロヒンギャ難民緊急募金にご協力をお願いいたします。
危機下にあるロヒンギャ難民の子どもたちと家族に、人道支援活動を届けるユニセフの活動を支えるため、
みなさまのあたたかいご協力をお願いいたします。
※2022年1月現在 1米ドル=109円で計算
※輸送や配布のための費用は含まれていません。
※ご寄付の金額は任意です。
郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「ロヒンギャ」と明記願います。 *窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。