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No.165
Date: 2005/03/07(Mon) 17:39
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ★シエラレオネから・・・子どもたちの写真

根本さんより資料が届きました。写真に写っている子どもたちは、なにをしていると思いますか?
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/n_siryo01.html
みなさんが写真を見て思ったことを投稿してください。どしどしお待ちしております。


No.167 -> No.165
Date: 2005/03/07(Mon) 17:57
Name: 郁
Subject: Re: ★シエラレオネから・・・子どもたちの写真

何かについて調べて発表している写真だと思います。
麻薬、病気など、自分たちや自分たちの国に関係ある話題について調べて、発表することは良いことだと思います。調べることによって、今まで知らなかった知識を得られるし、そのことがきっかけでもっと知りたい、など興味が湧いたりします(自分にもよくあります)。また、人の発表を見て、聞くことによっても新しい知識を得られたりします。その結果として、麻薬はしてはいけないとか、この病気はこうやったら防げるなど、彼らや彼らの国が抱えている問題を解決する糸口になると思います。


No.169 -> No.165
Date: 2005/03/07(Mon) 19:36
Name: あい
Subject: Re: ★シエラレオネから・・・子どもたちの写真

私も何か生活に必要なことについての話し合いや勉強会、発表などをしているのだと思います。(HEALTHっていう単語がうっすらと見える・・・)
自分で学んで何かを知るっていうことはとても大切なことだと本当に思います。ただ教えられるだけじゃなくて話し合ったり大きく字を書いたり絵を描いたり、そんなことによってその学ぶことを身近に感じ興味をもてる。そして学んだことが当たり前として生活に生かされていくのだと思う。実際私も小学校の時国語でみんなで絵を描きながらある文章を勉強したの今でも覚えているから・・・


No.181 -> No.165
Date: 2005/03/08(Tue) 03:03
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: ★シエラレオネから・・・子どもたちの写真

あいさん、郁さん、意見を寄せてくれてどうもありがとうございます。そして、高田さん、写真をアップしてくれて感謝です。
これらの写真についての正解をいう前に、今回のディスカッションのテーマである「子どもの権利条約」をめぐって、シエラレオネで今いったい何が起きているのか、少し報告したいと思います。
シエラレオネは、1990年に「子どもの権利条約」を批准しました。これは、どういうことかというと、シエラレオネの政府が、「子どもの権利」を守ることの大切さを理解し、シエラレオネ国内で実際に子どもの権利が守られるよう責任を持ちますよ、と国際的に約束したわけです。
しかし、それが自動的にシエラレオネの子どもたちの権利を守ることにつながるとは限りません。ご紹介しましたが、10年にわたる内戦の間、多くのこどもたちが誘拐(ゆうかい)され、兵士として働かされるなどしました。たくさんの子どもたちが学校に行くことができず、避難しなくてはなりませんでした。
戦争が終わり、平和がおとずれた今、シエラレオネでは、新しい政府が子どもの権利を守るために、本気になって国内でそのための法律を作る必要が出てきました。そのため、今、ユニセフは政府と一緒に、「子どもの権利法」という法律を作るための準備をしています。これは、「子どもの権利条約」という国際的な約束ごとを、シエラレオネの社会にあったかたちで国内の法律にしていくこころみです。
はたしてどんな法律ができるのか...。もちろん、法律の内容に関しては シエラレオネの法律の専門家やユニセフが案を作るのですが、その案について一般の人々がどう思うか、シエラレオネ人の意見をきこうとする取り組みが始まっています。
そして、そのプロセスに、子どもたちの意見も反映させようと、全国各地の子どもたち400人以上が参加して、どんな法案を作ったらよいか、皆で意見を出し合いました。これらの写真は、その時の議論の様子です。劇(げき)や絵などを使いながら、子どもたち自身が子どもたち自身の言葉で、子どもの権利について語るのです。
大人だけでなく、子どもがそうした議論に参加することはとても重要です。子どもたちの視点で子どもたちのかかえる問題を語ることができるのは、子どもたちだけだからです。
このように、子どもにふさわしいシエラレオネを実現させるために、今、シエラレオネの子どもたちは一生けんめいがんばっています。今年前半には、法律が国会で議論され、その後成立する予定です。そのために、ユニセフはいろいろな団体と交渉を重ねているところです。
こうした「子どもの権利」をめぐるシエラレオネの様子、日本とくらべてどうでしょう?何か感じることはありますか?


No.214 -> No.181
Date: 2005/03/09(Wed) 20:58
Name: あい
Subject: Re: ★シエラレオネから・・・子どもたちの写真

返信遅くなってすみません・・・
子供たちが自分自身の権利についてみんなで話し合うということは日本ではあまりありえないように思う。
日本の私たちは毎日学校に行って勉強することは当たり前に思っているから。
だから自分のすんでいる国である日本での法律とかそいうことに真剣に向かい合ったこともないように思う。
私も正直今までみんなと(友達と)今の生活+権利などなど、は真剣に話し合ったりした記憶はありません。
それなのにシエラレオネの子供たちは法律というものを自分とは関係のないものとは思わずに、自分たちのことだと思って意見を出し合う、それは今の私たちが見習うべき姿勢じゃないかな?と思う。
そんな難しい法律のことを話し合う必要はない。
ただ今の生活がどんなに幸せかということを感じるきっかけとしてもなにか話し合うきっかけがあったらいいなと思う。
きっと私の知らないところでそういう話し合う場があるのだろうけど。。。
でも本当にシエラレオネにいる子供たちは私たちより真剣に自分の国について考えてる感じがするなぁと思いました。


No.225 -> No.214
Date: 2005/03/10(Thu) 00:48
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: ★シエラレオネから・・・子どもたちの写真

あいさん、お返事どうもありがとうございます。
あいさんの言うように、日本で普通に暮らしているかぎり、「子どもの権利」ということをあまり真剣に考えなくても、生活していくことはできますよね、きっと。けれども、シエラレオネのように、戦争によって、マラリアやはしかによって、親や兄弟姉妹、友だちが、傷つけけられたり、簡単に命を落としていく国では、子どもたちも大人も、「子どもの権利」という考え方に敏感(びんかん)にならざるをえないのかもしれません。
非常に残念かつ皮肉なことなのですが、シエラレオネでは人々があまりにも苦しい経験をしてきたからこそ、「子どもの権利」の大切さ、尊(とうと)さというものに気づいたと言えるかもしれませんね。
でも、だからといって、日本の子どもたちが、大人と一緒に「子どもの権利」を考えていくことができないはずはありません。「ユニセフ子どもネット」のような場をうまく利用して、皆でもっともっと「子どもの権利」について、気軽に話していくことができると良いですね。


No.226 -> No.225
Date: 2005/03/10(Thu) 01:32
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: ★シエラレオネから・・・子どもたちの写真

呼ばれてないのに突然あらわれた高田です(^^)ちょっと根本さんのお話とそれるかもしれませんが、日本の子どもたちの権利について思ったことをひとつ。
みなさんは、学級会や生徒会活動って参加していますか?みんなで自分たちの学校のことやクラスのことを考えて、自分たちのルールを決めたり、先生へ自分たちの意思を伝えたり・・・。子どもの頃の私にとっては「私たちが学校をつくっているんだ」っていうことが一番実感できたときでした。学校や先生たちは子どもたちが安心して充実した学校生活を過ごせるような場所を提供しなければなりませんから、それを実現させるために子どもたちが意見を言うのは当然の権利です。学校というと、あまりにも身近すぎるし、超ちっぽけな世界に思えるかもしれないけど、自分たちが働きかけて変化を生み出し、権利を実現するという一連の作業は、どんな世界にも共通して言えることだと思います。みんなも知らず知らずのうちに自分たちの権利を考えているのかも。
世界には、大人もいれば、子どももいる。子どもがいるかぎり、大人だけではなく、子どもたちにとっても良い世界をつくっていかなければなりません。大人のサポートを得ながら、日本の子どもたちがもっと自信をもって、自分たちの意見を自由に発言し、実現できるようにしたいですよね。具体的に日本の子どもたちにどういうことができるか、後半の学習会でも時間をかけて意見交換していきたいと思います!

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No.155
Date: 2005/03/07(Mon) 09:46
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ★宮川さん(エクアドル)がいよいよ参加!質問を募集します

本日、いよいよ宮川さんがエクアドルからこの学習会に参加してくださいます!お忙しいところネットワーカーのために支援の現場から参加してくださいます。ワクワクしますね。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/guest.html#a
宮川さんは南米のエクアドルで幼い子どもたちがすこやかに育つためのプログラムについてのお仕事をしています。すでにみなさんには、宮川さんから送ってもった資料について意見を募集していますが、ひきつづき意見を募集しています。
★もし学校がなかったら・・・
https://www5.rocketbbs.com/751/bbs.cgi?id=ucnet&mode=res&no=80
★児童公園で子どもが死ぬ?
https://www5.rocketbbs.com/751/bbs.cgi?id=ucnet&mode=res&no=81


No.163 -> No.155
Date: 2005/03/07(Mon) 17:14
Name: 郁
Subject: 質問

郁と言います。よろしくお願いします。
・「南米のエクアドルで幼い子どもたちがすこやかに育つためのプログラムについてのお仕事をしています」と書いてありますが、具体的にはどのようなお仕事をしているのですか?
・エクアドルで(教育に対するなど)大人の意識を改善する活動とかは行われているのですか?
・現地で感じる日本とエクアドルの違いってありますか?(考え方とか、意識とか)
・エクアドルで学校に行くのにはお金がかかるんですか?
・やはり学校に行ける女の子の数は少ないのですか?
・宮川さんがユニセフで働いて良かったと思うことは何かありますか?


No.177 -> No.163
Date: 2005/03/08(Tue) 00:55
Name: みやがわエクアドル
Subject: エクアドルから、郁さん、みなさんへ、

郁さん、そしてメールグループのみなさん、 はじめまして。ユニセフ・エクアドル事務所の宮川です。 
できるだけ郁さんが質問してくれた順にお答えしますね。
1.私がしている仕事(幼児総合ケアプログラム)について。。。
一人の赤ちゃんを想像してみてください。
赤ちゃんが 健やかに育つためには母乳を与え、愛情をそそぎ、健康や 栄養を考え、清潔に保ってあげたり特別の保護をしてあげ ないと大人よりずいぶん弱い赤ちゃんは生きていけませんよね。
「そんなのあたりまえやん」と思ったかもしれませんが、 そういう私たちがあたりまえと思っているような知識も 発展途上国では知られていないことがおおいため、赤ちゃんが 一人でも多く健やかに生き残ってもらえるように、政府に 赤ちゃんや妊娠している女性などへの保護やサービスを増やす ように働きかけたり、またエクアドルの人々に赤ちゃんが元気 に育つためにしなければならないことなどを説明したりして います。
日本では生まれたばかりの赤ちゃんでも、お母さんはいつも 「お腹すいた?」とか、「オムツ替えて気持ち良いねー」なんて 声をかけながら世話をしますよね。 私が働くエクアドルの アマゾン地域では、お母さんたちが「赤ん坊に声をかけたって 言葉がまだ分からないんだから意味がない、2歳ぐらいに なって初めて子供と話し始めます」なんて、言う人が結構 たくさんいるんですよ。 生まれたばかりの赤ちゃんでも大人に 負けないぐらいの数の脳細胞を持っています。母親が話しかける ことで、何百万もの脳細胞が刺激され成長します。そういう 機会がない子供たちは生まれたときからいろいろなハンデを 背負ってしまいますね。
そのほかにも「はいはい」をし始めた赤ちゃんが手に届くもの を口に入れてしまって窒息したりして死亡するケースなどにつ いても「そういうものだ、仕方ない」という考え方で、一つの 家族の裏庭にいくつもの小さなお墓が並んでいたりします。
こういう子供たちを一人でも減らすためにユニセフエクアドルは 小さな子供や妊婦がいる家族に直接働きかけるプロジェクトを しています。 ユニセフ協会のウェブに「家族教育プロジェクト」 の記事が載っていると思いますので、そちらを見てみてください。2. たぶん1の答えで分かってもらえたかと思いますが、
家族教育プロジェクトというのがまさに子供をケアする家族、 大人の人のために始めたものです。
3. うーん、いっぱいありすぎで何を話したら良いのか。。。
エクアドルは南米のラテン文化の国です、大きな都市の人 たちはあっけらかんとしていて踊りが好きで、いかにもラテン、 ですが、田舎のほうに行くと先住民族がたくさん住んでおり、 スペイン語が話せなかったり差別されたりして、とてもしいたげ られていきています。 郁さんのほうで、どういうことについて の考え方や意識の違いを知りたいかヒントをくれませんか?
4.学校は法律では無料のはずですが、でも考えてみてください。
あなたが学校へ入学したとき制服は誰が買いましたか? 筆箱や ノートは? 貧しい家族はそういうものを買うことができません。
また政府も教育費用に関しては先生のお給料しか支払えないため、 チョーク、生徒のためにするコピー(田舎のほうではコピー機 などもないけすけどね)などは先生の自腹で購入します。先生達 も自分の家族が生きていくのに必要な給料さえももらえていない 状態でチョークを買うなどできず、生徒の家族に少しずつのカンパ や寄付を募ります(1年間に1000円から2500円ぐらい)。
貧しい 家族はそれも払えません。 こちらの先生達は教師の給料では生き ていけないため、学校が終わった後違う仕事をしたりしています。
6. 女の子の数。 特に先住民族の町では女の子は昔から家族の 手伝いをするものと信じられており、自分の妹弟の世話や家事を するため学校にいかないことがあります。 昔に比べると考え方 はかなり変わってきて教育は大切だと大人も思うようになってきま したが、家族の中に兄弟が6人も8人もいると貧しい家ではそんなに たくさんの子供を一度に学校にやれず、1年ごとに違う兄弟が学校 に通う、「交代制」みたいなことをしている家族も見かけます。
でもそれじゃ、続けて勉強できないし、他の兄弟が学校に行って いるあいだに他の兄弟は勉強をしたことを忘れてしまうので、意味 がないですよね。 そういう場合も、やはり男の子の方がより長く 教育を受けていることが多いです。
7. 働いてよかったと思うこと。
たくさんあります。 いろいろな違う文化を見れること、いろんな 人と触れ合えること、少しでも困っている人のお手伝いができる こと。自分が勉強したこと、以前の仕事で経験したことを役に 立てることができること。。。苦労や悩みはいつもありますが、 やっぱりここで仕事ができてよかったと思います。 ユニセフ ニュースにアマゾンでの仕事の経験のことを少し書いたことが あります、よかったらそちらも読んでください。
長くなってしまいました。 ごめんなさい。 郁さんやこのメール に参加している皆さんのような鋭い感性や優しい考え方をする人 が世界の国々で活躍してくれるといいなと思います。 
みやがわ


No.208 -> No.177
Date: 2005/03/09(Wed) 16:32
Name: 郁
Subject: Re: エクアドルから、郁さん、みなさんへ、

返事ありがとうございます。
ユニセフの活動を通して防げるものは防いで、赤ちゃんがすくすく育ってくれると嬉しいですね。
・考え方、意識の違いについてですが、大人の教育の考え方は分かりました。そこで、子どもについてなのですが、エクアドルの子どもは学校に行きたいと思ってますか?それよりも、家族のために働きたいと思っているのですか?
違う質問なのですが、
・エクアドルは先進国に追いつこうということばかり考えて、子どもの育て方とか衛生とか教育とかには手が行き届かないのですか?それとも、政府の政府で何か活動をしていたりするのですか?
お願いします。


No.222 -> No.208
Date: 2005/03/10(Thu) 00:16
Name: みやがわエクアドル
Subject: 子どもは学校へ行きたいと思っているか

こんにちは、
エクアドルは現在雨季で、キトも雨や霧など薄暗く寒い日が続いています。
さて、子どもが学校へ行きたいか、ですが。
私の見る限り、子どもは学校へ行きたいと思っています。 
仕事で学校をたずねると子どもたちの嬉しそうな笑顔に元気づけられます。友達と会うこと、鉛筆を持つこと、ノートを汚すことなんでもが喜びなんだと感じます。 
ただ他のところでもコメントしましたが、先住民族の子どもの場合、親がスペイン語だけの学校などへ子どもを送ってしまい、学校が「何も理解できない、苦しみの場所」になってしまうことがあるということです。
もしあなたがとつぜん1時間目間から6時間目までウルドゥー語で授業を受けたらどうでしょう?
私だったらきっと拷問にしか感じられないと思います。
それでテストされたり宿題が出たりしたら、「学校は分からないからもういいよ」と言う子どもがいてもおかしくないでしょう。
家族の事情も子どもは繊細に察知します。
家が貧乏で家を手伝だわないといけない子どもは、なかなか親に学校へ行きたいなんていえないでしょう。
先住民族の文化では、子どもは生まれたときから家族の中で役割をもっていて、家族に貢献しながら成長するものと考えられています。特にアンデス山脈にすむ民族の子どもたちは本当によく手伝いをします。彼らにとってはそれは喜びでもあって、お父さんと羊やロバの世話をするなかで色々な知恵などを教わり、一人前になっていくというのは素敵なことだと思いますし、それも教育だと思います。ただ学校がある以上、学校へ行かないことは子どもの将来にとって不利なことですから彼らにとっても自然に通える学校づくりというのが大切かなと感じます。
政府について、エクアドルや他の発展途上国も同じですが、先進国に追いつきたいという気持ちは強いです。
ですから早く追いつけそうなところ、高度な大学や産業などについつい目が行きがちで、基礎教育や保健の分野がなおざりになりがちというのはあると思います。
あまりよい例ではありませんが、貧しい人が本当にたくさんいるインドには核兵器を開発する財力と能力があったりしますよね。。
またびっくりですが、市役所などにいくと、その都市、町に何人子どもがいるか、どこにいるのか知らない役所が結構たくさんあります、そんな状態では保健のサービスなど届きませんよね。
でも役所もお金がないので情報整備などの分野は後回しになってしまうことがおおく、悪循環の繰り返しになっていることが多々あります。

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No.185
Date: 2005/03/08(Tue) 07:18
Name: みやがわエクアドル
Subject: 赤道の国エクアドルからこんにちは

今日から参加します、エクアドル事務所の宮川です。 
エクアドルは南米大陸の北西にある、赤道直下の国で、お隣はペルーとコロンビアという国です。 Ecuadorというのはスペイン語で「赤道」という意味です。エクアドルは自然に恵まれた美しい国で、ガラパゴス諸島、アンデス山脈、さらにアマゾン地域まであり、各地で景色がびっくりするぐらい違います。 使っている言葉はスペイン語ですが、エクアドルにはたくさんの先住民族がおり、彼らは先住民族の言葉を話します。
この国の大きな問題は「貧富の差」、ここには何でも手に入る一握りの金持ちと、生きていくための基本的なものさえ手に入らない、大勢の貧乏な人がいます。 この2つの世界をどう一つにするか、エクアドルという一つの国として、どのようにみんなで平等に発展していくかが課題ですね。
学校の話と公園の話をウェブにアップしてもらっていますので、興味があればそちらを読んで参加してくださいね。 また、そのほかの質問やコメントもなんでも自由にしてください。 皆さんと一緒に勉強できるのを楽しみにしています。 
ではよろしくお願いします。 
みやがわ


No.189 -> No.185
Date: 2005/03/08(Tue) 13:31
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: 赤道の国エクアドルからこんにちは

宮川さん、お忙しいところありがとうございます。私も子どもたちと一緒にお話をお伺いしていきたいと思います!
みなさん、宮川さんが書いたユニセフニュースでの記事「エクアドルからの手紙」をアップしましたので、ぜひ読んでみてくださいね。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/50p_pdf/204-P16.pdf
残すところあと3日になりましたが、みなさん、どしどし宮川さんへのメッセージをお待ちしています!


No.190 -> No.185
Date: 2005/03/08(Tue) 15:01
Name: 桃
Subject: Re: 赤道の国エクアドルからこんにちは

宮川さん、初めまして。
エクアドルという国についての私の知識といったら、地理で「エクアドルは赤道という意味」とか「エクアドルといったらバナナ」とかいったことを習ったことぐらいだったのですが、写真もすこし見た気がするけれど、そんなに貧富の差がある国だとは全く知りませんでした。たぶん、一握りの金持ちの部分しか見えていなかったのだと思います。やっぱり、無知ってすごく怖いものですね。
「エクアドルからの手紙」、読ませていただいて、すごく感動しました。
私は以前、何だってみんな統一してしまえば、違いが減る分、争いも減って好都合なのに・・・と考えていた時期がありましたが、本かなにかで、違いがあるからこそいいのだということを学んで、違いを認めて尊重しつつ心を統一すべきなんだと思いました。でも、それが一番いいことだけど、一番難しいことだと思います。
だから、少数民族をつぶしてしまうのはきっと簡単なことなのだろうけれど、それは絶対にいいことじゃないです。少数民族の人たちには、本当に、誇りを持って、頑張ってその文化や言葉を伝えていくべきだと思います。
私にとって少数民族のお手伝いという仕事は、恥ずかしながらユニセフの仕事のイメージになかったのですが(ユニセフといったら、学校セットとかミルクとかでした…)、素晴らしいなぁと思いました。今日知ることができてとてもよかったです。


No.196 -> No.190
Date: 2005/03/09(Wed) 00:16
Name: みやがわエクアドル
Subject: Re: 赤道の国エクアドルからこんにちは

桃さん、
桃さんのコメント、とても興味深く読ませていただきました。
「無知」あるいは、知らずに身についてしまう「固定観念」
インドといえばカレー、エジプトといえばピラミッド。。。のような、私たちの頭の中にインプットされてしまった知識というのを誰もが持っていると思います。桃さんが最後に書いた 「ユニセフといったらミルク」も、その一つかもしれません。 
もっと近いところで例をあげると、私の教師時代、生徒がよく言っていた「隣の○×中学はみんなガリ勉」なんていうのもその一つかなと思います。隣の中学校にはガリ勉さんも、スポーツ大 好きさんも、カラオケ大好きさんもいるだろうけど、なぜかみんな
一緒くた。。。でも塾とかで、その中学の誰かをよく知ると、その子も自分とまったく同じ中学生。
こういうよく知らないのに、私たちがいつの間にか持ってしまう先入観のようなものというのは、いろいろな危険を秘めているなと思いませんか?
エクアドルでよく聞くのが「先住民族は頭の悪い怠け者」です。
どう思いますか?
きっとアフリカなどの紛争地域にいくともっと恐ろしい先入観が聞かれるのではないかと思います。
違いを尊重すること
仕事をしていてとても難しいなと思うのが、桃さんも書いてくれた、違いを尊重することです。 先住民族の人たちと仕事をするようになって、もし自分が先住民族だったらどう思うかを何度も考えました。
たとえば突然日本がアラブの一部になったとして「明日から学校はアラビア語で授業をする」「アラブの文化を受け入れない者には仕事はない」などといわれたとしたら。。。
言葉ができないだけで、昨日の優等生が明日は超劣等生に、自分の文化から他人の文化に溶け込めないという理由で失業したり、ばかにされたり。。。 そういう経験をエクアドルの先住民族の人たちは日々経験しているんだと思うと、それはとても不公平なことだと思うんですね。
私は日本人、あなたはアメリカ人、彼はイエメン人、それぞれ 違う文化、言葉を話すけど、誰も日本人をやめろ、とか、アメリカの文化に統一しろなんていわない。お互いがお互いを尊重し分かりあえる。。。それと同じことがエクアドルのキチュワ族、シュワル族、ウアラニ族、カニャル族、そしてスペイン語を話すメスチゾなどの間でも自然なことになってほしいなと思います。
日本でセサミストリートを見ていたときに、こういうメッセージが流れました。Difference is wonderful. That makes you special! (違いはすばらしい。それがあなたを特別な人にする)ええ言葉やなーと感激し、今も覚えている言葉です。。。
そんな世界が実現するといいですね!
みやがわ

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No.156
Date: 2005/03/07(Mon) 16:10
Name: 美央
Subject: ストリートチルドレン

こんにちは。
皆さんストリートチルドレンって知っていますか?
住む家がなく、路上で物乞いや物売りをして暮らす子供達のことですね。
世界(特にロシア)ではそういう子供達が増えてきているそうです。
理由は親の虐待による家出、親に追い出された、などさまざまです。
そしてストリートチルドレンの多いロシアではある対策をとりました。
それは、こどもを親のもとへいきなり返すという対策です。
でも私は、その対策は少しおかしいとおもいます。
理由は、親がいやで出て行った子もいるわけです。
ストリートチルドレンとして同居していた友達もいると思います。
そんな事をしたらまた家出をしてしまいます。
だから充分に心をケアしてから親のもとへ返すべきだと思います。
でもだからといってロシア政府の考えが、間違えているとは思っていません。
あと一押し足りないと思います。
だから困っている子供を助けるのにも、あと一押しというのもあるかもしれないと思います。


No.157 -> No.156
Date: 2005/03/07(Mon) 16:40
Name: にんじん
Subject: Re: ストリートチルドレン

こんにちは!
ロシアにはそういう対策があるんですか。知りませんでした。
私ももう少し何かしてあげるべきだと思います。
いきなり家へ返して、もう家があるからストリートチルドレンじゃない、なんてわけには行かないと思います。
心のケアをするのはいい考えだけど、もし親に虐待されていて家を出てきたのなら、返してもまた虐待されるだけでケアをした意味がないと思います。
でも私にはほかの方法は考え付きません。何かいい考えがありますか?


No.161 -> No.156
Date: 2005/03/07(Mon) 17:06
Name: 未来
Subject: Re: ストリートチルドレン

私も以前ストリートチルドレンについての番組を見ました。しかし、その中では子どもたちは、ちゃんと施設のようなものに預けられていて、問題を根本から解決しようとする意志が感じられました。
少しずつですが、ロシアも変わってきているようです。


No.166 -> No.156
Date: 2005/03/07(Mon) 17:48
Name: 郁
Subject: Re: ストリートチルドレン

 こどもを親のもとへいきなり返すという対策は私も良くないと思います。ある本で、ストリートチルドレンは家に帰してもまた親との折り合いがつかないなどで、家を出てストリートチルドレンに戻ってしまうということを読みました。そして、危険なことに巻き込まれたり、麻薬をやったり、レイプに遭ったり・・・と。やはり、心のケアをし、心の傷を癒してから彼らとともに職員が家族と話し合い、それでもダメなら、彼らを大切にしてくれる里親を捜したり、彼らと同じような子がいる施設で暮らし、教育を受けさせるということをすべきだと思います。
 聞きたいことがあるのですが、ロシアではどうしてストリートチルドレンが増えているのですか?


No.176 -> No.156
Date: 2005/03/07(Mon) 23:15
Name: 江渕 薫
Subject: Re: ストリートチルドレン

私も同じ考えです。
いきなり親元へ返しても、また同じ事が繰り返されるだけだと思います。勿論彼らは親よりも、一緒に暮らしていた子どものほうが安心できると思ってるし、大人が大嫌いです。
もうひとつの私の考えは警察(?)が親のところへ行って、親が自分の子どもを連れ戻すのが良いと思います。「育てよう」という心が親にないと、子どもも親もお互いを信じる事が出来ず、相手をまた警戒してしまいます。「子どもはわかっていない」と思うのなら、まず大人の方が優しく手をさしのべてあげるべきだと思います。
あと、「子供」じゃなくて「子ども」にしましょう。「供える」になっちゃいますから。私のこだわりです。


No.191 -> No.176
Date: 2005/03/08(Tue) 17:10
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: ストリートチルドレン

ストリート・チルドレンに関して、郁さんや江渕薫さんの指摘は正しいことが多いのが現実です。子どもを単純に親元に戻すことが、一番良い解決方法ではないこともあります。
シエラレオネのストリート・チルドレンについて(高田さんのアップしてくださった私の記事を参考までに読んでみてください)、非常に難しいのは、親や親せきなどから、なかば強制されて街で働かされている子どもが多いことです。結果的に、そうした子どもたちの多くが親元を逃げ出し、行き場がないため、路上で生活するようになります。
こうした状況をすぐに解決する特効薬(とっこうやく)はなかなかみつかりません。子どもの実の親を説得してみたり、子どもが安全に生活していくことができる別の家族をさがしてみたりすることも、政府のソーシャル・ワーカーの仕事です。
「子どもをきちんと育てましょう」というのは、とても単純でわかりやすいメッセージのように思えるのですが、貧しさと教育の機会の不足、そして文化的背景(たとえば、子どもを「しつけ」という理由でひっぱたくことは、ここでは普通なことです)とがからみあって、シエラレオネではそれを実行にうつすのは簡単ではないのですね。
子どもの権利という考え方は、これまでの大人中心の発想を変え、子どもの視点でものごとを考えてみようという考え方でもあるのではないでしょうか。ですから、ストリート・チルドレンの問題に取り組むうえで、いつも「子どもにとっての一番良い解決方法はなにか」ということを考え、マニュアルどおりではない、柔軟(じゅうなん)な発想を持つことはとても大切なことだと思います。

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No.105
Date: 2005/03/05(Sat) 11:03
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

いよいよ今晩(時差の関係で日本時間の真夜中になるようですが)、スタッフの根本さんが参加されます!パチパチ(^^)/
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/guest.html#b
根本さんはアフリカ・シエラレオネで子どもの権利を守るためのお仕事をしています。みなさんが投稿にも書いてくれた、子どもの兵士やストリートチルドレンの状況についてもよく知っておられます。わざわざ忙しいなか、ネットワーカーのみんなのために時間を作ってくださいます。ぜひこのめったにないチャンスに、シエラレオネの子どもたちについて、お話をお聞きしてみましょう!質問がある人は、どんどん書きこみをおねがいします。また、根本さんへのメッセージも受け付けます(^^)/


No.112 -> No.105
Date: 2005/03/05(Sat) 14:15
Name: 由香
Subject: Re: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

根本さんへ★初めまして由香(秋山由佳)です。シエラレオネの子供たちの権利を守る仕事をしていると聞きましたが具体的にどのように守っているのですか?それとストリートチルドレンの子供たちは保護されるのですか?もし保護されるのならばその子供たちはどうなってしまうのですか?動物(よく聞くのが犬ですが)の場合は一定の期間を過ぎても飼い主が見つからない場合は殺されてしまうと聞きました。子供の場合にもそのようなことがあるのですか?そのことについてずっと気になっていました。教えて下さい。宜しくお願いします。


No.113 -> No.112
Date: 2005/03/05(Sat) 14:30
Name: bon
Subject: Re: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

こんびちは!!シエラレオネって、5歳未満の子どもの死亡率が世界最悪だって聞いたんですけど・・・・実際、なぜそんな風になってしまってるんですか?地方に病院などはないのですか?


No.132 -> No.105
Date: 2005/03/06(Sun) 00:05
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

シエラレオネからこんにちは。
はじめまして。日本ユニセフ協会・広報室のの高田さんから紹介がありましたが([No.105])、ユニセフ・シエラレオネ事務所で「子どもの保護担当官」として働いている根本巳欧(ねもとみおう)です。なんとかインターネット・サーバーも復旧し、皆さんの議論に参加することができそうです。
私は以前、日本ユニセフ協会で仕事をしていましたので、「ユニセフ子どもネット」とも非常に深く関わっていました。ですから、今回、ここシエラレオネからインターネット・ディスカッションに参加することができて、とても嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
それでは、私からの報告&返答は次のメッセージ(「シエラレオネからこんにちは」)に...。


No.134 -> No.112
Date: 2005/03/06(Sun) 00:33
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

高田さんの紹介文にもありましたが、私はここユニセフ・シエラレオネ事務所で、「子どもの保護担当官」として働いています。
簡単にいうと、シエラレオネで特別な保護を必要とする子どもたちを守るための法律やルール、仕組みを作るお手伝いをしています。
シエラレオネでは、「特別な保護を必要とする子どもたち」とは、元子どもの兵士やストリート・チルドレン、親のいない子どもたち、犯罪の被害者や加害者になる子どもなどを指します。
こうした子どもたちの権利をどう守るかというと、まずユニセフは政府と一緒に、子どもの保護のための仕組みを作っていきます。そもそも、シエラレオネの子どもたちを守るのは、シエラレオネの政府の仕事のはずですよね。ユニセフやNGO(非政府組織)の役割は、それをサポートすること。ですから、政府が責任を持って子どもたちを保護できるよう制度を整えていく、そのお手伝いをしているのです。
たとえば、かつて兵士として戦っていた子どもたちが武器を捨て、今度はペンを持って学校で勉強できるようにするとか、路上で生活する親がいない子どもは、親せきを探し出して親せきのもとで暮らせるようにするとか、犯罪の被害にあった子どもの安全を保障する(名前が公表されないようにする)とか、そういった仕組みを作っていく作業をしています。場合によっては、法律を作って、それを守らなかった人は罰するようなことも考えていきます。
次に、そうしたルールや仕組みを理解してもらうため、政府の職員に対して子どもの権利についてのトレーニングを行います。子どもの権利を守ることの大切さを知ってもらうのです。その後、トレーニングの効果があったかどうか、実際に彼ら、彼女らの職場を訪れて仕事ぶりをチェックするといった、モニタリングもしています。
もちろん、緊急支援と言って、すぐに病院に連れて行ったり、カウンセリングを受けさせたりする必要がある子どもたちへの、直接的な支援もしています。多くの場合、ユニセフはNGOと協力して、NGOを通じて子どもたちにいろいろなサービスを提供します。
ストリート・チルドレンの具体的な保護の方法については、以前、「ユニセフ・ニュー No.203」に記事を書かせていただきましたので、そちらを参考までに読んでみてください。(高田さん、HPにアップすることは可能ですか?)
親が見つからないからといって、子どもが犬と同じように殺されてしまうといったことはありませんので、安心してください。もしそんなことがあれば、ユニセフがほっときません。おそらく真っ先に政府のところに飛んでいって、そうしたことが2度とないように約束させるでしょう。ユニセフが目指しているのは、政府がしっかりとした子どもの保護のための方針を持ち、それを実際に実行することなのですから。


No.137 -> No.113
Date: 2005/03/06(Sun) 00:52
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

そうですね。Bonさんの言うように、シエラレオネでは、子どもたちの3人に1人が、5歳の誕生日を迎える前に命を落としてしまいます。これは世界でも最も最悪な状況とされています。
その大きな原因として、かつての戦争の影響があげられます。戦争中、多くの地域で病院などの施設が破壊されました。医師や看護師、ソーシャル・ワーカーといった人々がが殺されたり、国外へ逃げてしまったりしました。 
そのため、地方の病院では、適切な治療ができないところも多いのです。それに加え、学校に行けなかった若いお母さんの中には、栄養や衛生などに関してじゅうぶんな知識を持っていない人も多いのです。そのため、予防可能な病気でも死んでしまう子どもたちがたくさんいるんです。
例えば、シエラレオネでは、毎年はしかにかかって命を落とす子どもが何万人もいます。日本であれば、はしかは誰でもかかる病気とされていますし、数日間学校を休むだけで、また元気に生活することができるのに。その他にも、下痢(げり)やマラリアといった病気が、子どもたちが命を落とす大きな原因です。
お母さんのなかには、赤ちゃんに予防接種を受けさせるとか、蚊帳(かや)の中で眠ることでマラリアが防げるとか、そうしたことを知らない人もいるのです。日本ではほぼ100%助かる病気で死んでいく子どもたちがたくさんいるというのは、非常につらい現実です。
ユニセフは、こうした状況を改善させるために、政府と協力して、全国的な予防接種のキャンペーンをしたり、お母さんを対象とした、栄養や衛生に関する講習会のようなものを村々を回って行ったりしているんですよ。


No.139 -> No.134
Date: 2005/03/06(Sun) 16:38
Name: めぐみ
Subject: 質問があります!

私は以前、カンボジアを訪れた際に政府は腐敗してて、何もしてくれないという話を聞き、政府は頼りにならないものだという先入観を持っていました。でも、根本さんのお話を読ませて頂き、そんなことはないのかな?と思いました。実際の政治家さん達のことを詳しくおしえていただけますか?政府はユニセフスタッフさんのいうことに従ってくれるのですか?
私も子ども兵士のことがとても気になります。戦争で人を殺さなければいけないことが、どんなことなのか、私には想像しても仕切れないのだろうと思います。。私たちは、今できることは伝えることだと思っているのですが、実際に子ども兵士と向き合ったことのある根本さんにとって、子ども兵士がいるのだという事実をつたえることはどう思いますか?こういう伝え方はやめてほしいとか、日本の中での、広報についてどう思われますか?


No.148 -> No.134
Date: 2005/03/06(Sun) 20:23
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

根本さん、お忙しいところ学習会に参加してくださって、ありがとうございます!こうやって子どもネットを通じて現地から生の声をお伝えいただけることを感謝しています。どうぞ5日間よろしくお願いします。私もみなさんと一緒にいろいろなお話をお伺いしようと思います(^^)
ネットワーカーのみなさん。根本さんが「ユニセフニュース」に書いた記事は、少し時間がかかるかもしれませんが、みなさんにもご紹介できるようにしたいと思います。興味がある人は楽しみにしていてくださいね。


No.171 -> No.137
Date: 2005/03/07(Mon) 20:01
Name: bon
Subject: Re: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

お返事、どうもありがとうございます!!3人に1人・・・・ショックです。UNICEFが行っている講習会で、何か大きな変化はあるんですか?


No.178 -> No.171
Date: 2005/03/08(Tue) 02:01
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: ★根本さん(シエラレオネ)がいよいよ参加!質問を募集します!

「何か大きな変化はあるですか」というのは、非常に良い質問ですね。それは、常にユニセフが自分自身に問いかけている質問でもあります。
たとえば、2004年、ユニセフはマラリア予防のための蚊帳(かや)を、シエラレオネの3つの地域に重点的に、全部で36,000セット配りました。
どういうふうに蚊帳を配ったかというと...まず村々にある保健省のクリニックに、いっせいに蚊帳を配ります。その時に、それぞれのクリニックで働く保健員を対象に、蚊帳を使うことでどういう効果があるのか、講習会を開きます。いわゆるトレーニングです。
その後、トレーニングを受けた保健員が担当する村々を隅々までまわり、そこに住んでいる人々に蚊帳の効果と使い方、さらには保健・衛生の簡単な知識も一緒に教えます。と同時に、(地方にはテレビがないので)ラジオなどを使って、「マラリア予防のため蚊帳を使いましょう」というメッセージを伝えていきます。メディア・キャンペーンと呼ばれるものです。
そして、実際に蚊帳を受け取れる家庭−今回は、蚊帳の数が限られていたため、1歳未満の子どもを持つ家庭と妊婦(にんぷ)さんにのみを対象としました−を探し出し、記録に残しつつ、一つ一つ蚊帳を配っていくのです。
こうした方法を取ることで、ただ蚊帳をあげるだけでなく、それをどういうふうに使えばよいのか、なぜそうした行動が大切なのか、理解してもらうことができます。そして、ユニセフが村々を去った後も、地元の人たち自身の手で、身につけた知識をさらに多くの人たちに伝えていくことがでくるのです。
その後のユニセフの調査では、実際に蚊帳を受けとった家庭の80%で、半年後も蚊帳を正しく使っていました。そして、マラリアにかかる子どもの数を10%減らすことができました。
これはほんの1例にすぎませんが、ユニセフが目指しているのは、子どもが生きていく権利を守るための、こうした人々の行動の具体的な変化なのです。


No.179 -> No.139
Date: 2005/03/08(Tue) 02:29
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: 質問があります!

めぐみさんの言うように、政府の人たちを説得するのは大変なことです。新しい考え方をなかなか受け入れられなかったり、すぐに行動をおこすことができなかったりもします。
ただし、基本的なユニセフの考え方は、国−政府と言いかえてもよいですね−がまず率先して子どもの権利を守るべきだというものです。もちろん、子どもに日常的に接するのは親だったり、先生だったりしますが、子どもを守るための基本的な仕組みを整える責任を持っているのは、それぞれの国なのです。
シエラレオネでの大きな課題は、戦争中、ユニセフをふくめ、たくさんの援助機関が子どもたちに対する支援を行っていたため、政府が自分たちで考え、自分たちで実行するという発想に欠けてしまったところにあるようにと思います。優秀なスタッフが戦争のため亡くなってしまったり、国外に避難してしまったケースもあります。
そのため、今のシエラレオネ政府には、ユニセフのちょっとした後押しが必要なことが多いのです。政治家も同様です。たとえば、「子どもの権利条約」という言葉を知らなくても、子どもが学校に行くことの大切さ、子どもが大人の暴力から守られる必要については、みんな良く知っています。そこから一歩先を見て、そうした社会を実現するためにはどんな法律が必要なのか、といったことを国会で議論してもらえるよう、ユニセフは働きかけたりしています。
ユニセフが伝えようとすることが、なかなか政府で働く人々に理解してもらえないこともあります。それでも、つい数年前まで、子どもがあまりにも簡単に、そして残酷(ざんこく)に戦争の道具として利用されていたこの国で、政府が子どもの権利を語り始めているというのは、ある意味で画期的なことです。ですから、ゆっくりとした変化であっても、やや長い目でもって、この国の変化をサポートしていく必要があるように思います。


No.180 -> No.139
Date: 2005/03/08(Tue) 02:46
Name: Mioh - UNICEF Sierra Leone
Subject: Re: 質問があります!

めぐみさんのもう1つの質問について。
子どもの兵士がいる/いたという事実を伝えることは非常に重要です。それは、子どもの権利の重大な侵害で、2度とおきてはならないことだからです。
その一方で、子どもの兵士のイメージ、あるいは、兵士に手足を切り取られた子どもたちや女性のイメージだけで、この国を語ろうとする人がいまだに多いことが残念です。そして、戦争中に受けた体と心の傷(きず)が癒えない子どもたちに、戦争の時の話をむりやり聞きだそうとする人たちもたくさんいます。
たぶん、ユニセフのスタッフのように、戦争の影響を受けた子どもたちとともに働く人に必要なのは、子どもが何を考え、どう感じるか、行動を起こす前にちょっと立ち止まり、子どもの立場にたって考えてみる想像力だと思います。
子どもの権利の侵害という事実を世界中に訴えていくことは、いろいろな意味で必要なことなのですが、だからといって、戦争の被害にあった子どもたちを再び犠牲(ぎせい)にすることは許されません。
元子どもの兵士と向き合うときに私が心がけているのは、そうした想像力を持つことです。


No.188 -> No.180
Date: 2005/03/08(Tue) 12:05
Name: めぐみ
Subject: ありがとうございました。

とてもとても、勉強になりました!
本当にありがとうございます!!
いままで、国には頼れないものだと思って、NGOなどに期待するしかないのだと思っていました。しかし、国には子どもを守る責任がある。本当にそうだな〜と思います。
元子ども兵士の子ども達のことについても、はっ!と思いました。戦争の話を無理矢理聞き出そうとする人もいるのですね。そういう資料もあるということを心にとどめておこうと思います。

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No.81
Date: 2005/03/04(Fri) 12:04
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ★児童公園で子どもが死ぬ?

https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/m_siryo02.html
同じく宮川さんから届いた資料です。この内容を読んで感じたことはなんですか?児童公園で子どもが死ぬ・・・って、ちょっとビックリですよね?日本ではあまり考えられないことですよね。


No.83 -> No.81
Date: 2005/03/04(Fri) 15:10
Name: 郁
Subject: 児童公園で子どもが死なないためには

写真を見ると、遊具はとても安っちいような気がします。(人が滑り台を横にしていますし)遊ぶことは子供の権利だと書いてありましたが、それならば大人は子供が安全に遊べるように細心の注意をはかるべきだとは思います。転んでも大丈夫なように砂からマットに変えろとはいいませんが、せめて遊具をちゃんと固定するとか、もう少し遊具を頑丈にすることは出来ると思います。
 私達には何が出来るか・・・。一番最初に大切なことは、多くの人々にこの現状について知ってもらうべきだと思います。また、世界の潰してしまう公園の遊具をエクアドルの公園に設置するというのは、撤去するよりお金がかかると思いますが、リサイクルにもなり、良いことだと私は思います。(政府や、自治体なの行政が不利益なことをするとは思えませんが)そういう意味では、私達一人一人の人々の意識の改善も必要かもしれません。環境に悪い安いものと環境に良い高いものだったら環境によい高いものを買うとか。自国の利益より世界の利益を考えるとか。こう考えると、全ての地球上の問題は一つに繋がっていて、一つ片づけるのに全てを見なくてはいけないみたいです・・・。


No.108 -> No.83
Date: 2005/03/05(Sat) 12:23
Name: パソコン大好き
Subject: Re: 児童公園で子どもが死なないためには

僕もそう思います。
写真を見たときにびっくりしました。
遊ぶのが子どもの権利であれば、楽しく安全に遊べるようにするのは、大人の責任だと思います。
ちゃんと固定するなどは、そう考えれば当たり前のことだと思います。
せめて、ちゃんと固定していない遊具を、使えないようにするぐらいはしてほしいです。
たしかに潰してしまう公園の遊具を、設置するのは、確かにお金がかかると思います。
でも、無駄になる量やコストを考えるとそういうところに設置したほうが、いいんじゃないかと思います。


No.109 -> No.81
Date: 2005/03/05(Sat) 12:56
Name: 由香
Subject: Re: ★児童公園で子どもが死ぬ?

見るからに危険ですね…。本当に日本では信じられないし、もしこのようなモノがあったらすぐに撤去されてしまうでしょう。遊んでいて死ぬって一番悲しいことじゃないですか?これではこの国の子供たちには遊ぶ権利がないのと同じではないでしょうか?


No.182 -> No.81
Date: 2005/03/08(Tue) 05:30
Name: みやがわエクアドル
Subject: 今日から参加します、エクアドルのみやがわです。

由香さん、郁さん、パソコン大好きさん、そしてみなさん今日から参加のユニセフ・エクアドル事務所のみやがわです。
よろしくお願いします。 
みなさん、写真をみてびっくりされたようですね。 
私も初めて見たときは「アゴが床につく」ほどの驚きでした。
それ以来、どの町でも公園を見て歩くようにし始めましたが どこでも似たような状況で、公園が「子供が楽しく遊べる場所」になっているところはほとんどない状態です。 一度ためしにシーソーに乗ってみましたが、上に上がると私の身長よりも高く まで上がるため(165cm以上)とても怖いです。 また下に下りるときはしっかり足を踏ん張らないと、地面にタイヤなどのクッションがないためガチンとお尻をぶつけてしまいます。
私のはじめの疑問は「子供が危険で遊べない公園をなぜ町は作るんだろう?」でした。
正直、作らないほうがましな状態だと思いませんか?
いろいろな人と話している中で、行き着いた答えは、どうやらこちらの人々は、「西洋の進んだ国々には子供の公園があり、ブランコやシーソーのような遊具がある、だからわが国、わが町も負けずに作らないといけない」「町には公園がつきものだから作る」というように考えているんだなということです。
「子供のために」公園がある、というより「町の誇りために公園は存在する」ということかもしれません。。。
だから子供が安全に楽しく遊べるように、という日本人にとってごくあたりまえの考え方で公園を設計することがないのでしょう。
もし、あなたがこんな危険な公園のある町の町長さんに会ったとしたら、どんなことを伝えたいですか? その町の大人に何を言いたいですか? 
このような公園の様子から、エクアドルが子供をどのように見ている、あるいは子供の権利をどのように考えていると想像できますか?


No.186 -> No.83
Date: 2005/03/08(Tue) 07:40
Name: みやがわエクアドル
Subject: Re: 児童公園で子どもが死なないためには

郁さん、
郁さんの考えや提案はとても鋭いですね。
そうなんですよね、エクアドルの公園をみて「なんじゃそりゃ」と文句をいうのは簡単でも、自分たちに何ができるか考えはじめるとぐるぐるまわっちゃって。。。私もそうです。。。
人々にエクアドルのような公園の状況を知ってもらうこと、また 「子供の権利」について本当に理解し、実際に社会や暮らしにあてはめてもらうことが大切だろうと思います。 これらの公園は子供のためのものであるにもかかわらず、エクアドルの子供たちの「生きる権利」、「遊ぶ権利」また「安全に関する権利」などいろいろな権利の邪魔をしていますね。エクアドルの人たちも「子供の権利」について聞いたことがある、あるいは知っているという人は結構いると思いますが、実際それが自分たちの生活や子供の扱いかたに違いを及ぼすものとは考えていません。
「子供の権利条約」のようなすばらしい条約をただの「おかざり」にしないためには、想像を絶するような努力が必要かも知れません。

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No.146
Date: 2005/03/06(Sun) 19:44
Name: 美央
Subject: ある番組で…

ケーブルテレビで見た話です
#ある子供が叔父さんにあずけられましたその叔父さんは小さい頃虐待されていたので、脳神経が狂っていました。
そしてそのあずけられた子を虐待しました。
その子はひどく虐待されていたので、そのおじさんと同じように脳神経が狂ってしまった#という話です。
私はその話を聞いてびっくりしました。
虐待→虐待と親から子に移っていくんだと思いました。
だから困っている子を助けるには、まず虐待を減らさなければいけないと思います。


No.151 -> No.146
Date: 2005/03/06(Sun) 20:52
Name: あい
Subject: Re: ある番組で…

虐待っていうのは世界に共通するすっごく重大な問題ですよね?私も虐待された子供は大きくなっても自分の子供に虐待するっていう話はきいたことあります。子供の頃に自分の親から意味も分からず暴力など嫌なことをされたらきっと人の気持ちも考えられないようになってしまう可能性がでてきてしまう、と思うんですよ。そんな感じで(どういったらいいかわからないんだけど?)きっと悪循環みたいな感じでなかなか断ち切れなくなって・・・でももし少しずつでも断ち切ることができるなら、美央さんのいってるように困ってる子たちを助けることにつながっていくはず!でも私たちができることは何?と考えたら難しくて何ができるのか・・・


No.162 -> No.151
Date: 2005/03/07(Mon) 17:11
Name: 未来
Subject: Re: ある番組で…

私は、虐待をなくすにはもっと、ケースワーカーの仕事を増やすべきだと思います。今、相談する件数では虐待が、とても多いそうです。しかし、逆に考えればみんな、どうにかしてほしくて相談するんですね。それなら、その相談に真摯になって答えていけば、必ず虐待は減っていくと思います。

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No.150
Date: 2005/03/06(Sun) 20:51
Name: ちー
Subject: 子どもの権利条約があっても・・

私は、子どもの権利条約はとってもいい条約だとおもっています。
でも、この条約があっても、世界の子どもたちは働かせ続けられています。この条約があっても誰が守らせるのですか??子どもが働いているのが普通になっている国はいっぱいあります。その国ではどのように子どもの権利条約をまもらせるのですか??条約があっても、世界の子どもたちが働かされている事情は改善されてないのではないんですか??私は、条約は世界に残されているとおもいます。


No.160 -> No.150
Date: 2005/03/07(Mon) 17:01
Name: 未来
Subject: Re: 子どもの権利条約があっても・・
そうですね。私は、国連がもっと大きな力を持って、この条約を守らせていくべきだと思います。そうでなければ、条約を作った意味がありません。
守っていない国や人を、罰則を用いて守らせてはいけないのでしょうか?

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No.45
Date: 2005/03/02(Wed) 21:07
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ★困っている子どもたちって・・・?

みなさん、投稿をたくさんありがとうございます!子どもの権利条約について、いろいろな意見が出ていますね。一生けんめい考えて書いてくれているのが伝わってきました。みんなの意見のなかに「子どもの権利条約を知らない人がいるから」とか、「教えられていないから」という話が出ているようです。
子どもの権利条約そのものは、基本的な人権を守られていない子どもたちがいるからこそあるんですよね?だからこそ子どもの権利条約が必要なわけです。「子どもの権利条約を知ってもらう」ためには、まず子どもたちの現実を知ることが大切ですよね。
たとえば、みんなが「子どもの権利条約ってなに?なんのためにあるの?」と聞かれたら、いろいろ答えはあると思いますが、あたりまえのことが保障されていない子どもたちをまもるためのものと答えるでしょう。じゃあ、「あたりまえのことが保障されていない、困っている子どもたち」って、具体的にどんな問題をもっている子どもたちでしょう?
みんなが知っている子どもたちが直面している基本的な人権が守られていない現実や問題をここであげてみませんか?みんなでちょっと整理をしてみましょう。どんな小さなことでもいいです。「こんなことみんな知っててあたりまえかな・・・」そんなことでもいいです。思い切って書いてみてください。
ヒント:子どもの権利条約をよむと、どんな権利が保障されているかな?
https://www.unicef.or.jp/kenri/syouyaku.htm
※タイトルは、なるべくどんな内容か(どんな子どもたちの問題か)がわかるように書いてください。タイトルのつけかたがむずかしかったら、とにかく気にしないで、どしどし書いてみてくださいね!


No.48 -> No.45
Date: 2005/03/02(Wed) 22:15
Name: なるみちゃん
Subject: Re: ★困っている子どもたちって・・・?

広報室の高田さんへ。私は今まで、世界に目を向けたことがありませんでした。1りでもおおくこのユニセフのことを知ってもらえれば!それだけで世界に対する意識はぐんと上がると思います。


No.52 -> No.45
Date: 2005/03/03(Thu) 08:22
Name: パソコン大好き
Subject: Re: ★困っている子どもたちって・・・?

○差別の禁止
 宗教や国などで差別されない権利を持っている。
 なにか措置をするときには、子どもに最善の利益があるようにする。
ちょっとだけ二条の解釈(になってるかな?)。
○困っている子どもたち。
 差別をされている。(も入るのかな?)
 十分な教育が受けられない。
こんなので返事になるかわかりませんが、一応少しだけ考えてみました。


No.55 -> No.45
Date: 2005/03/03(Thu) 15:40
Name: 郁
Subject: Re: ★困っている子どもたちって・・・?

> 具体的にどんな問題をもっている子どもたちでしょう?
・1日生きるにも危うい子供(ご飯、薬、生活に最低限必要なものが不足している)
・学校に行けない子供(親が教育より働くことを優先しているなど)
・人身売買に遭っている子供(労働、売春、大人の欲望のためなど)
・戦闘地にいる子供(イラクなど)
今ふと思ったのを書いてみました。それ以外にもあると思います。
皆さんの意見を聞かせて下さい。


No.57 -> No.45
Date: 2005/03/03(Thu) 16:42
Name: 未来
Subject: Re: ★困っている子どもたちって・・・?

日本のことなのですが、外国の人が{北朝鮮など}日本の学校にはいる
ことは難しいと聞きました。入ったとしても、差別を受けます。
遠い外国のことではないのですが、私には、とても気になることです。


No.63 -> No.45
Date: 2005/03/03(Thu) 17:12
Name: 広報室 さおり
Subject: Re: ★困っている子どもたちって・・・?

> 子どもの権利条約そのものは、基本的な人権を守られていない子どもたちがいるからこそあるんですよね?
そうですよね。人が宇宙に行って、空気がないと生きていけない!と気づくのと同じように、権利なんかも誰かに奪われたり、侵害されたりして初めて「大切なこと、守らなければいけないこと」だと気づくのかな、と思います。
比較的恵まれたこの国で生まれた私たちには、世界の悲しい現状頭で理解しているようで、実感がわかないこともあるのかもしれません。まずはこういった問題が実は私たちにも身近な問題なんだと感じることが、第一歩ですよね。
これから、たくさん問題を出し合って、一つずつみんなで考えていきましょう。


No.73 -> No.57
Date: 2005/03/03(Thu) 21:15
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: 差別と教育

未来さんの言うとおり、どんな政治問題があっても、どの国の子がどんな事情でよその国にいても、教育を受ける権利やチャンスがなければいけないと思います。
ところで未来さんの学校には外国から来た友だちがいますか?


No.74 -> No.55
Date: 2005/03/03(Thu) 21:21
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: ショックだったこと

郁さんはいくつか知っていることをあげてくれましたね。ありがとうございます。みなさんは、世界の子どもたちの現状を知って「ショックだったこと」はどんなことですか?
郁さんはどうですか?


No.76 -> No.52
Date: 2005/03/03(Thu) 21:56
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: 人を差別すること

たしかに2条には、差別を禁止しようということが書いてありますね。国がちがう、性別がちがう、障害をもっていたり・・・ほかの人と自分とはちがうことがいろいろありますよね。同じ学校に通っている友だちともちがうところがあってあたりまえだし、違う人たちが集まるからおもしろいこともありますよね。身の回りのことでもいいんだけれど、パソコン大好きさんは、これって差別かなぁ、と思うことってありますか?


No.78 -> No.74
Date: 2005/03/03(Thu) 22:08
Name: めぐみ
Subject: Re: ショックだったこと

私がほんとうにショックだと感じたのは、「生きながら火に焼かれて」という本を読んだ時です。この本は、ヨルダンの小さな村の話ですが、古い伝統があり、産まれた時から、女の子は家族の奴隷になり、男の子だけが優遇されるそうです。実の父からベルトでひどくたたかれたりもします。また、妻が女の子ばかり産むのは、いけないことと思われていて、あまり、女の子ばかり生まれると、母親は自分の手で産まれたばかりの子を殺してしまうそうです。中でも、女性にとっての一番の罪は、婚姻前の性交渉や、恋人を持つことです。少しでも、そのようなことが知られれば、家族によって、死刑にされます。主人公の少女はガソリンをかけられ、火をつけられました。。。おそろしくておそろしくて。。。


No.79 -> No.76
Date: 2005/03/04(Fri) 10:42
Name: パソコン大好き
Subject: Re: 人を差別すること

僕は、眼鏡をかけているのでよく「めがね!」などといわれます。
これは、差別に入りますか?


No.84 -> No.74
Date: 2005/03/04(Fri) 15:33
Name: 郁
Subject: 大人のモラル

 暗くなりますが、私が一番ショックだったのは人身売買です。ある本で、日本人がアジアに行き、ポルノ雑誌などに現地の子供達を性的搾取をしている事を知りました。また、ニュースで日本人の社員旅行で中国に売春しに行ってると聞きました。その時はすごく腹立たしく思いました。もう少し日本人の大人のモラルを改善すべきだと思います。
 これも本なのですが、インドの人はエイズは性行為をしたことのない人とすると治ると信じ込んでいると知ったときは、悲しくなりました。ここでは、隣の貧しい国のネパールの女の子が人身売買で売春宿に連れて来られ、そこでエイズにかかってしまうそうです。彼らがもう少し教育を受けてきたならば・・・・と嫌でも思ってしまいます。
 また、「お金のために売春をするのは日本人の女の子しかいない」という言葉はすごく胸に刺さりました。確かに日本人の女の子は自分のしたいこと、好きな物のために売春をします。貧しい国の子は今日を生きるために、強制的に、家族・妹弟のために、・・・などです。本当はしたくはないのだろうに。進んでそういうことをする日本人の女の子を私は理解できないし、許したくないです。


No.94 -> No.79
Date: 2005/03/04(Fri) 21:10
Name: とーこ
Subject: Re:

めがねかぁ・・・パソコン大好きさんは言われて傷つきますか?
傷ついたとしたらそれは差別です。
わたしも大概の時はめがねですが、いわれたらきっとむかっとくると思う。
はなしは変わるのですが、このあいだ保健体育の授業で「自閉症」についての話題がでたんです。先生が「自閉症」と言ったとき、わたしの後ろの席にすわっている子が「自閉症ってみんなにハブられるんでしょ?」っていったんです。「ええっ」と思いました。わたしはその子に、「自閉症は先天的な脳の障害であることと、みんなにハブられるなんてそんなことはないよ」と言いました。そのあと彼女は納得してくれたので、ほっとしました。偏見がひとつ、とりのぞくことができたと思います。 知らないことは悲しみを生みます。


No.95 -> No.48
Date: 2005/03/04(Fri) 21:25
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: ★困っている子どもたちって・・・?

なるみちゃん、こんばんわ。そうだね、ひとりでも多く世界の子どもたちのことを知ってほしいね。そのためにも、なるみちゃんのちからが必要だと思いますよ!


No.107 -> No.94
Date: 2005/03/05(Sat) 12:14
Name: パソコン大好き
Subject: 差別&悪口について

確かに、言われたら傷つきます。
ところで、「ハブる」とは、何ですか?
知らないので教えてください。
自閉症とは違いますが、よく悪口で「しんしょう」といっている子がいます。
「しんしょう」は、本当は「身障」で身体障害者の略です。
なのにそれを、悪口として使っているのを聞くと怒れてきます。
とーこさん(他の人も)は、そういう悪口を言っているのを聞いたことがありますか?


No.111 -> No.45
Date: 2005/03/05(Sat) 14:03
Name: 由香
Subject: 生きる意欲と希望

私は神奈川に住んでいるこの春から高校生の由香(HN)です。私はただ勉強しているだけでは物足りなくつまらないと思っています。困っている子供たちだって毎日毎日働いてばかりで決して楽しいとは思っていないと思います。だからだんだん生きる意欲がなくなってきてしまい、麻薬などに手を染めてしまう子供も少なくはないと思います。彼らは麻薬の恐ろしさを知りません。だから少しでも今の状況を変えたくて手を出してしまうのだと思います。だからそのような子供たちに生きる意欲と希望をもたせてあげるのが私たちの仕事だと思います。ささいなことでもいいので少しでも子供たちが楽しいと感じることが出来のように努力するべきだと思います。


No.126 -> No.107
Date: 2005/03/05(Sat) 21:02
Name: あい
Subject: 悪口について

はじめまして!うちもとーこーさんの「はぶる」の意味聞きたいです。
ところでうちもクラスの一部の子が悪口で「しんしょう」と言っているのは何度か耳にしたことがあります。最初はまさか身体障害者の略だなんて思っていなかったからその意味を聞いたときは本当にショックでした・・・本当に嫌でした。でもそれはたまたま自分の弟も知的障害があってそう思うだけであってもし弟が普通だったらうちも「しんしょう」という言葉を悪口に使っていたのじゃないかと思うと怖いくらいです。全ての人にちゃんとわかってもらえて差別的なことがなくなるようになるにはどうしたらいいのでしょうか?みなさん意見があればぜひお願いします。


No.128 -> No.126
Date: 2005/03/05(Sat) 21:26
Name: 由香
Subject: Re: 悪口について

私はとーこさんではないですが…「はぶる」とは「はぶく」という意味です。のけものにするとか、「しかと」するとか…そんな感じです。私の周りには障害をもった人はいませんが、私はそういった差別用語だけは使いたくないです!!!わざわざ人が傷つくことを略してまで言おうとする人の気持ちがわかりません。すぐに全ての人に理解してもらうのはとても難しいことだと思います。だから少しずつ少しずつそういう理解を広めていけばいいと思います。例えば新聞に投稿するとか、インターネットで呼びかけるとか、学校の生徒会などに入るとか…もっともっとあると思います。だから頑張って下さい!!!私も協力します!!!


No.143 -> No.107
Date: 2005/03/06(Sun) 18:53
Name: とーこ
Subject: Re:

こんにちわ 
ハブる、というのは集団のなかで一人を仲間はずれにする。といった意味です。
「しんしょう」という言葉は数回きいたことがあります。
最初それが何を意味しているのかわからなかったけれど、友人に聞いてみてそれが「身体障害者」を意味するのだと初めて知りました。そういうことを平気で言う原因は、やっぱり「知らない」ということなのでしょうか‥?
それと、私の中学生の時の社会の先生なんですけど、障害に対する偏見を取り除くための授業でこんなことを言っていた覚えがあります。
わたしたちのような(障害のない)人間のことを世間では「健常者」とよぶけれど、本当にわたしたちは「健常」なのかな?私たちだって将来事故にあって歩けなくなるかもしれないし、病気で耳が聞こえなくなるかもしれない。だから、わたしたちは本当は「障害を持つ可能性のある人」と呼ばれるべきなんじゃないかな。
わたしはこの授業をうけてこの話を聞いたとき、「ああそうなんだ」と思って感心(といったらなんか変だけど)しました。こう考えれば、障害のことを人事だと思わなくなるのかなって思います。


No.149 -> No.128
Date: 2005/03/06(Sun) 20:35
Name: あい
Subject: Re: 悪口について

返信ありがとうございます!周りに障害を持った人がいなくても由香さんのようにきちんと理解してくれる人もたくさんいますもんね。きっとみんな差別はダメ悪口ダメって分かってくれるはず!そう思ってこれからも何か自分でできることやっていきたいです!


No.159 -> No.73
Date: 2005/03/07(Mon) 16:53
Name: 未来
Subject: Re: 差別と教育はい。

私の学校には小学校の時ですが、中国からきた兄弟がいました。私たちは、学校全体で仲良くなれましたが、やはり大変なことが多かったようで国に帰ってしまいました。

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No.144
Date: 2005/03/06(Sun) 18:54
Name: UNI
Subject: 機会がほしい

学校の授業やTVなどでみんな世界の子どもたちの状況を少しは知ってると思います。食べ物に困っているとか、学校に行きたくても行けないとか、戦争に行かされるとか…。でもその話を聞いても、自分がどうすればいいのかが分からない、という人が多いんじゃないでしょうか。分からないと興味が沸いてこないし、さらに世界に関心を持つようになる、という事もなくなってしまいます。
前に「何か国際貢献になる事がしたい」と思って、出来る事を探しました。募金は前からやっていたけど、その時は時間もあったのでもっと色々活動したいと思っていたんですが、探してもなかなか子どもが参加できるようなボランティア活動が見つかりませんでした。
バザーの運営などいちおう出来る事はありましたが、どれも大人ばかり参加してて参加しにくい感じでした。高校生になれば活動範囲が少し広がりますが、小中学生でも参加しやすいイベントを増やさないとある意味「参加する権利」の侵害だと思います。


No.145 -> No.144
Date: 2005/03/06(Sun) 19:02
Name: とーこ
Subject: Me too!

確かに身の回りで「国際貢献」に参加できる機会はなかなかありませんよね‥。わたしの周りでもそうだけど。
でも、UNIさんもわたしもこのユニセフ子どもネットに入っているじゃないですかっ(・ν・)。今ある環境でもなにかアクションを起こせるんじゃないのかな。それにこの学習会はそのアクションを起こすための大事な機会になると思う!いろんな人と知り合えるしね。UNIさんがんばって!うちもがんばるから!


No.147 -> No.145
Date: 2005/03/06(Sun) 19:49
Name: UNI
Subject: Re:

ありがとうございます!
そうですね、せっかくこのネットに参加しているんだから何かアクション起こしたいです。子どもがもっとボランティアetcに参加しやすい社会を作るためにも、このネットに入っている人が積極的に色々活動しないといけないですね。
それから誰かが「学生は勉強しなさい」と言っていたように、子どもが出来る一番身近な国際貢献って、たくさん勉強する事かもしれません。色々な知識を身につける事で世の中の善悪を判断出来るようにし、モラルを持って行動する事が一番の貢献になるのかも…!

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No.121
Date: 2005/03/05(Sat) 20:27
Name: ちー
Subject: 世界の人々の食料

はじめまして。私は世界の人々の食料についてしゃべりたいと思います。初めてのことなのでうまく出来るかどうかわかりませんが、頑張ります。
まず、私がもっとも気になることことがあります。それは、以前資料で世界の人々が食べる分の食料はこの地球上にあるという資料です。なぜ世界中の人々が食べる分だけの食料があるのに食べれない人がいるのか、なぜ食料で困るのか。私はその他のいろいろなことを調べました。そして自分なりに考えました。結論は、先進国(アメリカなど・・)が充分すぎる食料を無駄に消費しているからだと・・。そして、世界のさまざまな環境におかれてる人をしらなすぎる。そして分かり合えていない。だから世界の協力が出来ていない。そして、世界の人々が食べれずに困っている。という結論です。なので、私は機会があれば学校の人でも誰でもいいからこの現状を伝えたいと思います。


No.124 -> No.121
Date: 2005/03/05(Sat) 20:45
Name: 由香
Subject: Re: 世界の人々の食料

私もその意見に賛成です。NO117の「それはゴミじゃないでしょ?!」でも書き込んだので良かったらみてくださいね☆学校で伝えるためには生徒会に入るのがいいと思います。全校生徒に伝わりやすいし、先生の協力も期待できるからです。


No.125 -> No.124
Date: 2005/03/05(Sat) 20:57
Name: ちー
Subject: Re: 世界の人々の食料

お返事ありがとうございます。「それはゴミじゃないでしょ?!」みました。とっても傷つきました。私もよくファーストフードは利用します。朝早くからやっていてサラダやハンバーガーなど様々な食べ物が揃っていて便利だな〜とおもっていたけど、やはり便利とおもうものには何かしら欠点があるのだと・・。でも、とあるファーストフード(これ言ったらわかるかも)は難病に苦しむ子供達に募金活動をしています。それを考えると複雑です。


No.127 -> No.125
Date: 2005/03/05(Sat) 21:06
Name: 由香
Subject: Re: 世界の人々の食料

ありがとうございます。そうですよね、難病に苦しむ子供たちの原因をつくっているのにも関わらず募金活動をするというのは少しおかしいですよね。そのような活動をする気があるのならもっと他に考えることがあるでしょう!!!って思います。


No.135 -> No.121
Date: 2005/03/06(Sun) 00:38
Name: 江渕薫
Subject: Re: 世界の人々の食料

はじめまして。こんにちは。
私もそう思います。私は母に「ご飯は最後まで食べなさい」と言われ続けてきたので、学校で「嫌いなご飯がでたら何も考えずに残す」と言う考えの人がいたときは信じられませんでした。頑張って食べようともせず、残しているのです。実際学校の給食でもそうでした。頂きますの挨拶が終わると同時に、食管の前にたちまちご飯を残す人たちの列がずら〜っと・・・
 世界には一切れの残飯を探し、見つければ自分だけでなく仲間に分け与える。そんな生活をしている子どもたちも沢山いるというのに、学校の給食室の裏にはいつも残飯の山・・・
 発展途上国の子どもたちは、思いやりとか優しさとかが先進国よりも優れています。それは人間として生きていく価値があるのだと思います。
 食料とはなくては生きていけないエネルギーです。それなのにその大切なエネルギーを私たち(先進国の住民)は彼らから奪っているのではないのでしょうか?
 これから先進国に住んでいる私たちがもっとこのことを理解し学び助け合っていくべきだと私も思います。


No.138 -> No.121
Date: 2005/03/06(Sun) 16:20
Name: めぐみ
Subject: Re: 世界の人々の食料

私もちーさんとまさしく同じ意見です。この地球には60億人を養うだけの食料があるのですから・・。だれだか忘れてしまったのですけど、日本の詩人さんが「奪いあえば足りぬ、分けあえばあまる」という詩を書いたんです。まさしくこれだ!って思いました。といいつつ、すごく食べてしまう自分。。ただ、残さないようにはしています。
ちなみに、某ファーストフード店は自分の企業が、いろいろな問題をおこしているのに(その中で子どもも被害を受けてるはず・・・)難病の子ども達を助けているのは、本末転倒だと思います。まずは、自分の企業の繁栄のために、何かを犠牲にしているという状況をやめることからしてほしいです。あの、企業は何年か前に、子どもを働かせていた(児童労働)ことがわかり非難されたため、今では児童労働はしてません。詳しく知りたい方はこちら→https://acejapan.org/action/mac.htm
他にも、牛肉を作るために森林をどんどん伐採していたり、ジャガイモを被爆した土地でつくっているなど、いいイメージがありません・・。安い物を作るためにはいろいろな犠牲を払わなくてはいけないんだと思います。

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No.72
Date: 2005/03/03(Thu) 20:55
Name: ペコ
Subject: はじめまして。

こんにちわ。デスカッションには始めて参加します。
自分なりに精一杯意見を言いたいです!よろしくお願いします。
私も人権を無視されたような事を先生にされたことがあります。
そんな先生が「人権」等の話をしていると、なんなのかわからなくなります。本当に心から考えているのか?本当に疑問です。そんな先生に「人権」の話なんて聞いても・・・。と思います。
もちろん「人権」についてまじめに心から考えている先生もいると思います。
大人にも子どもにも子ども人権条約についてもっと知ってもらうというか、互いに互いを考えるべきだと思います。
言っていることがまとまっていなくてすみません・・・。
ご意見等ありましたら。どしどしお願いします!


No.98 -> No.72
Date: 2005/03/04(Fri) 21:33
Name: 広報室:高田
Mail: mtakada@unicef.or.jp
Home: https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/index.html
Subject: Re: はじめまして。

ペコさん、はじめまして!人権をまもるって、ペコさんの言うように互いに互いを考えること・・・「思いやり」かなって思います。人々みんなが自由に、幸せに生きれるっていうことは、周りの人に支えられてこそ実現するんじゃないかなって思います。だから、身の回りの友だちや、世界の友だちが、どうやったら幸せになれるかなって考えることができる思いやりの気持ちが必要なんじゃないかなぁ。結構誰にでも、カンタンにできそうだよね。


No.118 -> No.98
Date: 2005/03/05(Sat) 17:16
Name: にんじん
Subject: Re: はじめまして。

私も!!ペコさん、高田さん、はじめまして!!人権を守るって大変そうに聞こえるけど、実は身の回りでよく行われてたり言われてたりするものなんですね!!人と接するときに思いやりを持つだけで、相手も自分も幸せな気分になれると思います。そうやってみんなができるといいんですが、思いやりをもてない人もいますよね。そういう人に人権のことを考えてもらうのは、少し大変な気がします。どうしたらいいんでしょうか?
それに昔は近所の人とは持ちつ持たれつで生活していたのに、今は隣に住んでる人と自分は無関係、ですよね。そういう環境では思いやりをもつ、というのは難しいと思います。ちょっと変な話になってすみません!


No.122 -> No.72
Date: 2005/03/05(Sat) 20:29
Name: 由香
Subject: Re: はじめまして。

よくわかります。そういう先生が話しても「じゃぁあんたはどぅなんだよ!!!」って思います。そうなると生徒の集中力も続かないでしょう。それにちゃんと理解してくれる先生もいますがそうでない先生もたくさんいます。だからちゃんと理解してくれる人を先生にして欲しいですよね。


No.123 -> No.118
Date: 2005/03/05(Sat) 20:38
Name: あい
Subject: はじめまして。

はじめまして!私はこんなパソコンを使って投稿するのも初めてなんです。。。
人権を守るって本当に幅広いことですよね・・・にんじんさんが言ってたように身近な人が幸せって思えるようなことをするのも人権をまもることじゃないかな?って思うんですよ。そういう小さい事からもっと大きなこと、世界の子供たちの生活を守るというような世界的な事まで色々・・・そして今私ができることは周りにいる人たちに幸せな気分になってもらえるように相手のことを思いながら生活していくことなのかなぁって思うんですよ。そしてその生活の中でまた他に自分のできることをみつけたいなぁって思うんです。
なんか自分の話になってしまったっぽくてスミマセン。

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No.117
Date: 2005/03/05(Sat) 17:12
Name: 由香
Subject: それはゴミじゃないでしょ?!

私は日本は豊か過ぎだと思います。なぜならゴミではないモノもゴミ扱いしてしまうからです。私が知っているのはハンバーガーショップでのことです。全部がそうとは限りませんが、この手のお店は自分の利益や人気のことしか考えていないと思います。「いつも出来たて熱々のモノを!そして早く!!!」と言ってある一定の時間を過ぎてしまったハンバーガーやポテトを捨ててしまうそうです。世界には生きて、食べていくこともままならない子供たちがいるというのにまだ全然食べられるものを次々と捨ててしまうってどういうことですか??と思います。それに消費者全員が買ってすぐ食べるとは限りません。朝の10時頃に買ったけれど実際食べるのは12時という人も少なくはないと思います。


No.119 -> No.117
Date: 2005/03/05(Sat) 17:27
Name: にんじん
Subject: Re: それはゴミじゃないでしょ?!

由香さん、はじめまして!私も日本は食べ物が豊かすぎだと思います。ごみを減らそう!資源を大切に!とかいつも行ってるくせに、
食べ物だけはなぜか別のようです。どのファーストフード店も(例外はあるかもしれませんが)少し古くなっただけでさっきまでアツアツだったポテトがごみと化してしまいます。ホテルのレストランだって同じようなものです。私たちが全部食べきれないほどの量をわざわざ出して、残ったものはごみです。もとからそんなに出さなければいいのに、といつも思います。世界の困っている子供たちに対して、日本はとても無礼なことをしていると思います。


No.120 -> No.119
Date: 2005/03/05(Sat) 20:04
Name: 由香
Subject: Re: それはゴミじゃないでしょ?!

返信ぁりがとうございます。私もそう思います。今日本は食べ物が豊富すぎて大げさに言うと食べ物とゴミの区別がつかなくなっているのではないでしょうか???みんなが自分の利益ばかりでなくみんなのことも考えることが出来るようになればいいのにと思います。

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No.93
Date: 2005/03/04(Fri) 21:02
Name: 江璃子
Subject: 戦争をなくすには?no.89への返信

では、戦争をなくすには、どうしたら良いのでしょうか。大切な方法のひとつに「教育」がある思います。もちろんある程度の知識を学ぶことも大切ですがモラルなど生きるために重要な道徳心も幼いまっさらな心
の時に教育されればまずその子ども達から戦争はおこさないでしょう。


No.97 -> No.93
Date: 2005/03/04(Fri) 21:29
Name: 由香
Subject: Re: 戦争をなくすには?no.89への返信

江璃子さんの言う通り「教育」によって戦争をなくすことも出来なくはないと思いますが、テストで全員が100点を取れないのと同じようにまじめに教育を受けている子とそうでない子がいます。それと戦争マニアと呼ばれる人もいます。そのような人たちには教育は無意味とも言えると思います。


No.99 -> No.97
Date: 2005/03/04(Fri) 22:11
Name: 高橋
Subject: Re: 戦争をなくすには?no.89への返信

> 江璃子さんの言う通り「教育」によって戦争をなくすことも出来なくはないと思いますが、テストで全員が100点を取れないのと同じようにまじめに教育を受けている子とそうでない子がいます。それと戦争マニアと呼ばれる人もいます。そのような人たちには教育は無意味とも言えると思います。
そうですね・・・・・。教育、教育と言っても、それを理解してくれる人がいる甲斐ないかの問題が多いのが確かですね。実際に戦争を体験させるわけにも行かないので、これは難しい問題ですね。


No.101 -> No.93
Date: 2005/03/04(Fri) 22:35
Name: めぐみ
Subject: Re: 戦争をなくすには?no.89への返信

そうですよね。ブッシュさんも、小泉さんもみんな、素直な子どもだったのですから、教育って大きな力を持っていますよね。「平和教育」っていう授業があればいいですね。学校で平和について友達と語れない現状があります。
あと、今もいろいろな地域で紛争が起こってますが、そのなかには、経済格差も問題だと思うのです。イラク戦争も石油目的だったというし、経済って結構戦争に関係してくる気がします。でも、やっぱり教育が一番かな?


No.106 -> No.101
Date: 2005/03/05(Sat) 12:12
Name: 由香
Subject: Re: 戦争をなくすには?no.89への返信

教育はとても大事だというのはわかります。だから日本は今小中学校の授業の中などにめぐみサンの言うような「平和教育」を設けている学校も少なくは無いと思います。けれど日本には「平和主義」「非核三原則」などがあり私たちの安全は守られていると言ってもいいでしょう。だから私はその中だけで「平和教育」をするよりももっと広い世界に向けて「平和教育」の出来る環境作りを進めていったほうがいいと思います。
それともうひとつ、「戦争マニア」のための「戦争雑誌」みたいのがあります。私の友人にも「戦争マニア」と呼ばれる人がいるのでその雑誌を見せてもらったことがあります。そこにはガスマスクやテレビでよく見かける迷彩柄の戦争服、戦闘機の写真や、モデルなどがありました。私はそのような戦争への良くない関心を持たせる雑誌を無くしたほうがよいと思います。


No.110 -> No.99
Date: 2005/03/05(Sat) 13:04
Name: 由香
Subject: Re: 戦争をなくすには?no.89への返信

ですよね。それでもなんとかしなければならないということですよね。授業態度って結構大切ですよね。そういう「平和教育」という授業科目を作ってしまえば進学の問題も出てくるのでまじめに受ける人が増えるかもしれませんよね★

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No.11
Date: 2005/03/01(Tue) 21:04
Name: めぐみ
Subject: (No Subject)

はじめまして!!神奈川県にすんでいますめぐみ(高2)といいます。
私も子どもの権利が間も守られない原因は何か?思っている(今の時点で)ことを話そうと思います。
私は、ずっと気になってたことがあるのですが、途上国が経済的に貧しいのは、いろいろ原因があるのだと思いますが、先進国が豊かだからという理由もあるのではないかという気がするのです。たとえば、児童労働の問題でも、安い物を買いたいと思う人(先進国にもいる)がいるから、安い賃金で子どもを雇い児童労働をさせ、安い商品(農産物やスポーツ用品)をつくるようになるのではないでしょうか?また、飢餓の問題も、食料マフィア(?)とかいう人たちが、穀物市場を牛耳って、穀物の値段を上げたり下げたりすることで、大もうけをしていて、そのせいで、支援団体の人たちが高くて穀物を買うことができないという状況もあるのだと聞きました。こんなふうに、先進国って実は原因をつくってるんじゃないの?私たちが原因何じゃないの?って思うことがあります。しかし、私もよく知らないので、是非是非、詳しい方や、ユニセフのスタッフの方、それは違うよ!とか、それはこうじゃないかな?とか教えてください。お願いします。


No.15 -> No.11
Date: 2005/03/01(Tue) 23:56
Name: 望月裕太
Subject: Re: (No Subject)

たしかにそうだとおもいます。
日本でNPOやその他関連団体が、「フェアトレード」というのをやっています。
ご存知ですか?
労働に対する対価を同等なものにすることで、安い賃金で働かせて安く売るのではなくて、ちゃんとした労働に対する正規対価で買うんです。そのため、同じ種類のものと比べて値段は格段に高いですが、フェアトレードが広まれば、いいかもしれません。


No.28 -> No.11
Date: 2005/03/02(Wed) 18:39
Name: 未来
Subject: Re: (No Subject)

私も、先進国には責任があると思います。
以前読んだ本には、発展途上国に行くと「こんなに貧しいのは日本のせいだ」と言われると、書いてありました。
日本に輸出するものを作るために、自給自足の生活が崩れて貧しくなったそうです。
本当かは分かりませんが、やはり私たちは関係ないのだと傍観していてはいけないように思います。


No.44 -> No.15
Date: 2005/03/02(Wed) 21:07
Name: めぐみ
Subject: フェアトレード

私もフェアトレードいいなあって思って、自分でもフェアトレードの商品を買おうと思うのですが、なかなか値段が高いので・・・。でも、これこそが本当の値段なんですよね。普通の商品は不当だから、安い。私も、フェアトレードを進めたいと思ってます。
フェアトレードを知りたい人のために↓
フェアトレード団体:ネパリバザーロ、PEAPLETREE、第3世界ショップなどなど。HPもあると思いますよ。


No.54 -> No.15
Date: 2005/03/03(Thu) 08:38
Name: パソコン大好き
Subject: Re: (No Subject)

まったく知りませんでした。
でも、確かにフェアトレードが広まれば一方的に、
利益が大きいわけではないのでいいと思います。


No.58 -> No.44
Date: 2005/03/03(Thu) 16:48
Name: UNI
Subject: Re: フェアトレード

私も少し前にフェアトレードのしくみを知って、自分の出来る範囲で協力してます。服とかはなかなか高くて手が出せませんが、雑貨等はなかなかいい!!手作りで何か持っていて嬉しくなります。それでてさらに社会貢献になるなんて、本当に素晴らしいと思います!
ちょっと話が違いますが、100円ショップで「何であんな物100円で売れるんだろう」と思ったことありませんか?
私は不思議に思って調べてみて、ビックリしました…!
100円ショップの工場に住み込みで働き、毎日一生懸命働いても月に8000円しかもらえない人もいるそうです。
その工場は主に中国etcのアジア地方。働いている人達は「条件は悪いけど、働かなかったら今生きていない」といって厳しい条件の中毎日働いているそうです。
それにすごく悲しいのは、本当はそういう人達にはその人達の伝統の技法があるという事。伝統を持つ人が、貧困のせいで伝統を残せず、代わりに毎日同じ模様の100円商品を作っている…まさにフェアトレードの真逆ですよね。なんかこれを知って、100円ショップで商品を買うのはいいのか、少し考えてしまいました。
こんな人達のためにも、もっともっとフェアトレードを広めないといけないですよね!!


No.60 -> No.58
Date: 2005/03/03(Thu) 16:55
Name: 未来
Subject: Re: フェアトレード

100円ショップのこと、聞いてびっくりしました。
あの商品が、そんな人たちの手で作られているなんて・・・と言う感じです。
それを聞くと、なんだか申し訳なくて買う気になれません。


No.77 -> No.58
Date: 2005/03/03(Thu) 21:58
Name: めぐみ
Subject: Re: フェアトレード

100円ショップそうなってるんですか〜。伝統技術をもってるのに、生活のために・・・。もしかすると、「徹底解剖100円ショップ」という本をお読みになったのですか??私はまだ読んでいないので。。。
私も、フェアトレード商品買ってみようかな・・・。


No.85 -> No.58
Date: 2005/03/04(Fri) 17:57
Name: にんじん
Subject: Re: フェアトレード

100円ショップってそういう仕組みだったんですね。驚きです。100円ショップのものはちゃちでただの安物だと思われるようなところがありましたが、そんなに厳しい状況で働いて作っている人たちの人権否定のように思いました。
私はフェアトレードというのは知らなかったので、これから協力していきたいと思います。


No.102 -> No.77
Date: 2005/03/04(Fri) 23:31
Name: UNI
Subject: Re: フェアトレード

「徹底解剖100円ショップ」という本をお読みになったのですか??私はまだ読んでいないので。。。
はい!あまり本に慣れていない私にとっては難しい本でしたが、すごく読む意味のある本だと思いますよ。


No.103 -> No.102
Date: 2005/03/04(Fri) 23:32
Name: UNI
Subject: 訂正

すいません…上の文章に、引用マーク(>)付け忘れました!

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