世界にはこんな子も

リベールさん(15歳)

エクアドル

「2016年に大きな地震が起きて、家が壊れてしまいました」と話すリベールさん。そんななか、ユニセフが地震発生直後に立ち上げた「Return to Happiness（もう一度幸せになろう）」プロジェクトにユース・ボランティアとして参加。近所の子どもたちを集めて一緒に遊んだり、本の読み聞かせをしたり、衛生的な状態を保つために必要なことを伝えたりしました。

「地震を思い出して不安になる子もたくさんいたけど、このプロジェクトに参加して、子どもたちは明るさを取り戻したよ。彼らの笑顔は、ぼくにも笑顔をくれたんだ」とうれしそうに話します。

リベールさんは、この経験を糧に、ますます勉強に励んでいます。「以前から科学者になりたいと思っていました。地震が起きた後、ぼくには夢をかなえるチャンスはあるんだと、その夢がもっと大きくなりました。」