世界のともだち

スタディツアー視察報告

カンボジア  スタディツアー報告  (2011年7月24日〜31日実施)

3. 「セッコマー・プログラム」

ユニセフは、子どもの権利を守るための取り組み「セッコマー・プログラム」を行っています。カンボジアの公用語のクメール語で、「セッ」が権利、「コマー」が子ども、つまり、「子どもの権利」を意味します。「セッコマー・プログラム」は、カンボジア政府が取り組む地方分権化の推進の中に位置づけられ、子どもの最も基本的な権利を守るための事業です。
カンボジアの地方行政には、州、郡、コミューン、という3つの行政区分があります。コミューンとは、人口1万5千人から2万人の規模をもつ行政体で、コミューンの下には村があります。一つのコミューンにつき、通常、およそ8〜10の村があります。ユニセフは、コミューンレベルでコミューン評議会と協力し、地方自治に子どもと女性の問題が重要な柱として据えられるよう、活動を進めています。

コミューン評議会での事業説明

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日本ユニセフ協会