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公益財団法人日本ユニセフ協会
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シリア緊急募金 第147報
レバノン:
厳しい冬の寒さ到来を前に
シリア難民の子どもたちに冬用の衣類を提供

【2014年11月14日 レバノン発】

シリアの紛争から逃れてレバノンにやって来た100万人以上の避難民たちに、長く凍えるような冬が再びやってきました。ユニセフは、寒さから身を守ることができるよう、零下に達することも多いベッカー高原や北部の高地で生活する子どもたちを優先に、レバノンのすべての非公式居住区で暮らす子どもたち10万人以上に冬用の衣類を提供しています。

厳しい冬の到来を前に

難民キャンプのテントから顔をのぞかせる子ども(レバノン)
© UNICEF video
難民キャンプのテントから顔をのぞかせる子ども。

ユニセフはまた、レバノンの15歳未満の子どもたちやその家族7万5,000人に、冬用の衣類のための引換券を提供する予定です。

子どもたちが暖かい教室で勉強できるよう、約300の学校に燃料を配布。テントの教室や「子どもにやさしい空間」に通う約10万5,000人のシリアやレバノン、パレスチナの子どもたちのために、ビニールシートや断熱材も提供する予定です。

またレバノンでは、“UniSupply”と呼ばれる、支援調整や報告を円滑に行うために開発された革新的なシステムの試験運用が始まっています。この新しいアプリは、各家庭に配布されたバーコード付きのカードを使います。それによって、たとえテント居住区間を移動しても、子どもたちが難民の登録をされていなくても、暖かい服を子どもたちのもとに届けることができるようになります。

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