パートナー(協力企業)

ジャパネットホールディングス
PLAY (PRAY) for PEACE
世界の子どもたちへ教育支援や平和の想いを伝える

ジャパネットホールディングスは、2018年1月に公益財団法人日本ユニセフ協会を通して、世界の子どもたちへの教育支援や平和の想いを伝えるため、支援プロジェクト『PLAY (PRAY) for PEACE 「未来」のために「今」できること』を発起しました。プロジェクト名には、スポーツをプレイする・遊ぶ(=PLAY)と、支援を通して平和を祈る(=PRAY)という2つの意味が込められています。

サッカーを通して平和の想いを発信する、プロサッカーチーム V・ファーレン長崎とジャパネットホールディングスとで、ユニセフを支援する取り組みが行われています。

ケニアの子どもたちに教育を(2018年~2020年)

2018年に開始したプロジェクトは3年間で1億円の寄付を目指した取り組みが行われ、寄付金は、アフリカ・ケニアの教育事業に充てられました。急激な都市化を背景にした経済格差の拡大が進むなか、深刻な干ばつや洪水など頻発する自然災害でも打撃を受けているケニアの子どもたち。都市のスラムでは、学校の放課後にスポーツを取り入れた教育プログラムも行われ、子どもたちに暴力や犯罪のない安全な居場所を提供するほか、補習クラスの実施により、通学をサポートします。またスポーツを通じて、子どもたちが相手を敬い、自分自身を尊重する心を養い、チームワーク、フェアプレイ、暴力を使わずに衝突を解決する方法を身に着けます。

子どもたちのなかでも特に差別や偏見に晒されやすく、就学率や学習状況に課題のある女の子や障がいのある子どもたち。性別や障がいの有無にかかわらず全ての子どもたちが共に教育やスポーツ活動に参加できるように、スポーツを取り入れた教育プログラムへの参加と継続をサポートします。実施パートナー職員やスポーツ指導員、学校の教職員の受容能力を強化するワークショップやトレーニング等を通じ、3年間の活動で首都ナイロビ都市部のスラムで暮らす子ども約2,500人、実施パートナーのスタッフ・コーチや教員約230人が受益者となりました。

2020年3月中旬以降、新型コロナウイルス感染症の感染予防措置によりケニアでは全教育機関が閉鎖され集団での活動が禁止になりました。これまでとは異なり家庭でも子どもたちが学習やスポーツを継続できるように、あらたなかたちでの補習活動やスポーツ活動がスタート。テレビ、ラジオやオンラインによる遠隔学習を受けられない多くの子どもたちに向けて実施パートナーの個別指導担当が各家庭を訪問し、課題を配布、電話で質問に答えるなど個別支援プログラムを行いました。

世界の子どもたちの命と未来を守る取り組みを (2021年~2023年)

2021年から寄付金は世界約190の国と地域の状況に応じて、「誰ひとり取り残さず」、最も支援を必要としている子どもたちを最優先に支援を届けるユニセフの活動に充てられています。支援先の国や地域、分野を限定しないご支援は、現場の状況やニーズに応じて保健、栄養、水と衛生、教育、子どもの保護など様々な活動に活用されるユニセフの生命線です。

スタジアムでの取り組み

V・ファーレン長崎のホームスタジアムで多くの入場者にユニセフの活動を知ってもらうビデオが放映されます。ユニフォームなどにもユニセフについて無償で掲出され、広報面でもユニセフを応援する活動が実施されています。

2018年8月15日には公式試合において「夏のV・ファーレン祭り 平和を願う子どもの日! ユニセフDAY」が開催され、スタジアム内外で様々なユニセフ活動が実施されました。スタジアム外周ではユニセフのブースが設置され、写真展やV・ファーレン長崎の選手のみなさまによる募金活動のほか、チャリティオークションにも多くのサポーターの方々が参加されました。同日は終戦記念日ということもあり、小学生と共に「世界の子どもたちと平和」を考える勉強部屋が設けられ、佐賀県ユニセフ協会が出前授業の特別講師を務めました。

さらに支援の輪を広げるため、2019年8月17日にも公式試合において「ユニセフDAY」が開催され、ピッチ内イベント、支援先アフリカ・ケニアの子どもたちたちからのメッセージが展示された写真展、親子サッカー教室、久留米ユニセフ協会による授業など、様々な取り組みが行われ、未来を担う子どもたちのためにスポーツを通じた平和への取組みを伝える機会となりました。V・ファーレン長崎の選手のみなさま、クラブマスコットのヴィヴィくんによる募金活動も実施され、熱気あふれる多くのサッカーファンの方々からチームのユニセフ活動に協力が寄せられました。