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No.232
Date: 2005/03/10(Thu) 16:24
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ★今日で投稿をしめきります!

みなさん10日間、学習会に参加してくれてありがとうございました。たくさん発言できたでしょうか・・・?現地スタッフの宮川さんや根本さんに、みなさんには質問や意見を聞くことができましたか?
今日の夜で、子どもたちからの新規の投稿をいったん締め切ります。明日までは現地スタッフの方も最後の書き込みをしてくださいます。この掲示板は3月13日の日曜日まではこれまでの記事を読むことができますが、その後は、18日からはじまる第二回の学習会の準備のため、一度掲示板を閉鎖します。これまでに話しあわれた内容は子どもネット特設ページで公開されますので、次の学習会での参考にしてください。
最後にスタッフへのメッセージや、今回の学習会への感想もお待ちしています。


No.242 -> No.232
Date: 2005/03/11(Fri) 13:48
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ひきつづき感想を募集します

みなさん10日間、いかがでしたか?宮川さん、根本さんからの最後のメッセージ、ジーンときてしまいました。みなさんはどう感じましたか?
第1回目の学習会は終わりましたが、ひきつづきこの学習会への感想や、スタッフへのメッセージを受け付けます。
13日(日曜日)までこの掲示板はオープンしていますので、どしどし投稿やつぶやきをお願いします。また、スタッフへ個人的に感想を送りたい人は、高田まで(mtakada@unicef.or.jp)メールをお願いします。
次回の学習会は、18日(金)からスタートします!
次のテーマは「困っている子どもたちのために、国や国際社会など、おとなたちはなにをしなくちゃいけないのかな?なにがひつようなのかな?そして、子どもたちにはなにができるんだろう?」
今回の学習会で出てきたみんなからの意見や、スタッフの宮川さん、根本さんからのアドバイスを参考にしながら、話をもっと具体的な方向へすすめていきたいと思います。
では、またここでお会いしましょう!
高田 三穂(たかだ・みつほ)


No.244 -> No.242
Date: 2005/03/11(Fri) 18:11
Name: とーこ
Subject: 感想

こんにちは 今回のディベートはテスト中ということもあり、あまり参加することができなくて少しザンネンでした(;_;)
が、ネットワーカーの皆さん・スタッフの皆さんの考えを呼んで物事の新しい見方や、今まで知らなかった問題について気づくことができました。
今後の自分への課題としては、宮川さんがおっしゃられていたように「まず、自分のまわりに優しく」していきたいです。
みなさん、ほんとにありがとう メルシー★ 


No.245 -> No.242
Date: 2005/03/11(Fri) 19:00
Name: 江渕薫
Subject: Re: 感想

とても勉強になりました。自分が思ってた事と同じ意見の人や、そうじゃない人もいて、特に違う意見から学んだ事はたくさんありました。
また、学習会には参加したいです。


No.246 -> No.242
Date: 2005/03/11(Fri) 20:07
Name: 高橋
Subject: Re: ひきつづき感想を募集します

> みなさん10日間、いかがでしたか?宮川さん、根本さんからの最後のメッセージ、ジーンときてしまいました。みなさんはどう感じましたか?
>
> 第1回目の学習会は終わりましたが、ひきつづきこの学習会への感想や、スタッフへのメッセージを受け付けます。
>
> 13日(日曜日)までこの掲示板はオープンしていますので、どしどし投稿やつぶやきをお願いします。また、スタッフへ個人的に感想を送りたい人は、高田まで(mtakada@unicef.or.jp)メールをお願いします。
>
> 次回の学習会は、18日(金)からスタートします!
>
> 次のテーマは「困っている子どもたちのために、国や国際社会など、おとなたちはなにをしなくちゃいけないのかな?なにがひつようなのかな?そして、子どもたちにはなにができるんだろう?」
>
> 今回の学習会で出てきたみんなからの意見や、スタッフの宮川さん、根本さんからのアドバイスを参考にしながら、話をもっと具体的な方向へすすめていきたいと思います。
>
> では、またここでお会いしましょう!
> 高田 三穂(たかだ・みつほ)
この会に参加して、皆さんの意見が素晴らしくて本当に勉強になりました。また、自分と同じ考えを持つ人もいましたが、より具体的な内容となっていたので、これまた脱帽です。これからも努力していきたいと思います。
UNICEFスタッフの皆様、貴重な体験をありがとうございました。またの機会で宜しくお願いします。


No.247 -> No.242
Date: 2005/03/11(Fri) 21:01
Name: 智代
Subject: Re: ひきつづき感想を募集します

学習会のさいごの3日間ほどしか参加できませんでしたが、とても刺激をうけた学習会でした。
いろんなひとの意見をしって、「この考えっていいなぁ。」「こんな考え方もあるんだぁ〜」と思ってばっかりでした。
まとめの期間も参加していこうと思います。
ありがとうございました。
そしてよろしくお願いします。
智代


No.248 -> No.242
Date: 2005/03/11(Fri) 21:58
Name: あい
Subject: 感想

今回初めてこんな学習会に参加させてもらってたくさんの人たちの意見などなどを聞かしてもらえて、知らなかったこともたくさん知ることができてとてもいい機会でした。
あぁこんなことを考えている人もいるんだぁとか、うちと一緒のことを思ってくれている人もいるんだぁとか・・・
こんなに考えてくれる人もいればいつかみんなが笑って当たり前の権利が当たり前として守られている時代もそんなそんな遠いとこじゃないように感じました。(まだまだ問題は山積みだろうけど)
次回の学習会もぜひ参加させていただきたいです☆


No.249 -> No.242
Date: 2005/03/12(Sat) 16:41
Name: パソコン大好き
Subject: Re: ひきつづき感想を募集します

今回は、楽しかったしとても勉強になりました。
またメインの掲示板や次のウェブディベートでも、似たような話をしたいです。


No.250 -> No.242
Date: 2005/03/13(Sun) 18:37
Name: 広報室さおり
Subject: Re: ひきつづき感想を募集します

10日間、短い間でしたがみなさんが何に問題意識をもっていて、どう感じているのかがわかって嬉しいです。そして世界の子どもたちの状況に、自分のことのように怒って、悲しんでいることに、「これからの子どもの権利は、もっと改善されていくはず!」と希望も感じました。
宮川さん、根本さんもお忙しい中本当にありがとうございました。
どんなに困難な状況にいても、人間は強く生きていけるのですね。強くなければ人に優しくはなれない。今の困難な状況を乗り越えられれば、きっと他人を思いやれる世界になるのではないでしょうか。>世界のことに目を向ける情熱と同じだけ の情熱を自分にも、自分の目の前にいる友達、仲間、家族にも向けて、やさしい豊かな人間になっていってほしいな
この言葉にもズキンときました。自分のできることは、もっと自分の身近なところにもある。そう感じました。
また第二回の学習会も楽しみにしています!


No.251 -> No.232
Date: 2005/03/14(Mon) 16:33
Name: 未来
Subject: Re: ★今日で投稿をしめきります!

私は、この学習会で多くの人の意見を読み、視野が広がったと思います。
自分とは、違う考え方の人の意見を読み、とても勉強になりました。
十日間でしたが、とても良いものになったと思います。
ありがとうございました。

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No.168
Date: 2005/03/07(Mon) 18:52
Name: 郁
Subject: 私達に出来ること

 困っている子供達を減らすには具体的にどのようなことをすればいいと思いますか?
 私は開発途上国・先進国の人々の意識が改善が必要だと思います。
 
 開発途上国の大人達は子供が学校に行き教育を受ける重要性を知るべきです。子供を兵士として、道具として使うことに罪悪感を感じるべきです。できるならば、教育を受けてこなかった人は今からでも、子供と同様に教育を受けるべきです。
 開発先進国の大人達は自分達の子供と共に、平和の大切さを学び、開発途上国の現状を知り、胸を痛めるべきです。自分の利益・自国の利益よりも世界の利益を、自分の子供だけでなく、開発途上国の子供の将来について考えるべきです。開発途上国の子供も自分の子同様に愛おしく思うべきです。
 開発先進国の子供達−つまり私達−は、平和の大切さを学び、開発途上国の現状を知り、胸を痛め、行動を起こすべきです。自分が良ければいいという考えは捨てるべきです。
それは容易いことではないと思います。でも、私達はすべきなのです。大口を叩いても、私はまだ困っている子供達のために何もできていません。でも、彼らのために何かしてあげたいという気持ちはあります。本やユニセフからの郵送や色々なHPを見たり、読んだりしてきました。これからは、その得た知識を使い、行動を起していくべきです。もう私達は行動に移し始めていると思います。ユニセフの掲示板に集まり、困っている子供達のために書き込みをしてるんだすから。
そしてその後には、私達には行動する場所が必要です。私は小・中・高校生ではまだまだ、NGOの会員になり、参加するといったようなことは難しいと思います。会員になるにはお金がかかるし、近くになかったり、平日の夜遅いミーティングに出なければならないとか。(違う所もあるかもしれませんが)
その場所というのは、大人と対等に話す場だったり、世界の子供達と議論する場、自分の考えを発表をする場だったり。(スタッフさんにお聞きしたいのですが、そういう場は作れないものでしょうか?)
かなり長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。生意気な奴と思うのも、ごもっともだと思います。でも、私は困っている子供達のために何かしてあげたいです。ただ生まれた国が違うというだけで、こんなにも違うのは・・・・と思います。
皆さんはどう思いますか?具体的にどうしたら、困っている子供を減らせると思いますか?


No.170 -> No.168
Date: 2005/03/07(Mon) 19:38
Name: 郁
Subject: Re: 私達に出来ること

子供の考えてることを大人に伝える方法があると良いのですが。特に国とトップとかに。
子供の権利条約って誰が草案したのでしょうか?
子供ではなく大人ですか?
3月28日くらいのまとめの時期にはリンカーンの「人民の人民による人民のための政治」ならぬ「子供の子供による子供のための権利」集みたいにまとめられたらいいなと思います。


No.172 -> No.170
Date: 2005/03/07(Mon) 20:06
Name: bon
Subject: Re: 私達に出来ること
それ、賛成!!いいアイディアだね

No.187 -> No.168
Date: 2005/03/08(Tue) 09:58
Name: UNI
Subject: Re: 私達に出来ること

私も同感。困っている子どもを減らすには、皆の意識を変える必要があると思います。
そのためにもやはり子どもの頃の教育は大切です。
なので、今の学校のあり方を変える事が出来ればいいと思います。
子どもが学校に行けない一番の理由は、貧困。
貧困をすぐに解消するのは難しい事だけど、貧乏でも学校に行くという常識は作れるのでは?
・貧しくても学校に行けるようにする
・教育の大切さを大人に知ってもらう
この2つが出来ればいいわけです。
例えば、道具を買えないから学校に行けない。そういう子をなくすために、学校が教材を揃え、家族に負担がかからないようにするべきです。教材を学校で買うのが難しかったら、子ども達に授業の一環としてフェアトレード商品を作りその売り上げを使うとか…(実際にSVAというフェアトレード商品を扱う店で子どもの作ったキーホルダーを売っていました。)
方法は色々あると思いますが、国民が皆教育を受けていたら必ず国は豊かになるはずです。1人1人に才能があるのに教育を受けてないからそれを見つける事が出来ず生きがいのない人生を送っている人が大勢いるわけだから、やりたい事を皆が見つけられるようになれば、皆イキイキと仕事をするようになると思います。
だから、多少国のお金がギリギリになっても学校を改善していけば、将来的には国が今より豊かになるのでは…?(甘い考えかもしれませんが)そしてその事を大人に理解してもらえるようにするのも国の仕事。
私も何かしてあげたいという気持ちはあります。だからこのネットにも参加しているし、もっと色々やりたいと思っています。毎日学校に行き、たくさん遊ぶ事が出来る環境に生まれたのは本当に?偶然?であって、努力した結果でも何でもない。そんな私達は、苦しんでいる子ども達を助けるために行動を起こす必要があると思います。
先進国の政府には、もっと子どもが参加できるイベントを作ってほしいです。


No.193 -> No.168
Date: 2005/03/08(Tue) 20:49
Name: 智代
Subject: Re: 私達に出来ること

私も同じ事を考えます。
まず私たちが自分たちの状況を幸せだと思うことが大切だとおもいます。
学校でユニセフの活動のビデオを学年全員で見たことがありました。過半数の人が、何かを感じ取ったビデオでした。
ですが、ごく少数でしたが、ビデオも見ず、ビデオに映っていた子ども達を馬鹿にした態度をとった人もいました。
その人達は、自分たちが幸福な立場にいるということを十分に理解していなかったのだと思います。
そういう人たちをなくしていかないと発展途上国の子ども達はまた同じ事を繰り返して生きていくことにもなるのではないでしょうか。
発展途上国を引っ張っていくのは、先進国の私たちだとも思います。私の考え「世界中の子ども達が同じ目線で」ということを実現するためにも、まず、私たちが引っ張っていくことだと、思いました。
郁さんのおっしゃった自分の考えを発表する場というのはたくさんあると思います。
例えば、5月に行われる発表会や、各県主催の主張大会などです。
また、私は長崎に住んでいますが、長崎の高校生は毎年夏休みになると、スイスジュネーブの国連欧州本部に行き、署名の成果と、自分たちの平和に対する考えを英文で発表しています。
そんな機会の場が少しずつでも増えていき、たくさんの人にいろんな事を知ってもらい、動き出すきっかけにしてもらいたいです。
そして、私も学校でそのような場を設けようと今考えています。
私は生徒会の集会担当なんです。その立場を生かしてやってみようかなとを考えることができました。
ありがとうございました。
智代


No.194 -> No.168
Date: 2005/03/08(Tue) 23:06
Name: めぐみ
Subject: Re: 私達に出来ること

すごく力強い書き込みだったので、ついつい読んでしまいました。
子どもが子どものために活動しているNGOをいくつか知っていますよ!!ぜひぜひ、行動を起こしてみましょうよ!!神奈川出身でしたら是非、一緒に何かしてみませんか??
ここで紹介してしまって良いものか悩みますが、紹介しますね。
フリーザチルドレンジャパン(子どもの権利を守るため、主に児童労働に重点を置いて活動しています)→https://homepage2.nifty.com/FTCJ/index.html
ユースエンディングハンガー(飢餓をなくすことを目的に活動しているそうです)→
https://www2.hungerfree.net/yehjapan/
高校生1万人署名活動(核兵器廃絶と戦争のない平和な社会の実現を目指しています)→
https://www.hsa10000.com/
これらの活動は小中高校生が主体なので、会費もないし、ミーティングも夜遅くないと思いますし。HPを見てもらえば、具体的にどんなことをしている小中高校生がいるのかわかると思います。ぜひぜひみてみてください!!
子どもができる活動って確かに限られてるかもしれません。でも、子どもにしかできない活動もたくさんあると思います。(というか、上のようなNGOで活動し始め、同年代の子達の意見を聞く中で、はじめて気づきました、私たちにも世界を変える力があるんじゃないかって。)もちろん、自分たちの活動だけで、世界が平和になるなんて思っていないけど、自分たちもその歯車の一部を動かしてると思うのです。大きな事じゃなくても、ただ自分の知ってることを展示会を開いて伝えてみるとか・・・。私はそれをやってみたけれど、何人かの人が「私も世界の子ども達のために何かしてみよう」という感想を残してくれました。そうやって、少しずつのことをやっていくのも無意味じゃないって感じています。中古の楽器や文房具をあつめて送ったりも、できると思います。(ただ、この活動には賛否両論あるみたいです)たくさんの人に読んでもらいたいと思った本を、図書館に置いてもらうのも、一つの方法だと思いますし。みなさんはどんな活動ができるとおもいますか?アイディア聞きたいです!


No.195 -> No.194
Date: 2005/03/08(Tue) 23:17
Name: めぐみ
Subject: Re: 私達に出来ること

先ほどは少々適当なことをいいました。申し訳ないです。
フリーザチルドレンジャパン、高校生1万人署名運動は、無料ですが、ハンガーフリーワールドは3000円かかるそうです。
失礼しました。


No.198 -> No.168
Date: 2005/03/09(Wed) 01:36
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: 私達に出来ること

郁さんの言うように、「私たちにできること」を考えることはとても大事なことです。
その理由として、2つあげられるように思います。まず、それは「私たちにできることから始めよう」という発想につながるから。そしてもう1つは、「私たちにできないこと」を考えることにもなるから。私たちにできないのであれば、誰が、どうしたら、できるようになるかを考えることにもつながります。
それでは、どうしたらそれを行動にうつすことができるのか...。1つのヒントになると思うのが、シエラレオネの子どもたちが、「子どもの権利法」についての議論に関わっていった経験です。([No.181]の私のコメントをを参考にしてください)
大人と子どもにわけへだてなく、こうした議論の場所を提供するお手伝いをするのがユニセフの仕事です。けれども、そもそもこうしたアイディアを出してきたのは、シエラレオネの子どもたち自身と、そうした子どもたちと一緒に活動する団体の人たちでした。
子どもは国会議員にはなれないし、大統領の前で意見をのべる機会をもつことも難しい。でも、「子どもの権利法」という、自分たちの毎日の生活に関わる法律を作るのであれば、子どもたちの意見も聞いてもらいたい。それならば、たくさんの子どもたちが一緒に議論して出した結果を、代表の子どもを通じて大人に訴えれば、効果は大きいかもしれない。テレビや新聞の人も呼んで、より多くの大人たちに子どもの考えていることを知ってもらおう...。
こうして、シエラレオネでは、子どもたちが「子どもの権利法」についての議論に参加していくことができたのです。


No.201 -> No.187
Date: 2005/03/09(Wed) 10:56
Name: 郁
Subject: Re: 私達に出来ること

私も教育はこうした問題には必要不可欠なことだと思います。国にはもっと教育の大切さを知って欲しいですね。国が子供を学校に行かせている家には助成金を出すなどしたら、もっと子供を学校に行かせようと思う家も増えるのではないかと思います。(極端な案ですが)
もっともっと子供が参加できるイベントが欲しいですね。
少しでも困っている子供達の役に立てるように。


No.202 -> No.193
Date: 2005/03/09(Wed) 11:10
Name: 郁
Subject: Re: 私達に出来ること

私のクラスにもそういう子達はいます。そういう映像を見ても何も感じない子だったり、食べ物や紙を無駄にして、へらへら笑っている子とか。私達は恵まれているということを常に頭に入れて、行動していくべきでしょうね。
私もみんなが同じ世界に困っている子がいるということを知り、彼らのために何かしようとみんなで働きかければ、問題は解決すると思います。そういう活動をどんどん行っていきたいですね。
長崎ではそういうことをしているのですね。私の住むところにそういう活動があるか後でHPで調べてみます。
生徒会でも頑張って下さいね。


No.203 -> No.194
Date: 2005/03/09(Wed) 11:53
Name: 郁
Subject: Re: 私達に出来ること

詳しく書いて下さってありがとうございます。
私は東京です。
何か出来ることがあればどんどんしていきたいですね。
私は今はNGO所属していませんが、これから何かに入ろうかなと思っています。教育や子供の権利の方面に興味があるのでそちらの方に。
まだまだ知らないことがいっぱいあると思うので、色々教えて下さいね。
活動は・・・
・学校の自由研究に調べて発表する。作品は学校の生徒以外に親や兄弟や他校の生徒さんとかも見ますし。
・お祭りとか何かのイベントで展示会をする。出展料は取られてしまいますが、お祭りなどには人が大勢来ますから。(展示&料理で稼いだお金を寄付なども)
・何かを作って売り、そのお金を寄付
普通のことしか思いつきません。ごめんなさい。


No.204 -> No.198
Date: 2005/03/09(Wed) 12:23
Name: 郁
Subject: Re: 私達に出来ること

返事ありがとうございます。
シエラレオネでは、大人と子供の協力により、そういう事が実現したのですね!日本でも、大人と子供の協力によって何かが変わればいいと思います。5月の記念イベントで、私達の考えを大人に知ってもらえるということなので嬉しいです。私達の考えが大人の考え方に少しでも影響を与えられると良いかと思います。
私に出来ることを少しずつでも、やっていこうと良いなと思います。質問なのですが、ユニセフの前に何か活動とかはしていたのですか?


No.206 -> No.170
Date: 2005/03/09(Wed) 15:05
Name: 未来
Subject: Re: 私達に出来ること

私も、それは良い考えだと思います。
みんなで、そういうものを作ったら分かりやすくなりそうです。
それに、地方にいる人も積極的に参加できると思います。
高田さんは、それについてどう思いますか?
何かアドバイスなどしていただけますか?


No.209 -> No.204
Date: 2005/03/09(Wed) 17:19
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: 私達に出来ること

そうですね。5月の国技館での日本ユニセフ協会のイベントは、「子どもの権利」と「子ども参加」という意味でも、とても有意義(ゆういぎ)だと思います。皆さん、積極的に関わっていってくださいね。
私はユニセフに入る前に、特別な活動をしていたわけではありません。特に、私が子どものときには、「子どもネット」のようなものはまだありませんでした。メールも、インターネットもこんなには普及していせんでしたし、何かしたくても、その手段がなかなか見つからない時だったのですね。
ですから、郁さんのように、「子どもネット」を通じて世界中のユニセフのスタッフと交流を持てるというのは、かなり画期的なことです。そして、うらやましくもあります。こうした機会をぜひ生かして、これからも活動いきましょう。


No.211 -> No.194
Date: 2005/03/09(Wed) 18:08
Name: 智代
Subject: Re: 私達に出来ること

私も長崎の高校生1万人署名運動に参加させてもらったことがあります。
雨の日にもかかわらず多くの人が署名に協力してくれました。
文房具を現地に贈るという活動もしていますよね。
核兵器よりもえんぴつを   をスローガンとして。
現地の子ども達は本当に喜んでいました。(詳しくは同じ目線で伸スレッドをみてもらうと分かります)
この活動については賛否両論とのことですが、現地の子ども達の笑顔をみたら反対することはできないのではないでしょうか。
でも自分自身考えたことがあります。
ただ単に立って「署名をよろしくおねがいします」というだけでいいのかな。文房具を現地に贈るだけでいいのかな。本当の核兵器の恐ろしさは本を数回読んだだけでは分からないんじゃないのかな。
この思いが今平和について調べているきっかけとなりました。
知って考えて行動する。
行動はどんなことでもいいと思います。
壱万人署名運動は多くの地域で行っているみたいです。
長崎から広まって、広島などでもやっているそうです。
またフィリピンの子ども達からも署名を集めています。
近くでやっていたら積極的に参加するのもいいと思います。
智代


No.215 -> No.168
Date: 2005/03/09(Wed) 21:33
Name: あい
Subject: Re: 私達に出来ること

みなさんの考えなどたくさん読ましてもらって本当に自分がなにもしていないなぁと感じさせられました。
私はどうしたら世界中の子供たちみんなが当然の権利を守られて生活できるのだろうか?というようなことばかり考えていて実際に行動するようなことがありませんでした。
というかどうしたらいいか、ということが具体的にわからないっていうのが一番の理由でした。
学校の図書館に色々な本があるから本を読んだりはしていたけど・・・
あとそんな話をある先生にしたらガールスカウトではそいう活動をしていると聞いたのですが私は以前ボーイの方に入っていて今からガールに入るのも・・・
やっぱり身近なところに誰でも参加できるような活動できる場があればいいな、と思います。
みなさんは身近な活動をどのように知っているのですか?
よかったら教えてください。


No.223 -> No.194
Date: 2005/03/10(Thu) 00:42
Name: UNI
Subject: Re: 私達に出来ること

こんなに子どもの参加できるNPOがあるなんて知りませんでした。
大人にしか出来ない事もあるけど、逆に子どもにしか出来ない事もあるのかもしれません。私もHPを見てそう思いました。
色々活動したいという気持ちがさらに強まりました。
ちなみに私も神奈川です。
中古の物を物資として送るのはいい事ですが、問題も多いみたいですね。ボロボロの服や、ウェディングドレスのような普段使えない服を送ってくる人もいたりして、大変みたいです。
でも、自分は使わない物がどこかで喜んで使ってくれる人がいると思うと、中古を送る事に反対はできません。制度を色々変えていく必要はあるかもしれませんが。


No.243 -> No.206
Date: 2005/03/11(Fri) 14:05
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: 私達に出来ること

郁さん、未来さん
お返事が遅れてすみませんでした。素敵なアイデアをありがとう!そうですね、子どもネットのネットワーカーだけで考えた、世界の子どもを守るための合言葉(キャッチコピー)があってもいいんじゃないかな・・と思います。
第二回目の学習会で、具体的にわたしたちがどんなことをできるかをテーマにみんなで考えていきますので、そのまとめとして、みんなから意見を募集して見ましょう。
未来さん、郁さん、それからみなさん、そのときはぜひご意見をよろしくお願いします!

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No.233
Date: 2005/03/10(Thu) 18:45
Name: bon
Subject: とてもいい10日間でした!!

高田さん、宮川さん、根本さん、そして子どもネットの皆さん、10日間どうもありがとうございました。この学習会は私にとって素晴らしいものとなりました。
実際に現地で活躍されている職員の方といろいろお話しできたのは刺激になりました。今後定期的にこういった機会を設けて頂けたら嬉しいです!!


No.241 -> No.233
Date: 2005/03/11(Fri) 13:40
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: とてもいい10日間でした!!

スタッフの方が、とても身近に感じられましたよね。みんなからいい意見やアイデアがたくさんでてきて、私もとても勉強になりました。第2回もぜひよろしくお願いします。楽しく話しあいを続けていきましょう!

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No.238
Date: 2005/03/11(Fri) 02:42
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: 皆さん、どうもありがとうございました

ユニセフ子どもネットの皆さん、高田さん、そして宮川さん
5日間という、とっても短い間だけでしたが、皆さんどうもありがとうございました。「子どもの権利条約」というちょっと抽象的(ちゅうしょうてき)なテーマにもかかわらず、それぞれの人がそれぞれの経験に照らしあわせて、非常に具体的(ぐたいてき)に、わかりやすく議論していくことができたのではないでしょうか。
日本にいる皆さんのするどい質問や意見に、ときどきハッとさせられたり、考えこまされたりすることもありました。この数日間で、皆さんにシエラレオネやエクアドルといった国について、そして、そこに生きる子どもたちについて、少しでも知ってもらい、考えてもらうことができたのなら、私はとてもうれしいです。
いろんな人が言っていたように、これから大事なのは、「私たちにできることは何か」を考えていくこと。「子どもの権利条約」も、難解な言葉で書かれて額に飾られているだけであれば、何も意味をなしません。そこにあるいくつかの大切なメッセージを理解し、それを日常生活の中で実践(じっせん)していくこと。それがより重要だと感じています。そして、それを実践するのは、私たち一人ひとりです。
最後に、ここユニセフ・シエラレオネ事務所で一緒に働くシエラレオネ人のスタッフの、印象的な言葉を紹介して、おしまいにしたいと思います。彼女は言います。「10年間に及ぶ内戦を通して、わたしは人間の醜(みにく)さ、残酷(ざんこく)さを知りました。でも、それと同時に、どんなにつらい経験をしても、それを克服(こくふく)しようとする人間の強さも知りました。」
この言葉には、どんなに困難(こんなん)な状況にあっても希望を失わない、シエラレオネの人のたくましさ、将来を見すえる力が現れているように思います。私が「子どもの権利」について話し合うシエラレオネの子どもたちを目にしたときに感じたのも、こうしたたくましさと将来を見すえる力でした。そして、お世辞でもなんでもなく、今回のインターネット・ディスカッションを通じて、私は皆さんの中に同じものを感じました。
ぜひ今回の経験を、第2ラウンドのディスカッション、そして5月1日のイベントへと生かしていってください。もっともっと多くの子どもと大人を巻きこんで、「子どもの権利」について考えてみてください。私もここシエラレオネから応援しています。
もう1度、みなさん、どうもありがとうございました。
シエラレオネより
根本巳欧(ねもとみおう)


No.240 -> No.238
Date: 2005/03/11(Fri) 13:36
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: 皆さん、どうもありがとうございました

−どんなにつらい経験をしても、それを克服(こくふく)しようとする人間の強さも知りました−
とても希望に満ちた言葉ですね。私もどんなに辛いことがあっても、その言葉を思い出して乗り越えようと思います。
宮川さん、根本さんにいただいたアドバイスのおかげで第2ラウンドのディスカッションへうまくつなげられそうです。
根本さん、お忙しいところ、たくさんの投稿を本当にありがとうございました。

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No.236
Date: 2005/03/10(Thu) 22:57
Name: みやがわエクアドル
Subject: みなさんへ、ありがとうございました。

Children's Network のみなさん、高田さん、根本さん、本当に短い間でしたが、よい刺激を受けることができ、とても
勉強になる数日間でした。
お詫びをしないといけないことは、出張のため1日遅れで参加 となったうえ、時差を考えていなかったので(14時間)実質 ほぼ2日遅れになってしまったことです。
もっとたくさん お話できたかもしれないと思うと残念です。
すみません。 皆さんのように若いうちから世界のことに関心を持ち、困って いる仲間のために何かしようと一生懸命考えている人たちが いることにとても感激し、また尊敬します。
正直なところ、 私が中学生、高校生のとき自分がどんなだったかな、と考えて みると、ほんとうに皆さんはすごいです。 最後のメッセージを高田さんのほうに後ほどお送りしますので、 そちらのほうでもう少し丁寧にみなさんに最後のご挨拶をします。
では短い間でしたが、本当にありがとうございました。
エクアドルより、みやがわ
 


No.237 -> No.236
Date: 2005/03/10(Thu) 23:31
Name: みやがわエクアドル
Subject: このボードのほうに最後に一言メッセージを書きます。

みなさんへ、
まだこのボードに書き込めるようなので、直接最後に一言だけ メッセージを書きます。
自分たちに何ができるか、を一生懸命考えた10日間でしたが、 何人かの皆さんもすでに指摘しているように、自分を見つめて 自分をよりよくすること、強く優しい人間になること、自分の 見聞をもっと広げることはとても大事なことだな、とユニセフ で仕事をし始めてよく思います。
根本さんも同意見かと思いますが、困っている子どもたちがいる ことも、悲惨な状況があることも私たちは知っていましたし、 その状況を少しでも改善する手助けをしようとこの仕事をはじめ ましたが、実際にその状況、子どもたちを目の前にすると、 とてもショックで、何をどうしていいのかわからなくなることが よくあります。
そんな時、自分はもっと強くならないといけない と思います。また、もっといろんなことを知って、学んで、自分 を豊かにして、自分にできることをもっともっと多くして、もっ とよりよく困っている仲間たちの役に立ちたい。
海外の仕事をし始めて、「自分にこの仕事をするだけの人間として 資格、能力、力が本当にあるんだろうか」とよく自分に問いかける ようになりました。
「エクアドルの子どもたち、お母さんたちの 悲惨な状況を改善しようと必死に仕事をしてるけど、自分は自分の お母さんを十分大切にしてきただろうか?」「目の前のクラスメ ートが困っていたとき、本当に全力で助けてあげたか」。今にな って自分が自分勝手でわがままな子ども時代を送ったんだなと 後悔します。みなさんはとても鋭い視点を持ち、世界の困ってい る仲間のことを情熱をもって見守っていますね。私からのお願い というかアドバイスは、世界のことに目を向ける情熱と同じだけ の情熱を自分にも、自分の目の前にいる友達、仲間、家族にも向 けて、やさしい豊かな人間になっていってほしいなということ です。
私もまだまだそんな人間にはなれていませんが、みなさん と一緒に努力して行けたら良いなと思っています。
では おたがいがんばっていきましょう!
エクアドルより、 みやがわ


No.239 -> No.237
Date: 2005/03/11(Fri) 13:24
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: このボードのほうに最後に一言メッセージを書きます。

宮川さん、メッセージをどうもありがとうございました。私こそ全くの未熟者ですが、ネットワーカーと一緒にたくさんのことを勉強していきたいと思います。
お忙しいところお時間をありがとうございました!感謝いたします!

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No.80
Date: 2005/03/04(Fri) 12:02
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ★もし学校がなかったら・・・

みなさん、たくさんのご意見ありがとうございます!とても興味深く読ませていただいています。
ユニセフスタッフの宮川さんから「学校」についてみんなに考えてもらいたい資料が届いています。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/m_siryo01.html
この宮川さんからの話を読んで、思ったこと、感じたことを投稿してください。


No.82 -> No.80
Date: 2005/03/04(Fri) 14:51
Name: 郁
Subject: Re: ★もし学校がなかったら・・・

学校での学習は直接は役に立たないと思うこともありますが、全てが役に立たないとは思いません。努力する事、我慢する事、みんなで力を合わせる事・・・それらは大切なことだと思います。クラスの中にはそれが出来ないような子がいて、社会に出たらどうするんだろうと思ってしまいます。
でも、↑はなくても生きていけるとは思います。文字を読む、計算する、そういった日常でする事を知らないということは、生きていく上でかなり困難だろうと思います。もしわたしがそうだったら・・・なんて、全く想像できません。それが普通だと言う社会はおかしいと思います。親には貧しくても、行かせてあげて欲しいと思いますが、子供も親に遠慮してしまうような気がします。でも無料の学校には行かせてあげて欲しいです。また、子供同様、親も教育の大切さを学ぶ必要があると思います。


No.104 -> No.80
Date: 2005/03/05(Sat) 00:15
Name: UNI
Subject: Re:

私は学校に対して毎日のように文句を言っています。クーラーが付いてるクラスと付いてないクラスがあって不公平だとか、何で寒いのにコートを着ちゃいけないんだとか…。納得できない事言う先生もたくさんいるし矛盾が多く、今通ってる学校に「感謝しろ」と言われても心からは出来ないような気がします。でもこの資料を読んで、日本の学校を誰もが行ける場所にしてくれた事には本当に感謝しなくてはいけないと思いました。
日本は義務教育で、貧しかろうが何だろうが9年間必ず学校に通います。どの国も義務教育にすればいいのに…と思うのですが、そう簡単でもないみたいですね…。まず学校を建てたり経営していける程お金に余裕がない国が多いんだと思います。それに戦争なども原因になっているのかも?
その一方で、先進国ではお金を使いまくっています。どんどん建物や道路を作るし、町を歩くと無駄だらけです。その無駄を減らしてその分募金したら…とよく思います。
子ども皆が学校に通ってたくさんの事を学び、友達を作り、楽しい人生を送れるようにするためにはやっぱり世界中の協力が必要だと思いました。


No.114 -> No.82
Date: 2005/03/05(Sat) 14:53
Name: bon
Subject: Re: ★もし学校がなかったら・・・

子ども達はその国の未来だし、よりよい明日のために教育は不可欠。例えば、ある貧しい国で学校に行けない子ども達が大勢いるとする。その中には、将来バリバリのビジネスマンになれるような能力を持った子もいるだろうし、新しい薬を開発できるような子もいるだろう。でも、学校に行くチャンスがなかったためにそういった可能性が消えていってしまう。その反面、勉強が嫌い、学校に行きたくない子ども達が先進国にはたくさんいる。そんなのって、不公平じゃない?
高田さんに質問なんですけど、子ども達が学校に行くことについて、発展途上国の地方の大人達はどう思っているんですか?自分の民族の伝統的な生活をまだ受け継いでる人も世界にはたくさんいますが、そういった中で子ども達は教育を受けるのですか?


No.115 -> No.80
Date: 2005/03/05(Sat) 16:35
Name: 由香
Subject: 暗中模索の世界

もし学校に行くことが出来なくて、字が読めなかったら…。そんなことを考えたらゾクっとしました。学校に行かないから友達が出来ない。出来ないということは友情とか競争とか愛情とかそういう感情がもてないということですよね。私たち子供っていうのはやっぱりそういうことを繰り返しながら成長するものだと思うんです。それに友達が出来るっていうのは人の気持ちを考えられるってことじゃないでしょうか?人の気持ちを考えられない人が独裁者になってしまうのだと思います。広い心を養うには学校が欠かせないと思います。それと字が読めないということについて。世界の動きや自分の国が今何をしようとしていて、どんな状況にあるのかが何もわからないということですよね。だから「うわさ」などに振り回され紛争とかが起きてしまう危険だってあると思います。こうなってしまうと彼らは暗中模索の世界に居ると言ってもっよいでしょう。この意見についての返信を待っています。


No.116 -> No.104
Date: 2005/03/05(Sat) 17:01
Name: 由香
Subject: Re: Re:

私もUNさんの意見に賛成です。やはりこれはその国だけの問題ではありませんよね。みんな同じ地球に住んでいるのですから協力し合わなければなりませんよね。無駄な建物、包装紙、ごみを減らしリサイクル活動をもっともっと盛んにするだけでも違うと思います。今この状況を何とか出来きるのは経済的にも豊かな私たちだし、しなくてはならないのも私たち先進国の人間だと思います。


No.129 -> No.114
Date: 2005/03/05(Sat) 23:10
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: ★もし学校がなかったら・・・

私が聞いたことがある話では、学校へ通わずに農作業や仕事をさせられている子どもたちの親がそもそも教育を受けていないため、子どもが学校に通わせることの大切さがわからないということなのです。または通わせてあげたいけれど、貧しいゆえに労働力として必要だと思っている親もいるでしょう。
また、インドやネパールにはカースト制度があり、最下層の人たちは、先祖代々の借金(実際そんな借金がいくらあるのかわからないようですが)を払うために、家族で一日中働きます。そういった人々にとっては学校へ行けないのはあたりまえと考えられているので、親だけを説得するのではなく、そのコミュニティー全体の考え方を変えていかなければならないようです。宗教や慣習ともかかわる問題にもなってくるので、そう簡単に説得することはできないでしょう。ユニセフのスタッフは大変苦労していると思います。
くわしい話は宮川さんに聞いてみましょう。


No.183 -> No.115
Date: 2005/03/08(Tue) 06:04
Name: みやがわエクアドル
Subject: Re: 暗中模索の世界

由香さん、
とても深いコメント、楽しく読ませていただきました。
人間っていろんな人と触れ合って、学びあって、つらい思いを したり、ケンカしたり、思いやりあったりしながら成長し、 豊かな心を持つことができるんだと私も思います。あと学校の 大切なところは、「知らないことを想像力を集めて理解できる ようになる」ではないかなと私は思います。
人間には「やったことがあるから知っていること」
「やったことはないけれど、見たことがあるから知っていること」
「やったことはないけれど、人が言っていたから知っていること」
「やったことも、見たことも、聞いたこともないけれど読んだり 学んだりしたことがあるから知っていること」など。。。があり ますよね。 
人間、正直なところ、どれだけ「本当にやって理解する」機会、 があるでしょう? あんまり多くはないですよね。
そんな中、学校で宇宙の事を教えてもらう、外国の話を聞く、 昔の偉い人の考え方を学ぶ、そうすることで、自分が経験した ことのないことをいろいろ想像したりしながら「自分の知識」 として自分の頭にインプットしていくことができますよね。
そして何か自分で決めないといけないときに、そういう「やった 事はないけども読んだり学んだりした知識」をもとにして何か を判断したりすることもおおいですよね。
 
学校に行かないということは、そういう「想像して理解する力」 を養う機会がなかなかないと言うことではないかと私は感じます。
人の気持ちを考えて、想像してあげて何かをする。
今ある事をはじめた場合、その結果や影響を想像してみる。
将来のことを想像して、今から何をすべきか準備する。
このようなことは「やったことがあるから知っていること」や 経験だけを使って考えたり行動したりすることが非常に難しい ことだと思いますが「想像する力」に乏しい教育のない人たち は、自分の知っている範囲のことだけを使って物事を考え 判断することがよくあります。。。だから彼らの生きる世界が 広がらないんですね。
当然「知らないこと」「新しいこと」 に挑戦することも彼らにとってはとても恐ろしく、また難しい ことです。
「うわさ」について、
まさしくそのとおりと思います。 アフリカやインドでは処女 の少女と性交渉するとエイズが治ると人が信じていたりします よね。
なんでこんなびっくりするようなうわさを信じて行動 してしまうのでしょう?
ここにも「教育の役割」の重要性を みることができますね。 
ではまたお話しましょう。
みやがわ


No.184 -> No.129
Date: 2005/03/08(Tue) 06:56
Name: みやがわエクアドル
Subject: Re: ★もし学校がなかったら・・・

Bon さん、郁さん、
エクアドルのみやがわです。 
お二人とも指摘が鋭く、また深いですね。。。
私たちが「当然」とか「あたりまえ」などと思っている ことがそうでない国、そうは思わない大人。 
もし皆さんが、日本の街で、どろどろによごれが6歳ぐらいの 子供がふらふらと道行く人にガムを売っているのをみたら どうしますか? 道行く大人たちは、町の人はどうするでしょう?
私なら「うおー」と怒りの叫びをあげたあと、きっとその子を 脇に抱えて警察か保護施設に走るでしょうね。。。
私の住むエクアドルの町では、ものを売ったり、靴や車の窓を磨 いたり、引火性の高いアルコールのようなものを口に含んだまま 口にたいまつなどを近づけて火を吹き、人からお金をもらって いる、「働く子供たち」は、まるで町の「景色」のように扱われ ています。
「貧しい子供はそういうもの」「可愛そうに、、
でも貧しいから仕方ないものね」と人々は言います。
子供の労働にしても、教育にしても日本に存在するような 「そんなことは許さない!」「あってはならない」という空気、 社会が必要だろうとエクアドルで毎日生活していてよく思います。
どこからどう変えていけばいいかは正直わかりませんが。。。
いい考えがあったら教えてくださいね。
大人が子供の教育について考えていること
教育に対する考え方も子供の労働と同じです。「貧しいから仕方 ないね」と。。。 
高田さんがおっしゃるように、教育をあまり受けたことがない親 は教育がどのように人生に役立つのか想像できないために、 「役に立たない」あるいは「教育がなくても自分は生きてきた」 と言って教育の重要性を理解しません。 
以前ボリビアという国で、先住民族の女性の識字教育の仕事 (読み書きができるように教育するプログラム)をしていたとき 字が読めるようになった女性たちがこういうっていたのを思い だします。「今までは回りは知らないことだらけの怖いところ だったけど、いまは自信を持って道を歩けます。書類にだって 今は自分の名前を自分で書けるようになったし。お金はないけど 子供たちにもなんとか教育を受けさせて、堂々と生きていって ほしい」
この言葉を聞いたとき、子供だけじゃなくて大人にも理解できる こと、分かることの楽しさ、すばらしさを知るチャンスが必要な んだなと思いました。
自分で教育のパワーを実感することで 子供の教育に対する考え方も大きく変わるんだなって。
大人だって教育を十分受けられなかったいわゆる「被害者」 でもありますよね。
だから大人も子供も老人も、みんなが何か を学べて、みんなで前進していけるような活動やプログラムと いうものの必要性もとても感じます。
ちょっとまとまりがない文章でごめんなさい。
皆さんの新鮮な、鋭い、そして柔軟なアイデアで、どうしたら いいか考えてみてください。
皆さんの投稿は私にとっても
学ぶことがいっぱいあってとてもいい刺激になっています。
みやがわ


No.212 -> No.184
Date: 2005/03/09(Wed) 20:27
Name: bon
Subject: Re: ★もし学校がなかったら・・・

宮川さん、お返事ありがとうございます。字が読めるようになった先住民の女性の言葉に、何だか私まで励まされた気分です。新たな疑問なんですけど、そういった少数民族の人にも教育が普及したら、多くの若者達が都会へ(仕事やより高度な教育を求めて)出て行きますよね?そうしたら、貴重な伝統文化が失われてしまうのでは、と思うのですが・・・?ユネスコなんかはそういった文化の保存に力を入れていますよね?でも、ユネスコは教育機関でもあります。そこら辺がどうなっているのか教えて下さい!!
私は、法律で教育を義務化すれば事態は改善すると思います。とは言っても、無料で学校に行ければの話ですが。。。歴史の授業で、日本もかつて、学制などの教育制度を整備したら教育が急速に広まった事を知りました。
あと、学校給食の制度を作れば、親たちも子どもを学校に行かせたくなるんじゃないかなぁ???(^_^)ってか、エクアドルに給食はあるんですか?学校で一食分食べられれば、大人にとっては経済的で、子どもにとっては栄養状態が良くなるので一石二鳥なんじゃないかと。


No.220 -> No.212
Date: 2005/03/09(Wed) 23:21
Name: みやがわエクアドル
Subject: 子どもの地域離れ、先住民族

こんにちは。エクアドルの宮川です。
Bonさんの先住民族と教育の関係に関する指摘はとても鋭いです。
確かにその通りのことが起こっています。昔まだ大学院で勉強 していたとき、インドの貧しい村に関する論文を読んだことが あるのですが、その村の親たちは、子どもが高度な教育を受け れば受けるほど村から離れて大都市あるいはアメリカなどへ 行ってしまうことに気づき、子どもを教育することはよくない ことと思うようになってしまったそうです。
Bonさんが学校 教育と聞いて思い起こすのは何でしょうか? 数学、国語、英語 物理などでしょうか。
以前日本が教育に関する政策を決定したときに重視したのは 「国民を教育することで国が発展するようにすること」でした。
国が必要と思う、または国が発展するために必要とする人材を 自分で教育しはぐぐむという考え方です。
そういう人材を育て るために教科の内容なども吟味、選定されていきました。
ですから日本国民は大学教育などを受けた後、自然に日本の会社 に就職し日本の発展に貢献してきたわけですね。
インドの場合はどうだったのでしょう。
私の印象だけでコメ ントしているので確かではありませんが、インドで教育というと、 西洋の教育を模倣した、国が早く西洋に追いつくための教育という 感じがあります。
ですから高度な教育をうけたインドの若者は インドの中に自分の能力に見合った仕事がないことに落胆し、 次々とアメリカなどに移住していきます。 彼らはインドで、 インドの発展でなくアメリカや欧米の発展に貢献できる能力を 身に着けてしまったわけです。
エクアドルもよく似ていますが、先住民族に関してはもう少し 深刻かもしれません。ユニセフもユネスコも先住民族が自分の 文化や言葉に誇りを持ってほしいと思い、文化の保存やバイリン ガル教育などに力を入れていますが、先住民族自身が自分の言葉 や文化が役に立たないと思っていることが多く、先住民族の親が 子どもを無理やりスペイン語だけの学校におくりこんだりして、 子どもは理解できない言葉で受ける授業に耐えられなくなって しまいます。 若者はキトなどの首都や大都市へ移り仕事を探す ことが多いですが、そこで遭遇するのは差別、学歴の低さからの 失業、無力感。アルコールなどに走る若者も大変多いのが現状で す。
そういう精神的な困ぱいというのは自分をありのまま認めてもらえないことからくることが多く、たとえば自分がウアラニ族 である事を否定して、あるいは忘れて、スペイン語の文化に 必死でしがみつかなければならないという負担に耐えられなくな っている状態なんだと思います。 そういう面で先住民族の文化 を再認識すること、自分の言葉に誇りを持つことは重要なんだと 思います。


No.221 -> No.212
Date: 2005/03/09(Wed) 23:47
Name: みやがわエクアドル
Subject: 義務教育と給食

またまた こんにちは、
義務教育。 その通りだと思います。
でも、エクアドルでも法律では7年生までは義務教育なんです。
(エクアドルでは5歳から小学校へ行くので、日本の6年生は
こちらの7年生にあたります)
法律で決められているにもかかわらず、政府はエクアドルの子ども が全員学校へ行けるようにしようという努力をしてはいません。
でも国民に高度な教育がないと国が発展しないのも分かっている ので、どうするかというと、いい大学を作るわけですね。よい大学 を作ることは悪いことではないです。でもエクアドルの田舎の村 では子ども100人にたった一人が大学までいけるチャンスがある そうで、残り99人は小学校をきちんと卒業したかしてないかとい う状態、いわゆる置き去りです。
またエクアドルで大学まで いける子どもというのはお金持ちの子どもです。
政府の政策は お金持ちに優位なようになっているともいえるかもしれません。
法律は確かに重要ですが、それをきちんと実行する政府の責任力 と優先順位のつけかたに問題があると、せっかくのよい法律も 無駄になってしまうことがあるということです。
ユニセフエクアドルでは政府に強く働きかけて、すべての子どもが 人間らしく生きていくために必要な基本の教育を受けられるよう に、政策の優先順位を考え直すように日々会話を続けています。
給食について、
これも本当に大切なことで、おなかがすいた状態では、勉強にも 集中できませんし、脳が発達するためにも栄養は欠かせません。
国連食糧基金、ユニセフ、国連開発プログラムなどが協力し、 学校給食の推進も行っていますが、数年前の調査で明らかになった ことが一つあります。 確かにより多くの子どもが学校にくる ようになったけど、子どもの栄養状態はまったく改善しなかった ということです。学校できちんと給食を食べているにもかかわら ず、です。なぜかを調べていくと、貧しい家庭では子どもたちに おなかいっぱい食事をさせるのが難しく、学校で給食を食べた子 どもには晩御飯を食べさせない、あるいはほんの少しだけにする ということが起こってしまい、結局いい栄養状態で少しでも学校 での勉強や理解を改善しようという試みはうまくいきませんで した。
むずかしいですね。
ユニセフでは「家族教育プロジェクト」などを通して、子どもの 成長に関する基礎知識や子どもの権利の推進を通して、家族、親 大人が「子どもの成長を優先する」ようになってくれるよう、 いろいろ活動をしています。 


No.224 -> No.212
Date: 2005/03/10(Thu) 00:45
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: ★もし学校がなかったら・・・

義務教育と給食について、エクアドルの宮川さんにならって、シエラレオネのことも少し紹介します。
bonさんや以前のUNIさんの意見にあったように、すべての国で無料の義務教育——少なくとも小学校の6年間——を徹底(てってい)するようにしたいのですが、なかなかそうもいきません。シエラレオネでは、小学校はすべて無料ということになっています。ただし、それは「授業料」についてのこと。実際は制服代、お弁当代、交通費など、学校に通うために意外と多くのお金がかかります。
たとえば、私がシエラレオネに来てすごく驚いたのは、子どもたちがどうやって学校に通うかです。首都のフリータウンでは、子どもの数にくらべて学校の数が限られていて、歩いていける範囲に学校がないことが多いのです。けれども、政府には子どもたちのためにスクール・バスを提供するお金がないので、多くの子どもたちが毎朝タクシーを使って学校に行くしかありません。(ちなみに、この国には公共バスというものはありません)
学校は午前中と午後の2交代制なので、毎朝、毎夕と、道に乗りだしてタクシーを拾おうとしている子どもたちがたくさんいます。これは非常に危険ですし、もちろんお金がかかります。うまくタクシーが見つからなければ、その日は学校を休まざるをえません。
そして、bonさんの言うように、給食の問題も大きな課題です。シエラレオネでは、基本的に学校給食の制度がありません。そのため、それぞれの家が子どものためにお弁当やおやつ(マンゴーなどのフルーツが一般的です)を用意することになります。しかし、なかには、貧しいために子どもにお弁当やおやつを持たせることができないために、子どもを学校に行かせることを嫌がる親もいます。これは非常に残念なことです。
このように、義務教育というと、どうしても「授業料を無料に」「教科書をタダで配る」といったことに注目しがちですが、シエラレオネでは学校への「アクセス」というのも課題のひとつなのです。スクール・バスや学校給食の制度を取りいれることができれば、もっともっと多くの子どもたちが安全に、そして、気軽に学校に行くことができるでしょう。


No.234 -> No.220
Date: 2005/03/10(Thu) 19:11
Name: bon
Subject: Re: 子どもの地域離れ、先住民族

宮川さん、根本さん、ご丁寧な回答どうもありがとうございました。
まず、子ども達が学校に遠すぎて行けないというシエラレオネの現状に私は言葉を失いました。。。首都の児童でさえタクシーを拾わなきゃいけないなんて!!そんな状態では、将来の発展も妨げられてしまいますね・・・
そして、政府が教育に消極的なエクアドルにもびっくりです。
教育を普及させるのには、その国の歴史や国民の特徴、更には地理的条件も考慮しなくてはならず、一筋縄ではいかない事がよく分かりました。では、どうすればいいのか?と考え、わたしはまず、興味のある地域についてたくさん本を読みたいと思います。そうでないと、どんな方法がその地域の人々に一番良いのかが分からないと思うので。
民族の誇りが失われているのは悲しいことです。人間として「最後に残るのか?」と言われれば、私は地位でもなくお金でもなく、自分が誰なのか、何ができるのか、といった「プライド」だと信じています。それがなくなってしまえば、その人は生きていても幸せを感じられないと思います。彼らの自信を再び戻すには何をすればいいのか、私も引き続き考えていくつもりです。


No.235 -> No.80
Date: 2005/03/10(Thu) 21:55
Name: 高橋
Subject: Re: ★もし学校がなかったら・・・

> みなさん、たくさんのご意見ありがとうございます!とても興味深く読ませていただいています。
>
> ユニセフスタッフの宮川さんから「学校」についてみんなに考えてもらいたい資料が届いています。
> https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/m_siryo01.html
>
> この宮川さんからの話を読んで、思ったこと、感じたことを投稿してください。
単純に考えて学校がなかったら、勉強が出来ません。と言うことは、社会で活躍が出来ません。さらに、世界が成り立っていきません!というのは、今学校で習っているのは、生きるための基礎勉強と言っていいでしょう。今日本でも、学校にいけない子ども達もいます。今、日本では少子高齢化といわれていますが、学校にいけない子ども達が多くいれば、最少子といわれるような日本経済になるのではないでしょうか?
今、僕の住んでる県では、経済面での関係で、教育費を免除等の援助を行っているそうですが、これがもっと世界中に広がり、みんなが学校にいけるようにして、未来社会をすばらしいものに築くために、必要だと思います!ちょっとしつこく言ってしまいましたが、これが僕のこの掲示板での最後の書き込みとさせていただきます。

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No.131
Date: 2005/03/05(Sat) 23:48
Name: 望月裕太
Subject: フェアトレード

ツリーがながくなってきたので、新スレッド建てます。
東南アジアで物を作れば安いコストで作れる。
そういう企業戦略?で日本の多数の大手企業は東南アジアに工場を建てます。
有名な言葉に、「我も人なり。彼も人なり。」というのがあります。
人間皆平等精神です。
だから、どの場所で作っても同じ対価が支払われることがいいのですが、一概にはいえません。
経済を成長させるには、競争が必要です。
もし、価格が一定になってしまったら、経済は0成長で安定はしますが、成長はしません。
だから、共産主義の国々は没落していっています。
このかけひきはとても難しいような気がします。
利益を薄くして、正当対価を払うっていう手もあります。


No.154 -> No.131
Date: 2005/03/07(Mon) 07:27
Name: 広報室 さおり
Subject: Re: フェアトレード

> 経済を成長させるには、競争が必要です。
> もし、価格が一定になってしまったら、経済は0成長で安定はしますが、成長はしません。
> だから、共産主義の国々は没落していっています。
> このかけひきはとても難しいような気がします。
 
そうですよね、平等と成長、このバランスは難しいですよね。
みんな同じであったら個性もでないし、望月君のいうように成長もとまってしまいます。大事なのは、そういった安いコストで働かされている人や貧しい国々が、先進国に負けない競争力をもてるように平等な環境を作ることです。
例えばアジアのある村で女性たちが裁縫を学び、作った服を日本で売ります。女性たちが慣れないみしんを使い、手作りで作った服は、日本で私たちがいつも買っている製品より(もしかしたら高い値段で)、ほつれやすかったりきれいではなかったりするかもしれません。でも服が売れることによりお金が入り、村の人々は生活が出来ます。そしてまた服を作ることが出来ます。
フェアトレードなどの商品の値段の中には、世界のどの人もフェアに競争し合えるための支援、という価値が含まれているのではないでしょうか。
話は変わりますが、ものを作ったり商売をするためにも、言葉や計算を知っていなければなりませんよね。やはり、なにをするにも教育は大事なのだな、と思うのですが、みなさんはどう思いますか?


No.231 -> No.154
Date: 2005/03/10(Thu) 14:17
Name: 望月裕太
Subject: Re: フェアトレード

そのとおりだと思います!!
宣伝になってしまいますが、子どもネットワークウェブマガジンにも書かれている、ちばNPOユースフォーラム(20日版)ではフェアトレードのお店が出店いたします〜。
興味がある方はのぞいてみてください〜。
>
> 話は変わりますが、ものを作ったり商売をするためにも、言葉や計算を知っていなければなりませんよね。やはり、なにをするにも教育は大事なのだな、と思うのですが、みなさんはどう思いますか?
教育があれば、テロを起こすような過激な信仰はなくなると思います〜

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No.217
Date: 2005/03/09(Wed) 22:03
Name: しほ
Subject: ストリートチルドレン

私はストリートチルドレンについては少しユニセフハウスでお話をうかがったことがあります。親や兄弟からの虐待はやはり子供にとって相当なマイナスになると思います。そんなことをされてまでその家で暮らしたくないと思います。そんな気持ちで逃げてきた子供たちを、たとえ心のケアをしてからであっても親がその子を愛していなければ、その子はかえってもっとつらい思いをすると思うし、もう立ち直ることができなくなってしまうと思います。私は今まだ6年生なのであまり詳しいことを学校で習ったことが無く、よくわからないのですが、子供を愛してくれない実親と暮らすより、愛情を持って育ててくれる里親と暮らすほうが自分らしくのびのびと暮らせるのではないですか。また、ストリートチルドレンになってしまった子の親を教育し、子供への愛情の注ぎ方を教育すれば少しは変わるかも知れません。それが無理なら、今ストリートチルドレンをしている子などに親になったときの、子への愛情を持った接し方を教育すればよいと思います。愛されることを知らない子は愛することも知らないと思うからです。どう思いますか。


No.219 -> No.217
Date: 2005/03/09(Wed) 23:05
Name: 智代
Subject: Re: ストリートチルドレン

私もしほさんと同じ事を思いますよ。
何かの資料で読んだことがありますが、ロシアのストリートチルドレンが出てきたのは、急な産業の発達に加え少子化が少しずつ増え親が子ども達に無関心になったことが原因だと読んだことがあります。
親が愛していないのにストリートチルドレンを親元へ帰すのは私も反対です。
理由は皆さんが考えていることとおなじです。
でも、私が考えるのはは一生親元を離れて暮らすのか・・・ということです。
親が子どもに関心がなくても、子どもが親を愛していなくてもやっぱり親子なんです。
みなさんはどう思いますか?


No.230 -> No.217
Date: 2005/03/10(Thu) 12:34
Name: 江渕薫
Subject: Re: ストリートチルドレン

そうですね!わたしもそう思います。愛というものは、必ずしも親から与えられなければならないものではないと思います。友達や先生からも愛を感じる事もあります。
愛はいろんな事を教えてくれますね。世界中の人々が家族や、友達を愛していけるように、愛を込めて子どもを育てる。そんな人が増えていくと良いですね。私達もただ人にストリートチルドレンのことを知ってもらおうと思って必死に話すだけじゃなく、話す相手にも愛があるといいなと、しほさんのメッセージを読んで思いました。
あと皆さん結構間違えてるみたいですけど、「子供」じゃなくて「子ども」ですよ。「供える」って字がついてますよね?そんなの嫌ですよね?

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No.173
Date: 2005/03/07(Mon) 20:37
Name: 智代
Subject: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

こんにちわ。初めて、この掲示板にシェアします。
私が、体験したことを書きたいと思います。
私は長崎に住んでいます。長崎は、原爆を受けた地域ということもあり、小学校1年生から、ずいぶんと平和学習に取り組んでいます。
今では、長崎県の高校生が、核兵器廃絶を求め壱万人署名運動という活動も行っています。
私は、部活の顧問の先生のお誘いもあり、その活動に少しだけですが、参加させてもらいました。その高校生達は「核兵器よりもえんぴつを」とのスローガンのもと市内で集めた鉛筆をフィリピンに送るという活動もしています。
私はその報告会に参加させてもらいました。
その報告会には実際に会ったフィリピンの子供達も来てくれました。
フィリピンの子供達といっても小学生という年齢ではありません。
19歳のひと17歳の人16歳の人と高校生・大学生の人です。
フィリピンの人たちは、自分たちの生活のこと、核兵器が世界から無くなって欲しいと言うこと、世界が平和になって欲しいと言うこと・・・・・・たくさん話してくれました。
そのときの真剣な目。私は忘れることができません。
そしてとても感銘を受けました。
世界の子供達が国境越えて感じている思いに・・・・。
みんな考えていることは同じだと思います。
一人一人、違うのだから、考え方も、生き方もみんな違うと思います。でも、みんな世界が平和になって欲しいと考えているのは同じです。心の深い部分では世界中つながっているのだと私は考えています。
私は、いつの日か、世界中の子供達が同じ目線で話ができるようになればいいと思っています。
そのために、今できることを頑張って手探りでも探していければいいと思います。
智代


No.175 -> No.173
Date: 2005/03/07(Mon) 22:57
Name: 江渕 薫
Subject: Re: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

こんにちは。
私もそう思います。同じ子どもなんだからそれから目をそらしてはいけないと思います。
鉛筆って良いですよね。温かくて・・・募金という手もありますが、冷たいお金(そんなことはないんですけど)をもらうより、そっちのほうが良いと思います。心がこもってて・・・☆
私の学校は募金などまったくやっていないので、これから生徒会の人と話し合って募金だけでもやらせて頂きたいと思ってます。
あ!あと「子供」って使っちゃいけないんですよ。「供える」っていう意味になっちゃうから。「子ども」がいいですね。こっちの方が優しい感じもするでしょう?それじゃまた☆


No.192 -> No.175
Date: 2005/03/08(Tue) 20:31
Name: 智代
Subject: Re: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

私、子供という言葉を簡単に今まで使ってきていました。
こっちに方が正しいのだと思っていました。
そういう理由があったのだと今日初めて知りました。
ありがとうございました。
「子ども達が同じ目線で話をする。」
それは私の目標でもあります。
私自身もしも、発展途上国の子ども達にあったとしたら、同情して、同じ目線で話をすることはできないと思います(不愉快になられるかもしれませんが、今の私ならそういうことをしそうなのです)。
そんなことをしたくないし、して欲しくない。
そのために私たちは自分たちになにができるかに考えて行くべきだと思います。
他のシェアのタイトルにあるように自分自身にできることを探していくことをやっていけたらと思います。
私なりに考えた「自分自身にできること」です。
・まず・・・[知る]
・次に・・・[考える]
・その次に・・・・[知らせる・知ってもらう]
今ここでやっていることだとは思ったのですが、私にまずできることはこれだと思ったので、書きました。
智代


No.197 -> No.192
Date: 2005/03/09(Wed) 01:26
Name: みやがわエクアドル
Subject: Re: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

智代さん、薫さん、
お邪魔したら悪いかなと思いましたが、私も同じ意見です。
同じ目線に立つというのは、きっと言葉で言うほど簡単では ないんだと思います。
テレビでガリガリにやせたアフリカの子 どもを見たとき、彼、彼女が同じぐらいの年の仲間であっても 私たちは「同じ目線」でその子を見ることはないですよね。
「ああ、かわいそう」って思ってしまって、でもそれが自分 の仲間に起こっていることとは思わず、世界のどこかにいる 可愛そうな人たち、別の世界のこととしか考えない。。。
私も智代さんと同じく、自分が「同じ目線」で、貧しい人たち を見ているか?と聞かれると、努力はしていても完全に「同じ 目線」かどうかは分かりません。
皆さんのように、「なぜ?」「どうして?」「何ができる?」 とあきらめないで自分に世界に問い続けること、自分にできる ことを見つけて、自分で何かを始めて、自分を広げることができ る人はすごいなと思います。  エクアドルから応援しています。
みやがわ


No.200 -> No.192
Date: 2005/03/09(Wed) 10:17
Name: 江渕薫
Subject: Re: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

なるほど・・・
今私はもちろん発展途上国の子ども達にかなり遠いところにいるので、どうしたら良いかって、がむしゃらに考えて、その結果いいかげんな答えしか出せてなかったんです。
一日の中で、ご飯を食べて、学校に行って勉強して、部活をして、帰ってきたらまたご飯を食べて、お風呂の入ってフカフカの布団で眠る・・・そんな事をしているあいだ、ご飯もろくに食べれなくて、働いていて学校にもいけない、ましてやお風呂なんて入れない。という子ども達が沢山いると思うと、どうして良いかわからなかったのです。
私には落ち着きがなかったのかな?
これからはしっかり勉強して、考えて、そして知ってもらいたいと思います。でも沢山の人にいきなり知ってもらおうと思うのは、難しいと思います。一人一人しっかり理解してもらおうと思いました。
私は演劇部なので、そこで伝える事も出来ると思います。文芸部の詩を書いている皆さんにも、これについてテーマを提案してみるのも良いと思いました。私の学校はユニセフ募金をしていないので、してくれるように、生徒会の先輩に頼む事も出来ます。
どう思いますか?


No.210 -> No.200
Date: 2005/03/09(Wed) 17:53
Name: 智代
Subject: Re: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

ユニセフ募金に関してなのですが、私の体験です。
私は生徒会の副会長を務めさせてもらっています。
昨年12月スマトラ沖大地震がありましたよね。
そこで、急遽生徒会の方でも募金活動をしようと提案しました。
生徒はみんな賛成してくれました。
問題は先生でした。
先生は、「この前も募金活動をしたよね。生徒みんなにそんなお金があるかな?もう一度考えてみてね。」
と返事が返ってきて、募金活動はすることができませんでした。
どう思いますか?
その後私たちは考え、すぐに募金をするという結論に達したことが問題でもあるよね。という意見が出て、今、平和委員会を中心に校内平和新聞というのを作成し、みんなに知ってもらうことから始めました。
そのあとに、生徒全員に意見を聞いて募金をするかしないかを決めようじゃないかということになっています。
それも一理あるのではないでしょうか。
「募金をする」ということは悪いことでは無いと思います。
それも一つの活動だと思います。
でも、募金をする意味を分かってもらわずにするのと、分かってもらってするのとでは違ってくると思います。
私達がしっかりと知った上で発展途上国の人たちの支援をしていかなければ、何度も同じ事を繰り返してしまうのではないでしょうか。
それが同じ目線ではなせるようになる一歩だと私は考えます。
生意気なことをいってしまい、すいませんでした。
智代


No.216 -> No.210
Date: 2005/03/09(Wed) 22:02
Name: 江渕薫
Subject: Re: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

生意気やなかですよ。それに気づかせてくれたのは、智代さんじゃないですか!私は嬉しかったですよ。
募金は1円からでも出来ますし、あとは生徒のおもいやりと生徒会の頑張りしだいですね。私は智代さんみたいな人がいると、きっと沢山集まるんじゃないかと思います。
もっと勉強して、私たちに出来る最大限の事をするべきだと思いました。


No.218 -> No.216
Date: 2005/03/09(Wed) 22:58
Name: 智代
Subject: Re: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

お返事ありがとうございました。
そういってもらえると救われたような気がします。
私たちにできることを探すことは難しいことです。
そして行動することはもっと難しいことだと思います。
でもみんなで力を合わせるならばどんなことでもクリアできると思いませんか?
一人でできないことでも二人ならできる。二人でできないことも三人ならできる・・・(何かの詩にあったな・・こういうの・・・)
素敵なことだと思います。
世界中の子ども達が同じ目線に立ってなにか力を合わせてできたなら、必ずかなうと思います。
智代


No.229 -> No.218
Date: 2005/03/10(Thu) 12:19
Name: 江渕薫
Subject: Re: 世界の子供達が同じ目線で・・・・

そうですね。私達も沢山の人達に支えれて生きています。
特に学校というのは教育の場ですから、「困ってる人を助ける」ということは、とても大切な事だと思います。それは世界がひっくり返っても、正しい事です!
だから、学校という場はそれをみんなに理解してもらい、助け合いを学んで行く事はすばらしいと思います。
あ!そうそう皆さんにも知ってもらいたいんですけど、イスラム教は凄いですよ!1月か2月になると、断食をするんです。太陽が出てる間だけ。(だから夜は食べます)太陽が出ている間何も食べないって、すごい辛抱強さだと思いませんか?水一滴飲まないんです。その理由が「飢えに苦しんでいる人々の苦しさを知るため」なんです。凄いと思いませんか?しかもイスラム教は、アメリカなどにも急激に増えているそうなんです!これをきっかけに戦争などがなくなり、お互い助け合いを知っていくといいですね。助け愛!
たくさんの人々が力を合わせて、本当の意味で「世界はひとつ」になると良いですね!

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No.228
Date: 2005/03/10(Thu) 11:58
Name: 江渕薫
Subject: 子どもの権利条約

今世界中の子ども達に必要なのは、健康な体で学校に行きそこでいろんな事を学ぶ事だと思います。
それなのに、主に発展途上国の子ども達の権利は、無視されつつあります。
どうしてこんな事になってしまったのか、働く子ども達について、私なりに考えてみました。
発展途上国では、どこの家庭も子どもが両親の手助けをしなければなりません。水道が少ない為、何キロもある水を時間をかけて運ばなければならないし、食糧だってでっかいスーパーなんてあるんでしょうか?
しかも、「子どもは働くだけ」という考えをもった大人もいます。そんな大人たちに囲まれて育つ子ども達は、夢を持つ事さえ許されないのです。しかしその一方で、「学校に行かせてあげたい」という大人たちも勿論います。しかし子どもの生活と自分(大人)の生活を支えていくのには、子どもに働いてもらうしかないのです。
子ども達にも大人達にも、ゆとりをもった生活をする為には、そこに住む人達だけではなかなかうまくいきません。
「子どもの権利条約」ができて昨年で15年。まだ15年なのです。「16、17年前はどうだったのか」そこに問題があると思います。いきなりそんな条約が出来ても、戸惑う大人達ばかりだと思います。今まで子ども達は生活を支えてきたのですから・・・そもそも大人達はこの条約に賛成なのでしょうか?
まずは、学校に行きたい子ども達のために、大人達が「子ども達を学校に行かせても、十分に生活が出来る」と思わないと、子ども達も大人を心配し学校に行こうとしません。十分な生活が出来るように水道などをもっと設置してもらいたいですね。
現在日本の税金からも、現地の人達のために活躍しています。うれしいですね。橋や学校などは、日本やアメリカの政府が造ってくれています。もっと現地で働く人達を支援していきたいですね。
では私達に出来る事は何なのでしょうか?勿論募金をする事も出来ます。
しかし多くの人々に、このことを知ってもらう事が出来ます。皆さんは学校に通っていますよね。学校で友達や先生に知ってもらうことも出来ます。鉛筆やノート、ランドセルなどを送る事も出来るんですよ!それを私達は送って、届いた子ども達はどんなに喜ぶでしょう!子ども達の喜ぶ顔を見れば、大人達だって嬉しいですよね。
そうやって、私達は子ども達を支えていく事が出来ます。そして最終的には、発展途上国の大人達に「子どもの権利条約」を知って、理解してもらう事につながると良いですね。これが一番だと私は思います。
皆さんはどう思いますか?

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No.133
Date: 2005/03/06(Sun) 00:13
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: シエラレオネからこんにちは

皆さんこんにちは。ユニセフ・シエラレオネ事務所で「子どもの保護担当官」として働いている根本巳欧(ねもとみおう)です。
まず初めに、皆さん、シエラレオネという国を知っていますか?世界地図を開いてみてください。シエラレオネは、西アフリカにある小さな国です。広さは北海道くらいで、人口は約500万人。首都はフリータウンと言います。シエラレオネとは、ポルトガル語で「ライオンの山」という意味。15世紀にこの地にやってきたポルトガル人がつけた名前です。18世紀にヨーロッパ(おもにイギリス)やアメリカに連れていかれた黒人奴隷が解放されると、その多くがこの地域に戻り住みつくようになりました。1808年にイギリスの植民地となり、その支配は1961年に独立するまで続きました。社会や文化の様々な面でイギリスの影響を強く受けていて、たとえば英語が公用語となっていますし、学校教育もすべて英語で行われています。
シエラレオネは豊かな自然に恵まれ、ダイヤモンドや金がとれる国です。ところが、そうした豊かな資源と権力をめぐって、1990年代前半に政府と政府に反対する人々との間で内戦が始まりました。そのさい、政府に反対する人たちの軍隊を、リベリアなど周りの国々が支援していたとも言われています。子どもたちはこうした大人の始めた戦争に巻きこまれていきました。内戦中、シエラレオネでは約8,000人もの子どもたちが誘拐されるなどして、強制的に兵士や兵士の妻として働かされました。ここでは、子どもたちが戦争の道具として使われたのです。そうした子どもたちの中には、8歳や9歳といった小学生くらいの子どももいました。
そのほか、多くの子どもたちが難民として他の国に逃れたり、国内のより安全な場所に避難しなければなりませんでした。国中が非常事態となってしまったため、学校に行くこともままなりませんでした。友だちと遊ぶこともできませんでした。病気にかかっても、治療をしてくれる医師や看護師がいなくなってしまいました。逃げる途中、親と離れ離れになってしまった子どももいます。兵士に捕まり、手足を切り取られてしまった子どもたちもいます。このように、シエラレオネの戦争の影響を最も深刻なかたちで受けたのは、子どもたちでした。
2002年1月の内戦は終了し、今、シエラレオネは平和をとりもどしつつあります。たとえば、政府の発表では、6,845人の子どもの兵士が武器を捨て、家族や親せきのもとに戻っていくことができました。しかし、それで終わりではありません。多くの子どもたちが戦争のために大きな心理的ショックを受けているため、カウンセリングをしたり、もう1度学校に戻って勉強できるようにしたり、場合によっては職業訓練などの機会をもうけたりしています。
このように、戦争中、基本的な子どもの権利すら守られていなかったシエラレオネでは、これからどのようにその権利を守っていくかが、とっても大きな課題です。大人も子どもも、一緒になって、そのために議論をしています。「条約」といった紙のうえだけでの話ではなく、戦争を経験した子どもたち一人ひとりの実体験として、皆が子どもの権利を守ることの大切さを知っているのですね。そんなシエラレオネの様子を皆さんに紹介しながら、今日から3月10日まで、「子どもの権利」ができてから15年たった今、どうしてまだ世界中に困っている子どもたちがたくさんいるのか、一緒に考えていきましょう。


No.136 -> No.133
Date: 2005/03/06(Sun) 00:52
Name: まいこ
Subject: 少年兵について考えること

 シエラレオネという国は、国連事務総長のアナンさんがノーベル平和賞授賞講演でのスピーチで言及していたので少し調べたことがあります。私はずっと少年兵の問題に関して関心を抱いていました。もちろん、子どもを兵士として起用することは子どもの権利条約でも禁止されていますし、倫理的にも許されないということは国際的にも多くの国に認められているはずです...少なくともうわべでは。実質的には少年兵を実戦に送り込んでいる国はまだまだ存在しており、それが問題となっていますよね。
 私が初めて少年兵の存在を知ったのは、小学校5年生の頃、黒柳徹子さんの”トットちゃんとトットちゃんたち”という本を読んだ時でした。それをみてショックを受けた私はずっとこれをなくすために何かしたいと考えていました。
 しかし、これは難しい問題です。自分一人が戦場へ行って少年兵を掻き集めて、さあ君たちは自由だから家に帰りなさい。と言ったところで子供たちは帰れないでしょう。彼らは強制的に兵士にさせられる場合もあるようですが、肉親を殺され復讐の念に背中を押されて自ら入ることもありますから、そういった子供たちを真に戦争から遠ざけることはかなり難しいと思います。理想論ならいくらでも言えますが、現実は厳しい。単に戦争をなくせばいいじゃないか、ということではないと思います。もし私が両親を殺され、妹をレイプされ、自分だけひとりぼっちでこの世に取り残されたとしたら、生きていく精神力を支えるのはやはり復讐心しかないと思うからです。そういう、人の心に戦争の一番の原因はあると思います。
 しかし、難しいといっても、そういう子供たちの心に愛を持って働きかけていくことは必要だと思います。難しいといって投げ出すべきではないし、なんとかしなければ。シエラレオネでの少年兵の心の傷が問題に取り上げられていましたが、本当に思いやりを持って接し、援助してくれるボランティアや、大人たちが必要だと思います。お金よりも何よりも。さっき自分の身に両親や妹への虐待が起こったらという話をしましたが、ひとりぼっちではなく、周りに自分の目線にたって本気で話し、一緒に悲しみ、そして励ましてくれる人がいれば、また人生の選択も変わってくるかもしれないと思います。
 みなさんは少年兵についてなにか考えたことはありますか?


No.140 -> No.133
Date: 2005/03/06(Sun) 17:03
Name: 美恵
Subject: Re: シエラレオネからこんにちは

恥ずかしいことですが、私はシエラレオネという国がどこにあるかも知らなかったし、ましてこんなに大変な状況に置かれている国だなんてまったく知りませんでした。それだけに、シエラレオネの悲惨な状況を知り,受けたショックも大きかったです。
世界子供白書の中に書いてあったことですが、戦争にまきこまれて死亡したうちの半数以上が子供だそうです。命は助かっても重い障害が残ったり、心に傷を負ってしまう子供たちがたくさんいるのだそうです。戦争とは関係のないはずの子供たちが苦しい思いにさせられているなんて許せませんでした。また戦争が終わっても、問題が解決できるわけではなく、性的暴力を受けたことで


No.141 -> No.140
Date: 2005/03/06(Sun) 17:23
Name: 美恵
Subject: すいません。

書きかけで間違えて送信してしまったので、もう1度最初から書きなおします。。
> 恥ずかしいことですが、私はシエラレオネという国がどこにあるかも知らなかったし、ましてこんなに大変な状況に置かれている国だなんてまったく知りませんでした。それだけに、シエラレオネの悲惨な状況を知り,受けたショックも大きかったです。
>
> 世界子供白書の中に書いてあったことですが、戦争にまきこまれて死亡したうちの半数以上が子供だそうです。命は助かっても重い障害が残ったり、心に傷を負ってしまう子供たちがたくさんいるのだそうです。戦争とは関係のないはずの子供たちが苦しい思いにさせられているなんて許せませんでした。また戦争が終わっても、問題が解決できるわけではなく、性的暴力を受けたことでエイズに感染してしまっていたり、心に深い傷を追ったままであるなんて、戦争はその被害がずっと後にまで残って本当に恐ろしいものだと思いました。
話題が少しずれますが、国の子供たちというのは、その国の未来を背負っているわけだから、もっと大切にしなくてはいけないと思います。せめて子供の権利条約に書かれているだけの、基本的な権利はどの国の子供も守られていなければいけないと思います。私の想像ですが、戦争で深い傷を負った子供たちは、大人を信用することできなくなったり、人へ常に恨みを持って生きるようになってしまうのではないでしょうか。そうなってしまった子供たちが国を支える立場になった時に、基本的な子供の権利を守った国を作ろうとか、話し合いで問題を解決しようと思っても、そのとうりに国を作っていくのは難しいと思います。その大人達に育てられた子供たちもまた、何かで(戦争だけでなく、児童労働や性的暴力などで)心に傷を負って、大人になって国を支える立場になってもそのとうりの国を作っていけず・・・と言う悪循環になっているのではないかと思います。それだから、子供の権利条約ができて15年も経った今も、世界に基本的な権利すら守られていない子供たちがたくさんいるのではないかと思いました。
こんな文章ですが読んでくれた皆さんありがとうございました!


No.142 -> No.133
Date: 2005/03/06(Sun) 18:33
Name: とーこ
Subject: Re:

子どもを兵士としてつかう大人は、子どものことを銃や爆弾などと同じ"道具"としてみているのではないのでしょうか? 子どもだって人間、おとなが彼らを道具のように使えなくなったら捨てる。必要になったら買う、または手に入れる。というようなことをするのは許されないことです。 
世界に困ったこどもたちがたくさんいるのは、子どもを一人の意志のある人間として扱わない大人がたくさんいるからなのではないか、と思います。


No.152 -> No.136
Date: 2005/03/06(Sun) 21:43
Name: あい
Subject: Re: 少年兵について考えること

私はこの話し合い(?)に参加して自分は本当に何も知らないなぁと恥ずかしくなりました。もちろんシエラレオネという名前も知らなかったしどんな状況かも知りませんでした。
こんなうちの考えてることですみませんが・・・
子供たちが笑って遊んで勉強してっていうのは当たり前な権利のハズ。それなのにその権利が無視され、しかも武器を持たされて・・・そんなことをしている大人はどう思っているのか理解に困る。
でもこんなことを言ってても実際そのような子供がいるのは事実。でもそんなすぐにみんな武器を捨てて遊ぼう!勉強しよう!なんてまいこさんの言っている通りに無理。そんな子達は私の想像できないようなことを考えて必死で生きているのだろう。それでもみんな人間。みんな平和にくらしたいしみんな勉強したいし遊びたいっていう気持ちをどこかに持っているハズ。それが子供の当然の姿だから・・・きっと復讐心だけを力に生きている子たちもどこかにそこから抜け出す道があるはずだと思う。それはきっとまいこさんの言う通りその子たちと同じ目線で話して励ましあってという大人達の存在だと思う。そしてこんな大人のひともいるということもわかってもらえると私は思う。
なんかうまいこと文章にできなくてすみません・・・


No.153 -> No.133
Date: 2005/03/06(Sun) 23:18
Name: 彩香
Subject: Re: シエラレオネからこんにちは

シエラレオネという国、恥ずかしながら私も初めて聞きました。
もちろん、シエラレオネでの内戦のことも。
ここ日本で暮らしていると、よっぽど注意していない限り、ニュースで大きく取り扱われなければ世界のことを知らないままに毎日が過ごせていってしまうんですよね。
そのことに、今改めて気づきました。
もっともっと、日常に、そういった情報が出てこなきゃいけないと思います。
それに、そうしたことについて学校で積極的に先生が話すことも、大事な気がします。学校ってそういった場所であるべきじゃないかな、と。
私たちが知らなくたって、子どもたちが戦争に巻き込まれているという事実はやっぱり事実。
知っている国のことは「大変だな」という風に感じるけれど、まだまだ知らない国にだって苦しんでいる子どもたちがいるんだろうな。
少しでも多く、ここで学びたいです


No.158 -> No.142
Date: 2005/03/07(Mon) 16:48
Name: にんじん
Subject: Re:

こんにちは。私もそう思います。イランなどの難民キャンプで、親のいない子供はイラクが攻めてきて逃げるときに地雷探知器として使われていたそうです。これも道具とみなしているといえると思います。なぜそういう大人がいるのでしょうか?やっぱり教育とかの問題なんでしょうか?いくら緊急の時だって決してしてはいけないことだと思います。


No.164 -> No.136
Date: 2005/03/07(Mon) 17:38
Name: 郁
Subject: Re: 少年兵について考えること

私も子供を兵士として道具として使うことはいけないと思います。
ニュースで、兵士と使われた子供達のケアをしてる施設が映っていました。そこで兵士として使われていたのは男の子だけではなく女の子もでした。男の子が兵士として使われているのは知っていましたが、女の子もだとは初めて知りました。そこで、カードを作っていた女の子は、兵士として使われたにもかかわらず、笑顔がありました。やはり、まいこさんやあいさんのいうように、励ましてくれる人、自分の気持ちを分かってくれる人がいるということが、何よりも心のよりどころとして大切だと思います。そしてまた、そういう施設を作っていくことも大切ではないかと思います。


No.174 -> No.136
Date: 2005/03/07(Mon) 20:46
Name: 智代
Subject: Re: 少年兵について考えること

こんにちわ。
私も少年兵の子供達のことは知っています。
学校でユニセフの活動を知るためのビデオを見たことがきっかけでした。
少年兵の子供達はとても傷ついていて、学校に来ても荒れて荒れていろんなものを壊したりしていました。
なぜ私たちと同じ年齢の子供が銃を持って戦争にかり出されなければならないのでしょうか。
未来を見ることのできなかった大人達が、自分たちのエゴでまだまだ長い将来のある子供達の心を深くえぐり、立ち直ることができないくらいにしてしまっている・・・・。
それがとても腹立たしいです。
また、何よりも腹立たしいのは、何もできないでいる自分です。
私はまだ子供で、同じ年の子供達が傷ついていてもなにもすることができません。
それが何よりも腹立たしいです。
少年兵について考えること・・・・それは私たちがどうすべきかを考えることでもあるのではないでしょうか。
少年兵に限らず・・・・・・・
そう思いました。
智代


No.199 -> No.174
Date: 2005/03/09(Wed) 02:04
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: 少年兵について考えること

智代さんの「腹立たしい」という気持ち、シエラレオネにいる私も毎日のように感じます。そして、そうした気持ちを持ち続けることが、実はとても大切なことだと思っています。
かつて国連で難民を助ける機関(UNHCRと言います)のトップとして働いていた緒方貞子(おがたさだこ)さんは、以前、彼女を難民の支援のためにかりたてる原動力は、「怒り(いかり)」だと表現していました。
シエラレオネで働いている私にとって、この言葉は非常に身にしみます。女の子をふくむ、元子どもの兵士と直接話をしていると、そのあまりにも悲惨(ひさん)な話に、悲しみを通りこして、怒りを感じることがよくあります。時には自分の無力さを嘆きたくなることもあります。
でも、逆に言うと、そうした気持ちをいだかなくなったとき、私はシエラレオネでユニセフのスタッフとして働く意味はなくなるのでしょう。大げさな言い方かもしれませんが、今の状況をおかしいと思う気持ち、なんとか変えていきたいと思う気持ちが、この国で仕事をしていく力にもなっているとも言えるかもしれません。
ただ、重要なのは、そうした気持ちとあわせて、ものごとをさまざまな角度から冷静に考え、的確に判断する力を持つこと。それが一番難しいことですね。


No.205 -> No.158
Date: 2005/03/09(Wed) 14:20
Name: とーこ
Subject: Re: 子どもだってひとりの人間

教育の問題なのかなぁ‥、もちろんそれもあると思うよ。でも「子どもだって一人の人間」っていったいどこで習うんだろう?
教科書とかにも載ってないだろうし、先生が改めて授業するわけでもないし‥。わたしたちが赤ちゃんをみて、人形とかロボットじゃなくて一人の人間がいるって思うように、わたしたちは赤ちゃん(子ども)がなぜ大切で尊重し、守らなければいけないかがすでにわかってる。もし、わたしたちがそういうふうに「子ども・あかちゃんだって一人の人間」って習わなかったり、思わなかったりしたら、にんじんさんの言っているように、子どもにそんな残虐なことをするかもしれない。う〜ん、どうしてだ‥


No.207 -> No.205
Date: 2005/03/09(Wed) 15:17
Name: 未来
Subject: Re: 子どもだってひとりの人間

私は、少年がホームレスの人を殺してしまった事件も、誰もが、生きる権利があり、同じ人間だと言うことを誰も教えていないために起こったと思います。
彼らは、ホームレスは汚いからやったそうです。自分と違う人間を認めることができないのです。
私は最近、こんな人をよく見ます。
工事現場で一生懸命働いている人を見て、お母さんが子どもに「ちゃんと勉強しないと、あんな人になっちゃうよ」と言います。
そんな風に言われて、子どもはどう感じるのでしょう?
あんな人という言い方をされて。
私は、ホームレスを殺してしまった人も、このようなことをいやれたのではないかと思います。
これは、教育以前のもっと大切で大きなものが歪んでいる気がします。


No.213 -> No.133
Date: 2005/03/09(Wed) 20:36
Name: りん
Subject: Re: シエラレオネからこんにちは

シエラレオネは日本とは正反対の、平均寿命が世界で最も短い国だと聞いたことがあります。原因はやはり内戦だと思います。罪の無い子供たちが労働を強いられ、大人の被害に会うのですね。一概に大人達といいますが、そういう悪いことをする大人達はどういう環境で育ったのかな。。という疑問を抱きます。悪いことをする人って、結局は悪循環の被害者でもあると思うんです。自分が愛を知らないから、他人が苦しんでいても助けたいと思わない。そういう心の人達だと思います。悪循環は早く食い止めなければ、と思います。


No.227 -> No.207
Date: 2005/03/10(Thu) 03:01
Name: みやがわエクアドル
Subject: Re: 子どもだってひとりの人間

そうですね。世界にはたくさん困っている人がいますが、日本だ って決して完璧な国ではないですよね。どんな生活をして、どんな 仕事をして、どんな生き方をしていても、みんな悲しみ、痛みなど を感じる心をもち、自分の人生を精一杯生きる権利を持った人間 だということを忘れてしまう人もいます。
世界に困っている子どもがまだまだたくさんいる。その仲間たちの 痛みを分かってあげて何かしたい、そう思ってこの仕事をはじめ ました。
でも自分の隣の友達の痛みを感じることができ、周りの の人々を思いやり、自分の家族へのやさしさなども忘れない、 心の優しい、豊かな人間になりたい、と私は最近よく思います。
でも私にはとても難しいことで、これからまだまだ修行です。

 

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