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公益財団法人日本ユニセフ協会
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シリア緊急募金 第157報
シリア北東部・新たに流出した避難民
ユニセフ、命を守る支援物資を提供

【2015年3月2日 アンマン(ヨルダン)/ダマスカス(シリア)発】

暖を取るシリアの子どもたち。
© UNICEF Syria/2015
暖を取るシリアの子どもたち。

ユニセフ(国際連合児童基金)は、シリア北東部ハサケ県のハサケ(Al-Hassakeh)地域とカミシリ(Qamishli)地域に到着した多くの女性や子どもを含む何千人もの人々に対し、当面のニーズを満たすための緊急支援を、他の国連機関と共同で実施したことを報告しました。

子どもたちへの緊急支援

緊急支援には、食糧や水、衛生キット、毛布、マットレス、調理用品の配布が含まれます。

またユニセフは、ハサケの公共施設に身を寄せている人々が安全な水を使えるように支援するための一時的な処置として、容量5,000リットルの給水タンク2基を設置したほか、現在、厳しい冬の寒さにさらされているシリアや一部の中東地域の子どもたちを守るために、冬用衣料500セットを提供しました。

760万人が国内避難民に

避難してきた人々は、今年2月、トルコ国境近くのTel Tamerとその周辺の村々で起きた武力衝突の脅威から逃れてきました。

シリア紛争により、760万人近い人々が国内避難を強いられています。その約半数は子どもたちです。かなりの人数の子どもたちは、今もなお、支援が届きにくい地域に留まっているとみられます。

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