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ジュネーブ:「インターネット上で子どもを守るために」

2014年9月5日


© UNICEF/NYHQ2013-1334/Noorani
コンピュータの使い方を学ぶ女の子たち。(シリア)

ユニセフと国際電気通信連合(ITU)は、インターネット上で子どもを守るためのガイドラインをつくりました。国際電気通信連合は、世界中の人がインターネットや電話を公平に使うことができるよう、活動している国連の専門機関(せんもんきかん)です。

インターネットの発達は、若者たちにすばらしい機会を与えてきました。しかし同時に、彼らはインターネット上でさまざまな危険にさらされるようにもなりました。そこで、今回のガイドラインには、パソコンやインターネットをどのように活用するべきか、またパソコンやインターネットを学校や社会参加に、どのように生かせばよいのかが述べられています。

「民間セクターによる技術革新(かくしん)は、デジタル革命を推し進めてきました。その同じイノベーションの精神が、この "革命"を最も弱い立場にある子どもたちにも届けるための鍵(かぎ)となります。また、すべての子どもたちにより安全な環境を提供し、より多くの子どもたちを'つなげ'、将来にわたって一市民としてインターネットを適切に活用し社会参加ができるようにすることにもつながるのです」と、ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは言います。インターネットの安全な活用は、子どもたちの生活をより良いものにしてくれます。

■このニュースのくわしい内容は
 「インターネット上で子どもを守るために」ユニセフ/国際電気通信連合(ITU) 情報通信技術(ICT)関連企業向けガイドライン発表

公益財団法人 日本ユニセフ協会