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No.328
Date: 2005/03/23(Wed) 23:12
Name: 望月裕太
Subject: 困っている私たちの仲間のために。
皆さんに1ついいたいことがあります。
貧困の問題は世界だけではありません。
この世界的に見れば裕福な国、日本でもあります。
「明日生きていくための食べ物がない」
こういう私たちと同年代の人たちも少なからずいます。
私たちは日々の暮らしに困っていないから、ついつい見落としがちですが、もしかしたらアナタの身の回りにいるかもしれません。
ちょっと前ですが、誰にも気づかれず、生活保護も受けられないで、餓死していってしまった母子がいたという報道がありました。
生きるのに困っていない人の大多数の中にいる、生きるのにも困るぐらい生活が貧しい人たちの少数。
生きるのにも困るぐらい生活が貧しい人たちの大多数のなかの、裕福な家庭の少数。
どちらも目に付くのは大多数です。
けれど、下の大多数は目に付いてるからまだいいですけれども、目に付かない少数の生きるのにもこまる貧しい少数派は、どうなるのでしょうか?
皆さんもよーくこのことを忘れないでほしいです。
自分もうっかり忘れてしまいそうですが、大切なことです。
高田さん
日本国内の貧困問題もユニセフ、日本ユニセフ協会の事業対象になっているのでしょうか??
No.336 -> No.328
Date: 2005/03/24(Thu) 00:18
Name: 炭谷 耕太郎
Subject: Re: 困っている私たちの仲間のために。
少人数というのは、確かに見えていても、目をつむってしまいがちですよね。 人権というものから考えれば、例えたった一人であっても、守っていかなければならないのですね。
No.337 -> No.328
Date: 2005/03/24(Thu) 00:22
Name: 智代
Subject: Re: 困っている私たちの仲間のために。
私は、本当に裕福な家庭に生まれてきたなと実感しました。
日本で貧困問題がおこっているのはなぜだと望月さんは考えますか?
私は、(正直言って)わかりません。
その報道のことを詳しく知らないことも原因ですが、なんだか自分の生活とかけ離れていて・・・・・。
私も、調べてみて、また投稿します。
智代
No.338 -> No.328
Date: 2005/03/24(Thu) 01:34
Name: 中津川 有紀
Subject: 手を差し伸べること
こんにちは
ここでは初めての発言になりますが宜しくお願いいたします。
>
私たちは日々の暮らしに困っていないから、ついつい見落としがちですが、もしかしたらアナタの身の回りにいるかもしれません。
---(引用中略)---
>
けれど、下の大多数は目に付いてるからまだいいですけれども、目に付かない少数の生きるのにもこまる貧しい少数派は、どうなるのでしょうか?
確かにそうです。
いきなりですが,マザーテレサをご存知ですか?
彼女は日本に来たとき,大阪(だったと思います)の貧困街に立ち寄り,
その現状を目の当たりにし,日本国民へのメッセージを残していきました。
“忘れられること・愛されないことが一番不幸なこと。身近で困っている人に
手を差し伸べてください。彼らを愛してください。”と言ったそうです。
(カナリ省略してあります)
家族の中にも困っている人がいませんか,
あなたの周りの人にも心を配りましょうということですね。
第1回のディスカッションでも(見ているだけはずっと見ていたのです)
“身近な平和”という話が出ましたよね。
世界中に目を向けるとともに家庭や地域にもきちんと目を向けなければいけないと
思います。
気づくことから始めましょう。
気づいたら,そこから何が出来るか皆で考えてみましょう。
>
日本国内の貧困問題もユニセフ、日本ユニセフ協会の事業対象になっているのでしょうか??
これについてですが,日本ユニセフ協会HPのユニセフ募金Q&Aの中の
ユニセフ募金について-Q6を見てみると参考になるのではないかと思います。
それでは。
No.371 -> No.328
Date: 2005/03/25(Fri) 00:13
Name: とーこ
Subject: Re:
日本には生活保護を受けられない…と言うよりも、生活保護の制度みたいなものがあることを知らない、または保護を受けるのが恥ずかしいと考える方もいるみたい…。
生活保護の制度を知らない、なんで知らないかと言うのは、学校で習えなかったから(生存権などについて)というのが原因のひとつらしい。
貧しい→学校に行けない→生活保護について知ることができない→生活保護が受けられない→貧しい→……(貧しい→学校に行けない、とあらわすのはちょっと短絡的かもしれないかな)ってどんどん悪いサイクルができあがっていると思う。どうにかして断ち切らなくちゃいけない…。
生活保護のことは人事じゃない、とわたしは思ってる。今リストラや災害・事故とか、生きてればいろんなことに出会うわけだし。将来自分が保護をうけるかもしれないから(受けることがない、なんて保証はないよね)よく知っておく必要があると思うんだ…。
No.382 -> No.336
Date: 2005/03/25(Fri) 13:39
Name: 広報室:高田
Subject: Re: 困っている私たちの仲間のために。
望月くん、なかなかいい指摘ですね。ユニセフの研究所でも、先進国のなかで貧困層に属する子どもたちの割合が増えているという報告が発表されています。
https://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/maichuu/news/20050311kei00t00t001000c.html
先進国に起こっているいろいろな社会問題が、家庭を、子どもたちを貧困においやっているという現実があるということは、みんなも知っている通りだと思うけど、こうやって数値になってあらわれたのを見ると、なんだか自体は深刻に受け止められますね・・・。
このレポートはユニセフのイノチェンティ研究所による発表です。この研究所は、調査や統計の分析をして、世界の子どもたちの状況を把握したりする情報センターです。中津川さんの投稿にあったように、ユニセフの支援は日本へは行われていません。その国の一人あたりの所得、子どもの数、5歳未満児の死亡率などをおもに基準として支援が行われています。
ちなみに日本も戦後、支援をうけていた時代がありました。ウェブマガジンでも紹介しています。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/mag08/05.html
お返事がおくれてすみませんでした!
No.401 -> No.382
Date: 2005/03/26(Sat) 00:06
Name: bon
Subject: Re: 困っている私たちの仲間のために。
日本も不景気がだいぶ続いちゃってますからねぇ・・・
例えば、大学に進学したいのに、家の経済的な理由でそれをあきらめなくてはいけない友達が私の周りにいます。まぁ、彼女の場合は、特にこれといった夢もないし、勉強もあまり好きではないのに「周りが行くから何となく」大学進学したいようなので何ともいえませんが・・・。みなさんは、これは「貧困」だと思いますか?ちなみに、日本学生機構というところから、成績が優秀で家庭の経済状況が良くない生徒には、奨学金を貸し付けています。彼女は、そこまでして進学するつもりはないみたいです。
No.416 -> No.401
Date: 2005/03/27(Sun) 18:00
Name: とーこ
Subject: Re:
わたしは、もしその子がほんとうにやりたいことがあって(夢に向かってなにかを学ぶことでもいいし、夢を見つけることでもいいと思う…ただしこっちは真剣さがないとちょっとだめかな)上の学校に進みたいと思うなら、「貧困」なんじゃないかなって思うよ。
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No.257
Date: 2005/03/18(Fri) 17:36
Name: 江渕 薫
Subject: できること
今世界中の子ども達に必要なのは、健康な体で学校に行きそこでいろんな事を学ぶ事だと思います。
それなのに、主に発展途上国の子ども達の権利は、無視されつつあります。
どうしてこんな事になってしまったのか、働く子ども達について、私なりに考えてみました。
発展途上国では、どこの家庭も子どもが両親の手助けをしなければなりません。水道が少ない為、何キロもある水を時間をかけて運ばなければならないし、食糧だってでっかいスーパーなんてあるんでしょうか?
しかも、「子どもは働くだけ」という考えをもった大人もいます。そんな大人たちに囲まれて育つ子ども達は、夢を持つ事さえ許されないのです。しかしその一方で、「学校に行かせてあげたい」という大人たちも勿論います。しかし子どもの生活と自分(大人)の生活を支えていくのには、子どもに働いてもらうしかないのです。
子ども達にも大人達にも、ゆとりをもった生活をする為には、そこに住む人達だけではなかなかうまくいきません。
「子どもの権利条約」ができて昨年で15年。いきなりそんな条約が出来ても、発展途上国の大人たちは、戸惑うばかりだと思います。今まで子ども達は生活を支えてきたのですから・・・そもそも大人達はこの条約に賛成なのでしょうか?
まずは、学校に行きたい子ども達のために、大人達が「子ども達を学校に行かせても、十分に生活が出来る」と思わないと、子ども達も大人を心配し学校に行こうとしません。十分な生活が出来るように水道などをもっと設置してもらいたいと思います。
現在日本の税金からも、現地の人達のために活躍しています。うれしいですね。橋や学校などは、日本やアメリカの政府が造ってくれています。もっと現地で働く人達を支援していけたらいいと思います。
では私達に出来る事は何なのでしょうか?勿論募金をする事も出来ます。
しかし多くの人々に、このことを知ってもらう事が出来ます。私達は学校に通っています。学校で友達や先生に知ってもらうことも出来ます。鉛筆やノート、ランドセルなどを送る事も出来るんですよ!それを私達は送って、届いた子ども達はどんなに喜ぶでしょう!子ども達の喜ぶ顔を見れば、大人達だって嬉しいですよね。
そうやって、私達は子ども達を支えていく事が出来ます。そして最終的には、発展途上国の大人達に「子どもの権利条約」を知って、理解してもらう事につながると良いですね。これが一番だと私は思います。
皆さんはどう思いますか?(違う意見も大歓迎です!)
No.258 -> No.257
Date: 2005/03/18(Fri) 19:20
Name: いくみ
Subject: Re: できること
こんばんゎ☆いくみです(^▽^*)
途中参加ですが、よろしくお願いします♪
>
今世界中の子ども達に必要なのは、健康な体で学校に行きそこでいろんな事を学ぶ事だと思います。
私もそう思いますっ!!
学校では教育を受けるだけでなく集団生活による
仲間の大切さも学ぶことが出来ると思います。
その為にもやはり子ども達の権利は多くの大人に
知らされるべきであり守られていくべきなのです。
>
「子どもの権利条約」ができて昨年で15年。いきなりそんな条約が出来ても、発展途上国の大人たちは、戸惑うばかりだと思います。今まで子ども達は生活を支えてきたのですから・・・そもそも大人達はこの条約に賛成なのでしょうか?
私は、大人たちが賛成していなかったり理解していないために
児童労働等が今も続いているのだと思います。では、どうしたら
賛成、理解してもらえるのか。私は、子どもだけでなく親も勉強
する機会を作るべきだと思います。発展途上国では親が勉強しないで
子どもを産むケースが多いため、勉強の大切さを知らず、
その為子どもにも学校で勉強するより働きなさい、と言ってしまうの
だと思います。
(もちろん経済的にどうしても行けない、という人も大勢いますが。)
>
多くの人々に、このことを知ってもらう事が出来ます。
そうですよねっ!私も高校の総合などのレポートでは発展途上国に
ついて調べたりして多くの人に世界の現状を知ってもらおうと
努力しています。一人一人の努力が大切なんですよネ☆
>
私達は学校に通っています。学校で友達や先生に知ってもらうことも出来ます。鉛筆やノート、ランドセルなどを送る事も出来るんですよ!それを私達は送って、届いた子ども達はどんなに喜ぶでしょう!
この意見について少し疑問があります。
ここで言っている鉛筆やノート、ランドセルは
新品を指しているのでしょうか?以前こんな話を聞きました。
着なくなった服を発展途上国へ寄付したらそれを受け取った
現地の人々はその服を見てこう言ったそうです。
「日本は経済的に豊かでも心は貧しい」
もし自分が発展途上国の人だとして、いかにも着古した
色あせたり汚れのついた服を寄付されて、喜べるでしょうか。
服を送ろうと思った気持ちはとても大切ですが、その気持ちのどこかに
「送ってあげる」という、自分が優位にたった考えをもっていたのではないかと思います。
私たちは自然と「ボランティアしてあげる」という気持ちを
もってしまっているのかもしれません。
少し話題とそれてしまったかもしれませんが「一緒に平和な世界を作っていく」という気持ちを持ってほしい、と思います。
長々と読んでくれてありがとうございましたm(_ _)mペコリ
No.259 -> No.258
Date: 2005/03/18(Fri) 21:46
Name: とーこ
Subject: Re: できること
こんにちは とーこです。
私も、薫さんの健康な体で学校に行きそこでいろいろなことを学ぶ…という意見に賛成。
わたしは学校は社会(世界)の縮図だと思ってる。学校っていろんな性格・外見の人、背が高い人や、小さい人‥勉強が得意・体育が得意なひと…etcがたくさんいるじゃないですか。これって世界にいろいろな人種や考え方の違うひとがたくさんいることと同じゃないかなってわたしは思う。それと、そこで起こるいろんな問題、たとえばいじめとか、行事のなかでのハプニングとかを解決することって、世界で起きてる問題を解決することに通じるんじゃないかなぁ…とも考えてる。
つまりなにが言いたいかというと…前回のディベートでゲストの方が最後におっしゃっていた、世界の平和はまず「身の回りを平和に、身近なひとにやさしく」というアドバイス(←ちょっとわたしの解釈入っちゃってるかもしんない)これを実践するのに、学校っていい場所なんじゃないかなっってわたしは思うんだ〜。
だからやっぱ学校って、「平和を創り出す」場所なんだな。
なんだか、わたしの文章っていつもわけわかんなくてごめんなさい。 でもこれがわたしの意見デス
No.262 -> No.259
Date: 2005/03/19(Sat) 12:45
Name: 秦 聖一郎
Subject: Re: できること
みなさんが話し合っていることはもっともなことだと思います。人間は十人十色で、考え方などはみんなそれぞれが違います。その違いを乗り越えて、どうすればお互いを理解できるのでしょうか?また、私たちが本当にできることって何だろう。もう少し、みなさんで意見を出してみてください。
あと、子どもの権利条約ですが、日本でも知っている人は少ない気がしますが、どうでしょうか?発展途上国ともなると・・・。
No.263 -> No.257
Date: 2005/03/19(Sat) 13:05
Name: 智代
Subject: Re: できること
薫さんには申し訳ないのですが、私は違う意見を持っています。
まず、私が考えるのは、先進国の私たちが学ぶことこれが大切なのではないでしょうか。
この学習会に参加されている人たちはもちろん、良い考えを持っていらっしゃいます。
でも、皆さんの学校を思い出してみてください。
悲しいことですが、平和について真剣に考えていない人もいるのではないでしょうか。
また、子どもの権利条約について知らない人も多々いるのではないでしょうか。
発展途上国の人たちを支え、リードしていくのは先進国の人たちだとわたしは考えています。
それなのに先進国の私たちが何も知らないで募金や物を送っても本当の意味での幸せにはならないのではないでしょうか。
私たちにできること
それはたくさん学ぶことから始まるのではないでしょうか。
学んで考えて実行に移して・・・・そうしたならば、子ども達が同じ目線で話し合える日がくると私は思っています。
すいませんでした。生意気なことをいってしまい。
これからもよろしくお願いします。
智代
No.266 -> No.258
Date: 2005/03/19(Sat) 20:40
Name: 江渕 薫
Subject: Re: できること
ランドセルや、ノートは新品ではありません。
ランドセルは小学校を卒業してしまって、兄弟姉妹(ゆずる人)がいないという人が送る事ができるんです。
でも、そうですね。6年間も使った、ボロボロのランドセルをもらってもあまりうれしくないですね。ちょっと考えさせられましたφ(。。)
でも、ノートは綺麗に残しておく事ができるので、いいと思いますよ。
ノートは自分の教科書にもなりますからね(^_^)
そうですね。私も今まで「ボランティア」をしているつもりでした。これからは、相手の立場にたって考えるという事と、「一緒に」世界を創っていくということも考えていきたいですね。
ありがとうございました。
No.267 -> No.259
Date: 2005/03/19(Sat) 21:44
Name: 江渕 薫
Subject: Re: できること
ワケ分からないって悪い事じゃないですよ!ワケ分からない文章って凄く面白いですよ。相手がよく考えるから。だから、賛成・反対が沢山出てきて、それを読んだ本人は、自分の意見をもっと強く持つ事ができると思います。(変な事いってごめんなさい)
そうですね。学校では、社会・世界と同じように、自分がいて周りの人がいて、チャンスが巡ってくるし、とーこさんの言っているように、いろんな人がいていろんな事を考える人がいます。
学校を国として考えるなら、自分の国が発展するように、一生懸命頑張りますよね。自分の国が発展するように他人を助け自分が助けられ・・・
しかし、今のところ世界より広いものはありません。宇宙人もいないし、他の世界も見つかっていません。もう、この地球は発展する必要はないんでしょうか・・・相手にするものがなくなったらもう何も見えなくなってしまうんでしょうか?そんなの・・・嫌ですよね。
私は、私達は発展途上国の人だけじゃなく、他人に何かできる事があるはずです。私はどうしたら・・・混乱してきた。
No.268 -> No.263
Date: 2005/03/19(Sat) 22:12
Name: 江渕 薫
Subject: Re: できること
学ぶとはどこまでだと思いますか?
どこまでが「学んでいない」でどこまでが「学んでいる」だと思いますか?
「まだ学ばないといけない」とずっと思い続けていたら・・・どうなると思いますか?
私は確かに勉強していません。だからもっと学びたいです。
一生かかっても「学んだ」と過去形にはなりません。しかしだからといって一生学んで終わりは嫌です。だからユニセフに関わっています。それは智代さんも同じだと思います。勉強する為に来ました。しかし、できることは勉強だけじゃないはずです。私は嘘を言っているかもしれません。
教えてください。私達の勉強はどこまで続くんですか?
お願いします。教えてください。お願いします。
No.269 -> No.268
Date: 2005/03/19(Sat) 23:20
Name: 智代
Subject: Re: できること
学ぶことは一生続くことだと私は思います。
人間は学びながら成長していくものだと思っています。
私は、少しずつ学んでいく課程の上で行動をおこすことができたのならば、良い(良い悪いの判断がおかしいのかもしれません)と思います。
何も学ばないより、1学んで行動した方がいいとおもいませんか?
最後まで勉強してからの行動ではなく、永遠につづく勉強の中で、いろいろなことをしていくことができればいいのではないかと思っています。
それが、ユニセフに関わることでも関わらないことでも・・・・。
私が望んでいる「世界中の子ども達が同じ目線で話す」ことを実現させるには、何もないまま頑張っても空回りになるのではないかと思っています。何も知らない方が幸せなときもあると思いますが・・・・・。
すいません。なんだか言いたいことが、一つになっていませんね。
私が考える学ぶことを知って頂けたでしょうか。
智代
No.270 -> No.259
Date: 2005/03/20(Sun) 07:55
Name: とーこ
Subject: Re:
薫さんはげましてくれてありがとう…嬉しい〜(・υ・)
秦さん返信ありがとうございます〜。
まず、地球の発展について。確かに、経済とか技術の分野ではもう驚くような「発展」はしないと思うけど、人間の心の「発展」はできるとわたしは思う。「教育」のことをわたし含め多くの方が必要と叫ばれてるように、世界中の子どもたちが学校に行けて教育をうけることができたら…みんなが、知識ももちろんだけど、思いやりや協調性を学ぶことができますよね。つまり「心」を育てることができる。
次に「子どもの権利条約について」
…日本では「知られてない」と言うより、実際身につまされるようなことが自分たちに起きないから「知る必要がなくて」知らないのかも。なんだか社会科の教科書に載っていても、ただのテストのために覚えるだけ…って感じのものになりつつある。はっきり言うとね。実際わたしも「あ、権利が守られてない」とか「守られてる」って実感したことはないに等しいかもしれない。でもそれはわたしの周りではちゃんと「権利」が守られているからなのかな、って思う。 発展途上国では…知られているのかな。わたしのイメージだと政府の高官とかは名前だけしっていそう…。行動には移しているかはわからないけど。
そして最後に理解しあうということについて
なるべく多くのひとと理解しあいたいけど、それってやっぱむつかしい。わたしにもウマが合わないというか…苦手な人はいるし。でもそれで逃げちゃいけないと思う。 わたしは理解しあうことってまず「信じる」ことから始めるんだと考えてる。どんなに性格の悪い人や意見の違う人であっても。 だからわたしもその人のこと信じようと思う。自分のほうからネ。
No.271 -> No.263
Date: 2005/03/20(Sun) 08:05
Name: bon
Subject: Re: できること
智代さんの意見に大方私も賛成です。でも、なんだかつっかかる部分があったので私の個人的な意見を言わせて下さい。
>
発展途上国の人たちを支え、リードしていくのは先進国の人たちだとわたしは考えています。
私は、こうは思いません。むしろ、私たちがこんな考えでは世界の現状は良くならないと思います。勿論、彼らを支えるのは私たちの役目かも知れません。なぜなら、今「発展途上国」と呼ばれている地域がなぜ貧しくなってしまったのか・・・その原因は、かつて植民地政策などを行った、今の「先進国」にある事が非常に多いからです。
しかし、果たして、私たちは彼らをリードする立場にあるのでしょうか?発展途上国の未来は、そこに住む人々が作っていくもので、私たちはそれを見守ることしかできません。彼らには彼らのやり方があり、伝統があり、考え方があります。国民みんなが納得できる国にするには外部の人間である先進国の人は何をどうすればいいのか、ほとんど何も分からないと思います。もしも仮に先進国の人がリードしてしまったら・・・?おそらく、第二の「植民地時代」のようなものが到来することでしょう。発展途上国の人々の、私たちに対する感情は、決していいものではなくなってしまうでしょう。ちょうど、世界中に民主主義を広めようと、世界を「リード」しているアメリカのように。
智代さんの気分を損ねてしまったら、申し訳ありません。でも、この問題、皆さんはどう思いますか?
No.276 -> No.271
Date: 2005/03/20(Sun) 10:39
Name: 智代
Subject: Re: できること
そうですね。
リードという言葉は不適切な表現でしたね。
私もなんとなくしか答えが出ていないのですが、例えば・・・・・
「手助け」でしょうか。う〜ん。これも不適切なような気が・・・。なんと表現していけばよいのでしょうか。
まず、アメリカ合衆国のようなリードではないのです。自分の考えばかりを押しつけるようなリードはあまりよくないことだと思います。
そうです!!!
たとえが間違っているのかもしれないのですが、盲導犬のような手助けではないでしょうか。
道を教えていく・・・・。間違った道を進もうとしていたのならば止めて、正しい道をみんなで考えながら教えていく・・・・・。
そんな感じです。
すいません。表現力がとても不足していて、うまく伝えることができませんでした。
今後もこのことについては考えていこうと思います。
智代
No.277 -> No.271
Date: 2005/03/20(Sun) 17:16
Name: 炭谷 耕太郎
Subject: Re: できること
ご無沙汰しています。 第1回の学習会に参加できなくてご免なさい。受験も終わり、卒業して、やっと一息つけたところです。これからは積極的に参加していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
「わたし達にできること」ということで、僕の考えを言わせていただきたいと思います。(まだ、全ての投稿を読んでいないのですが・・・)「派」というものをつけて簡単に言ってしまえば、僕は
bon さん派です。と言うよりかは、僕やbonさんは
「国家」を建てる事について「先進工業国が手を出すべきではない」と言いたいのです。(bonさん違いましたか?)
途上国の人たちの安全・衛生・教育を先進国が補助する事は絶対に必要だと思います。(植民地時代の謝罪の意味で・・・)現にこのUNICEFや他の国連機関でも長い間そういった活動をしてきましたから・・・。そういう意味では智代さんの「先進国の人間が、途上国のことをよく学び・考え・リードする」という意見もとてもよいと思います。話を戻して、建国を先進国が助けると言うことですが、僕もbonさんの意見のように国民自らの手で作り上げた国こそが、本当の「民主主義国家」になると思います。
(bonさんの意見を引用させていただきます)
>
しかし、果たして、私たちは彼らをリードする立場にあるのでしょうか?発展途上国の未来は、そこに住む人々が作っていくもので、私たちはそれを見守ることしかできません。
僕はその通りだと思います。今、発展途上国は様々な問題を抱えています。宗教・教育・経済・・・その内容は国によって様々で、一律に先進国が改善してあげられることではありません。先進国はユニセフのような援助活動はできても、強制的に国家を建てるというのは、してはいけません。
現にイラクへ戦争では、暫定国家を作り、暫定警察を作り・・・そんなことをしているうちに、イラクの国民達は「アメリカが政治を握る国家などはイヤだ」と思いはじめ、自分の命を掛けてまで自爆テロを行ったり、取材や援助に来ている人達を拉致したり、色々なことをこの2年間でしてきましたよね?
これは「自分達の手で、自分達の国をつくりたい!」「他国に占領国家は作らせたくない」といった感情の表れではないのでしょうか。
そういったことから考えると、「私達にできること」と言うのはとても難しい課題です! 無理に国家を作らせたり、文化を無視したりすることはできないのですから(アメリカのようにできないことは無いのですが、してはいけないのですから・・・)とすると、やはり僕達先進国の人間が途上国の人たちの現状を学び、心から彼らのことを思い・考え、できることをしていくべきだ。と言う抽象的な表現にしかなりませんね。「できること」とは具体的なことでしょうが、なかなかビシッっと発言するのは難しいことですね・・・(言葉ではいえることでも、実行できないことが多いですから・・・)
そう考えると僕は募金や宣伝をする程度のことしかできない、非力な人間ような気がします。(皆さんもそうかもしれません)でもそれでいいのかもしれません。心からそれで良いと思っているのなら・・・
うまい表現ができなくてスミマセン。何かご意見あれば投稿してください!
No.278 -> No.269
Date: 2005/03/20(Sun) 17:23
Name: 炭谷 耕太郎
Subject: Re: できること
何か「哲学的な人生論」に達していて、読みながらニヤついてしまいました。
まだ<この道>15年の僕なので、あまり大した発言はできませんが、僕が思うに「行動する中で学ぶ」のだと思います。何か事を起こさないことには学べません。皆さんも一まで何か行動していく上で、学ぶことが多かったのではないでしょうか>?
2人の意見とは全くちがうのですが、どうでしょうか?
No.281 -> No.277
Date: 2005/03/20(Sun) 18:06
Name: 智代
Subject: Re: できること
はじめまして。
・・・・・・このごろこの掲示板に来るのが楽しみなようで怖いです。笑ってもらってもいいのですが、なんだか自分がいままで考えてきたことが、うまく伝わっていないな・・・・と。
人に思いを伝える難しさを実感しました。
いろいろな人の考えを聞くというのはとっても考えさせられます。
炭谷さんの意見を聞いて私の中で一部かわりました。
「リードする」その言葉がとても深い意味を持ち、それが現地の人々にとってはあまり好ましくないのですね。
私も、これから栄えようとしている国にアメリカのように干渉し争いが起こることには反対です。
そのために多くの人が亡くなっているのですから。
そして、世界中の人たちが(私たちも)傷つけられていますから。
私が考える「私たちにできること」それは、まず知ってもらうことから始めるべきだと考えます。
私の学校では毎年1学期に平和学習を行います。
その平和学習で多くの人がいろんなことを調べ、学んでいます。
ですが悲しいことに、一部の人はユニセフの活動のビデオを見ていても、(少年兵の子ども達が学校に来てなにをしていいのか分からないというシーンだったのですが)馬鹿にしたような態度をとっていました。
第一回の学習会でもこの話はしましたよね。
私たち先進国の子ども達は「文字が読める」ということを当たり前に考えています。もちろん私もその一人でしょう。それがどれだけ幸福なことなのか、それを知って欲しいです。
私にできることを、今実行中なのですが、生徒会での募金活動の前に平和委員会を中心とし、平和新聞を発行しています。
その平和新聞を多くの人たちに見てもらい、そして、募金活動をしていこうと思っています。
「できること」を探して実行することは難しいことですが、頑張ってしていこうと思っています。
また、上手に文をまとめることができずすいませんでした。
これからも間違った発言などたくさんしてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
智代
No.282 -> No.278
Date: 2005/03/20(Sun) 18:10
Name: 智代
Subject: Re: できること
炭谷さんの意見をきいて「あぁ〜こんな考え方もできるんだ〜」
と目からウロコでした。
でも、両方大切ではないでしょうか。
例えばですが、予習をたくさんして授業を理解してもいいし、授業を聞いて復習をして理解することもいい。
もちろん、予習復習両方したならば完璧でしょう。
行動をおこす前に下調べをすることも大切ですし、行動を起こしながら学ぶことも両方大切ですよね。
ありがとうございました。
智代
No.283 -> No.278
Date: 2005/03/20(Sun) 18:17
Name: bon
Subject: Re: できること
そうだねぇ、日々何かをして、毎日反省して、そこから学べるものは学んで、次の日の自分に生かしていく・・・ユニセフの活動のみならず、人間はみんな、こういう風に生きていくものなんだろうねぇ。(bon、心のつぶやきっす・・・)
私もかつては、薫さんみたいに考えてたけど(一生学ぶだけなんて、やっぱり嫌だよね)、最近になって、「十代の今っていうのは、本を読んだり、人から話を聞いてででしか色々と学べないんだなぁ・・・」って思えてきて。っていうのは、大学に入ればいくらでも現地に飛べるし、NGOやユニセフ活動でも「できること」の枠が広がるでしょう?そうしたら、もう、学んだことを生かして行動あるのみだからさ。勿論、ここで「学ぶこと」は辞めちゃNGだけど。そういった意味では、この学習会はとっても大きな意味を持っていると思うよ。良い刺激にもなるし(^_^)今はこうして、勉強することしかできないけど、いつかそれがモノを言う日が来る、って、少なくとも私はそう信じてるよ
No.285 -> No.270
Date: 2005/03/20(Sun) 18:47
Name: 江渕 薫
Subject: Re:
早起きですね。
私は、地震で起きましたΣ(゚д゚)!珍!
そうですね。人を信じるって難しいことですけど。人を「信じる」力があると、お互い(とーこさんの言っている)人間として心の発展になると思います。
「子どもの権利条約」は教科書にも載っているけど、ちらっとしか習わないし、そうなってくると本来関心を持たなければならない生徒が「ふ〜ん」で終わってしまいます。そうですね、先進国でこんな状態なら心配です。学校に行っていない子ども達もいるし、大人達も「子どもは働くもの」と思っている人たちも、少なくないと思います。まずは、先進国がリードして、それから発展途上国に伝えるべきだと思います。そのためには、智代さんが言っているようにまず、先進国の人たちは勉強する必要があると思います。発展途上国に人たちにそれを伝えようとしても、やっぱり生活の苦しさから、なかなか受け入れてくれないと思います。その辺の対策も勉強し考えていくべきだと思います。
No.295 -> No.281
Date: 2005/03/22(Tue) 01:50
Name: 炭谷 耕太郎
Subject: Re: できること
智代さん投稿どうもありがとうございます
先ほど別のところに書かせてもらいましたが、「知る」ことってとても大事なことだと、再確認できました。 それでひとつ共感できる部分が・・・
>ですが悲しいことに、一部の人はユニセフの活動のビデオを見ていても、(少年兵の子ども達が学校に来てなにをしていいのか分からないというシーンだったのですが)馬鹿にしたような態度をとっていました。
そうなんですよね! 僕も「年頃の男子」(ハハハ自分で言ってしまった・・・)なので、よく分かります! 僕が思うにそういう人たちは、
「*こんな*こと真剣に考えるのなんか、恥かしい・カッコ悪い・面倒くさい!」などと思っているのだと思います。
いわゆる「照れ」があるのだと思います。(中学のガキだけですかね?) でもそれは段々と大人になれば、真剣に考えるようになる。いってみれば時間の問題だと僕は思っています。それゆえ、それらの人たちは心配要らないのでしょう・・・
しかし時代の影響か、幼いときから家族等でそういった経験(関連の映画や戦争の展示など)をしていなく、本気で「どうでもいいことではないか・俺達には関係のないことだから・・・」と考えいる人もいるのかもしれません。 一番物事を見聞きし覚える家庭で、そうした経験がないのなら、これにはどうしていいのか分かりません・・・
智代さんの所の生徒さんたちはどちらでしょうかね? もし2つ目のケースであった場合は、どういった対応が必要ですかね>? ちょっと皆さんで考えて見ません?(お時間があれば・・・)
では平和委員会の活動がんばってください!
No.299 -> No.285
Date: 2005/03/22(Tue) 06:08
Name: とーこ
Subject: Re:
薫さん 地震は平気ですか!? ニュースをみてびっくりしました。めっちゃ心配してます。
生活のくるしさから…っていうのはあると思う。もしわたしがその国に生まれてたらやっぱ行きていくのが最優先だと考えちゃうと思う。
>その辺の対策も…
その対策っていうのはどんなのかな? わたしはただ想像するしかないんだけど…身近な生活のなかでちょっとずつその「権利」について考えさせられる機会があったらいいんじゃないかって思う。たとえば選挙の時とかかなぁ。「あなたたちには権利があります!!」って呼びかけるのもアリだと思うけど、いきなり言われてもなにがなんだか…っていうのはあるんじゃないかな。アメリカの奴隷解放宣言のときみたいに…(たとえが悪くてごめんなさい)
No.311 -> No.295
Date: 2005/03/22(Tue) 21:47
Name: 智代
Subject: Re: できること
返信ありがとうございました。
「照れ」ですかぁ〜。そうなのかもしれません。時間が解決してくれる問題でもあるのでしょうね。
炭谷さんは「バトルロワイヤル」を知っていますか?
あの映画って、15歳以下の人は見てはいけないことになっていますよね。
クラスの(一部)男子が話しているのを聞いたことがあるのですが・・・・
自慢げに「バトルロワイヤル年ごまかして、借りた!!!!人がいっぱい死によったね〜。おもしろかった〜」といっておりました。
私はその映画を見たことがないのでよくはわかりませんが、
・おもしろい
しかも人がたくさん死ぬ(らしい)のにですよ。
こんなことを聞いていると、本当に「照れ」からきているのかなぁと考え直されます。
また、そんなに簡単に見てはいけない映画・ビデオなどが手に入るということが、人の感覚を麻痺させているのかもしれませんよね。
こういう事を防いでいくことも身近な平和を守ることにもつながると思いませんか?
智代
No.349 -> No.299
Date: 2005/03/24(Thu) 16:32
Name: 江渕 薫
Subject: Re:
私のところは、そんなにゆれませんでした。
私もそう思います。やっぱり皆生きたいと思ってると思います。
そうですね。自分は国と親から守られているという事を感じる時は、いろんな権利を知ったときだと思います。だから、私はいつもこーとsが言っているように、まずは勉強してそれを知ることだと思います。知ることで自分の未来も開けてくるし、守られていると実感する事が出来たら安心して将来をかなえようとする事ができると思います。
No.383 -> No.311
Date: 2005/03/25(Fri) 14:58
Name: 郁
Subject: 途中から入ってきてごめんなさい。
お久しぶり&初めまして。途中から入ってきてごめんなさい。
>
自慢げに「バトルロワイヤル年ごまかして、借りた!!!!人がいっぱい死によったね〜。おもしろかった〜」といっておりました。
>
私はその映画を見たことがないのでよくはわかりませんが、
>
・おもしろい
>
しかも人がたくさん死ぬ(らしい)のにですよ。
私は人が殺されることは面白いとは思いません。(皆さんもそうですよね?)彼らは人を殺したことがないから、楽天的なことをいえるのだと思います。自分がそんな立場にないから・・・。人を殺す恐ろしさ、悲しさを知らないからそんなことをいえるのだと思います。少年兵として人を殺してきた子ども達もそうは思わないと思います。彼らは人も傷つけてきたし、人を殺すことによって自分も傷ついてきたと思います。彼らは人を殺すことによって苦しんできたのです。彼らが、もし今、急に同じ立場に立ったら、そんなことは言わないと思います。それどころが、彼らは泣きじゃくるんじゃないでしょうか?
私は、人を殺すなど過激な映画やテレビ、ゲーム、マンガは控えるべきだと思います。そうしたものによって、(特に先進国の)子ども達の感覚は麻痺してしまうんだと思います。人を殺すのは面白い・・・。そんなおかしな事を言ってしまうんだと思います。
まとまっていない文章で、分かりにくかったでしょうが、読んで下さってありがとうございます。
No.400 -> No.383
Date: 2005/03/25(Fri) 23:58
Name: bon
Subject: Re: 途中から入ってきてごめんなさい。
確かに、麻痺ってるね・・・
そんなんだから、未成年による凶悪犯罪が増えちゃうんだよ!!暴力的なテレビとか、映画とか、ゲームとか・・・作る側も規制するべきだけど、親の責任がそこで問われますよね。親が責任を持って、自分の子ども達をそういった悪影響から距離を置くようにすれば問題ないんです。それなのに、「今の教育では命の大切さを学ぶことはできない」とか「最近の子どもは恐ろしい」とか言う大人って、やんなっちゃう!!命の大切さを本来教えるべきなのは、紛れもない「親」なのに!!
悪いのは子どもじゃない。子どもは、みんな最初は純粋なんだから。何がいけないって、子ども達の感覚を麻痺させるような環境を(おカネのために)作り上げた大人達がいけないんだと思う。そして、そういう環境で育った子ども達が大人になったときに、またその悲劇を繰り返す。
私たちの時代には、それを断ち切らないと!!だって、21世紀後半のユニセフ活動の中心が「先進国の子ども達の暴走を食い止める」な〜んてなっちゃったら、悲しいじゃないですか!!
No.403 -> No.383
Date: 2005/03/26(Sat) 00:24
Name: 智代
Subject: Re: 途中から入ってきてごめんなさい。
私は一度だけ少年兵の映像をみたことがあります。
それはユニセフの活動についてのビデオだったのですが、昔(1年くらい前)少年兵として人を殺した子どもが学校に行くというドキュメンタリーみたいなものでした。
少年兵の子ども達は学校でどうしたらいいのか、なにをすればいいのか、わからなくて先生や物にあたっていました。
その顔はとても苦しそうで見ているだけで悲しくなりました。
そのバトルロワイヤルを見た子達もその映像を見たはずなのですが、忘れているようです。
自分がもしも同じ立場にたったなら・・・・・このことが考えられない人が大勢います。
それをなくしていくことが大切ではないでしょうか。
No.413 -> No.383
Date: 2005/03/27(Sun) 17:45
Name: とーこ
Subject: Re:
わたしは「死ね」ってたとえ冗談のつもりでも、平気で言う人が許せない。そんなこと言うひとは「死」を軽く見ていると思う…。
んで、そうなってしまう原因は郁さんの言ってたとおり、人が殺されるシーンがある過激な映画やゲームが蔓延してるからだと、わたしは思うよ。
それと、前にテレビで見たんだけれど子どもたちが「死」についてよくわからないなぁ…とか思ってる原因は自分がだれか…親とか祖父母とかが死ぬところを間近で見ないからみたい。わたしは幼い子どもでも、人が死ぬところ(テレビとか映画とかゲームじゃなく、自分の身近な人)やその人の死んだ姿をみせてもいいんではないかと思うんだ。そういった体験から「死」がゲームのなかの出来事じゃなくて、現実にあるものだとわかるようなきがするんだけれどネ。
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No.409
Date: 2005/03/26(Sat) 11:19
Name: ライム好き
Subject: Re:★多くの人たちの心にうったえるメッセージ
私は、この世界を、自分のもののようにして、争い、又、自分のものにしようとして、争い、たくさんの人を、巻き込んでしまう…。そういうのが、一番いやなので、
『この世界は、皆のもの』
というのはどうかと思います。
No.411 -> No.409
Date: 2005/03/27(Sun) 01:27
Name: 秦 聖一郎
Subject: Re: 私の考える出来ること。
ライム好きさんの「この世界は、皆のもの」は世界はみんなに平等なものだという主張が簡潔に表現されていて、心にうったえるメッセージとして良いと思います。
今現在、地球上の世界は一部の人が富みを独占しています。これは大変な問題だと思います。
他の皆さんも自分なりに、訴えかけるメッセージってありませんか?
私は、「ちょっとだけ、みんなが思いやりをもとう!」ってのがどうかと思います。世界中のみんなが思いやりを少しでも持てば、世界は平和になると思うからです。
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No.303
Date: 2005/03/22(Tue) 17:51
Name: 広報室:高田
Subject: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
23日より(日本時間では夜になると思います)いよいよ現地スタッフの西本さん(ザンビア)、斎藤さん(イエメン)が参加されます。みなさんからの質問を募集します!
西本さんは23日から24日(現地時間)、斎藤さんは23日から28日までの参加になります。みなさんからの意見をどんどんお待ちしています!
西本さんと斎藤さんは、みなさんとコミュニケーションを取るために、大変お忙しいなか時間をさいて、PCの日本語入力環境を整えたりなど、いろいろと準備してくださいました(T0T)本当に感謝しています!
★スタッフの情報については、紹介ページを見てくださいね。西本さんのユニセフニュースへ執筆記事もアップしています。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/guest.html#a
No.307 -> No.303
Date: 2005/03/22(Tue) 18:57
Name: bon
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
たくさん質問があります・・・まず、ザンビアの西本さん!!ザンビアでは、子ども達の間にどのような問題が起こっていますか?他のアフリカ諸国と比べて、どんな感じですか?
そして、イエメンの齋藤さん。私はイエメンの政府について何も知りませんが、現在はどのような人が国のリーダーをやっているんですか?イスラム原理主義?それとも、穏健派?私は今、イスラム教についての本を読んでいるのですが、イスラムの教えは元々、女性に対して非常に寛大であることを知りました。イエメン社会は今、男女平等ですか?
No.323 -> No.307
Date: 2005/03/23(Wed) 18:35
Name: 広報室:高田
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
みなさんにお知らせです。残念ながらスタッフの西本さんが本日のみの参加になってしまうかもしれません。
日本語入力ができる環境がオフィスにないため、他の団体の事務所でパソコンを使うことになっていたのですが、仕事がとても忙しくお時間がつくれないかもしれないそうです(その他団体のオフィスも早くしまってしまうとのことです)。
とても残念ですが、みんなのために他のオフィスまで足を運んでくださって、それだけでも感謝、感謝です!
みなさんからの西本さんへのメッセージをお待ちしています。
↓西本さんのプロフィールへGO!
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/guest.html#a
No.330 -> No.303
Date: 2005/03/23(Wed) 23:51
Name: 炭谷 耕太郎
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
質問です”! イエメンの斎藤さんへ
僕は先日「アフガン零年」という映画を見ました。なかなか面白い(意味の深い)映画だったので印象に残っています。 内容はアフガニスタンのある家族で、家族中の男性がみな戦死し、残された女性達が生活をする為に女の子を働きに出す、というのもでした。 もちろんタリバン政権時代(イエメンでも同じ(?)イスラム教政権です)、女性が外に出るなど許されませんよね。そういった感じでその女の子の生き様が描かれたものでした。
この映画を見て「宗教」というものの大きさ・難しさを考えさせられました。が、イエメンではどうでしょうか? 宗教によって人権が害されることはないでしょうか? 斎藤さんから見て今後、これらを緩和する為にどのような活動をしていくことが必要でしょうか?
「子ども(女性)に権利を!」とばかりに、イスラム教を無視して改革を行うことがあれば、それは先進国の占領(?適切でない・・・)にあたり、国民は黙ってはいないし、かといって、このまま人権侵害を放っておいてはいけないだろうし・・・ 簡単に答えが出せる質問ではありませんが、僕も斎藤さんの考えを参考に、自分でも考えてみたいと思っているので、よろしくお願いします。 炭谷耕太郎
No.332 -> No.323
Date: 2005/03/24(Thu) 00:00
Name: 炭谷 耕太郎
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
色々聞きたい事もあったので、残念です(>_<)
でも、とっても大変なお仕事をこなしているようで、関心です!
僕達もザンビアの子ども達が当たり前のように笑顔で学校に通える日が来ることを願っています。
現地スタッフとしてのお仕事がんばってください!
No.335 -> No.303
Date: 2005/03/24(Thu) 00:14
Name: 智代
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
西本さんに質問です。
なぜ、ザンビアの女の子達だけが水くみをしなければいけないのですか?なぜ男性はしていないのでしょうか。
また、その現状をザンビアの人たちはどう思っているのでしょうか。政府は今後どのような対応をしていくのですか?
最後に私たちにできることは、どんなことですか。
疑問ばかりですいませんでした。
智代
No.339 -> No.330
Date: 2005/03/24(Thu) 05:47
Name: 齋藤英子
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
はじめまして、イエメンの齋藤です。早速皆さんから興味深いご意見色々うかがえて嬉しいです。
さて、ご質問について。イスラム教そのものは、6世紀に始まりました。イスラム教以前のアラビア半島は、強盗などが横行する危ない地域で、女性の権利は全くなかったと言われています。それがイスラム教の中で、女性は保護されるべきものであるという規定がしっかりと出来たために、女性が虐げられることが以前よりずっと少なくなりました。当時は外出して働くことは強盗にあう可能性が高いことを意味し、危険なことだったので、女性と男性にいる空間を区別し、女性は生まれてから大切に面倒を見てもらえるようになりました。実際、イエメンの統計では、5歳未満の子どもが亡くなる率、栄養不良の率などは女性の方がずっと状況がいいのです。
問題は、思想として先進的だった宗教が、今どう解釈されているかということです。宗教が女性保護をうたっていても、昔からの慣習として女性が隔離されている場合、今の時代には合わなくなっているかもしれません。世界では女性がどんどん外で教育を受け、働くようになっています。イエメンの首都では男女共学も進んで、女性が沢山外で働いて活躍しています。ですが、イエメンの田舎ではまだまだそこまで社会が変わっていません。
権利の侵害、とおっしゃったのは、非常に興味深いご意見だと思います。地域の慣習のせいでこどもの権利がおびやかされているとしたら、私たちは何ができるでしょうか?
No.340 -> No.335
Date: 2005/03/24(Thu) 06:05
Name: 齋藤英子
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
はじめまして、イエメンの齋藤です。女の子だけが水くみをしなければならない、というのはおそらく私が投稿したことに対するご質問だと思うので、私なりの意見を述べさせていただきます。
力仕事の水くみが、なぜ女性の仕事なのでしょう?これは、その地域社会の人々が伝統的に「これは女性の仕事で、男性の仕事ではない」と思っているからです。日本でも、家で食事の支度をするのはなんとなくお母さんの仕事、と思われていますよね?(今は違うかもしれませんが。)これはだれだれの仕事、という考えが根付くと、それを変えるのは大変難しいことです。
では男性は何をしているかというと、大人になってから外で働いて家族にお給料を持ってくることが仕事です。市場で買い物をするのもお使いにいくのも男性の仕事です。女性は水くみや家で食べる野菜を畑で育てたり、家畜の世話をするなど、家の仕事をします。
これがすべていいことか悪いことかはわかりません。が、女性が外に出て色々な情報をキャッチしたり、教育を受ける機会が減ることは確かです。イエメンの地方の村ではこれを仕方がないと思っていることが多いですが、政府では地元の意識を変えるために、テレビやラジオで教育の重要性をアピールしたり、慣習が根強い地域でも抵抗無く女性が学校に通えるように女性向けの学校や先生を増やそうと努力しています。
私たちができるのはどんなことでしょうか?人々の意識を変えるのは簡単なことではありませんが、少しづつでも良い方向に変えていく必要があります。そのために何ができるでしょう?
No.351 -> No.339
Date: 2005/03/24(Thu) 19:02
Name: bon
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
こんにちは!!私は最近、イスラム教についての本を読んでいます。「イスラムを知らないままで世界を理解するのは不可能だ!!」と考えたからです。
読み進めていくうちに、イスラムは元々女性にすごく優しい宗教であることがよ〜く分かりました。実際に女性のスルタンもいたようなので、現在の中東の女性差別風習とのあまりとの違いにビックリしました。まだまだ浅い知識ですが、「子どもの権利条約」とイスラムの教えに、相違点はないと思います。
そこで質問なんですが、イエメンの国のトップは、地方に根強く残る差別的な風習を改善するための措置をとってはいないんですか?
No.358 -> No.340
Date: 2005/03/24(Thu) 21:41
Name: 智代
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
何ができるのか、まだアイディア(?)が出ていません。
すいません。
女の子が水くみをするのにはそんな理由があったのですね。
人の心(しかも深くまで根付いているもの)が絡んでいることですから、簡単な事ではないと思います。
私は、この学習会に参加している人達の中で、一番何も世界のことについて知らないのだと思います。
わたしに今できることは「知ること」だと思います。
知ってすぐに何かができるというわけではないのですが、知らないよりかは良い方向に向くと思います。
No.366 -> No.339
Date: 2005/03/24(Thu) 23:26
Name: 炭谷 耕太郎
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
お返事ありがとうございます。
イスラムの起源も何も知らないのに、勝手な質問をしてしまい、すみませんでした。 これから良く学んでいきたいと思います。
お話からすると、今イエメンは段々と変わり始めているようですね。首都の様子からは、民衆達は「イスラムの習慣や」と「先進国の考え(男女の平等など)」の双方を理解して、新しい考え方をしている。というのが自分なりに理解できました。
もし先進国のほとんどの国がイスラム教を信仰していたとしたら、女性を「保護」することは、皆が普通のことだと考え、「人権侵害」だなどとは言わなかったでしょう・・・。つまり「イスラムの女性<保護>は悪だ!」と思っているのは、僕達の単なる偏見にしか過ぎないのかもしれません。
でも、やはり同じひとつの命を授かったのに、他の人とちがう扱いを受けるとは許せません。単に男女問題だけでなく、経済(南北)問題等の諸問題について、「どうしたら改善されるのか」「私達に何ができるのか」など、真剣に考えていきたいと思いました。
炭谷耕太郎
No.372 -> No.307
Date: 2005/03/25(Fri) 00:29
Name: Zambia
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
ムリブワンジ!ザンビアの言語で こんにちわ!という意味です。質問ありがとう!ザンビアにいる西本です。
ザンビアはとても貧乏な国なので、子供達は様々な問題に直面しています。 中でも 今問題になっているのは、エイズという病気がはやっていて多くの人が死に、その結果孤児となってしまった子供が急増していることです。ほとんどの場合、孤児になると親戚の家に引きとられます。でも、親戚の人々もとても貧乏なので、孤児は苦境に直面します。制服や靴を買うお金が無くて学校へいけなくなったり、一日に一回食事を取るのがやっと、という生活をしなければならないようになります。
ひどい場合は、いじめられたり、虐待を受けたりします。行く先が無くて、路上生活をしいられる子供もふえています。
今年は、雨が降らなくて、旱魃となり、作物が不作です。この作物に生活を頼っている人々の状況は益々きびしくなっています。 こうした危機がおとずれると、子供達に一番しわ寄せがいくので、ユニセフをはじめ、子供達の人権を守るために働いている機関は、益々その活動を活性化させています。
No.374 -> No.372
Date: 2005/03/25(Fri) 00:39
Name: 広報室:高田
Subject: ★スタッフ西本さんへ
ムリブワンジ!西本さん。メッセージをありがとうございました!お忙しいところお時間をくださいまして本当にありがとうございます。
西本さんのお仕事についてくわしいことを知りたい人は、ユニセフニュースに掲載した西本さんの記事を読んでみてくださいね。西本さんへの質問・メッセージをお待ちしています!
「エイズ孤児を救え!〜ザンビアに灯る希望の光」
ユニセフ・ニュースVol203より(PDF1.29MB)
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/50p_pdf/zambia.pdf
No.375 -> No.332
Date: 2005/03/25(Fri) 00:44
Name: Zambia
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
炭谷さん、メッセージと励ましの言葉、どうもありがとう!
ザンビアでは、まだまだ多くの子供達が、教育、健康、虐待などの様々な問題に直面しています。 それでも、子供は強い!そして希望と夢は一杯! この子供達の夢が一つ一つ叶うようにがんっばています。
日本の子供達からの願いや応援も日本ユニセフ協会を通じてとどいています。
本当にありがとう!
No.376 -> No.340
Date: 2005/03/25(Fri) 00:56
Name: 広報室:高田
Subject: ★スタッフ斎藤さんへ
斎藤さん、こんにちは!今回は参加してくださって、ありがとうございます。ひきつづきどうぞよろしくお願いします!
斎藤さんが送ってくれた資料について、男の子と女の子の役割についてなどなど、みんなから興味深い意見がよせられています。途中から入った人も、ぜひ読んで感じたことを投稿してくださいね。
★水の問題
https://www5.rocketbbs.com/751/bbs.cgi?id=ucnet&mode=res&no=301
★女子の教育の問題
https://www5.rocketbbs.com/751/bbs.cgi?id=ucnet&mode=res&no=302
No.378 -> No.351
Date: 2005/03/25(Fri) 04:51
Name: 齋藤英子 イエメン
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
こんばんは。そうなんです、私もイエメンに住む前は「イスラム教ってなんだか難しくて手ごわそう・・・」と思っていたのです。でも百聞は一見に如かず。人々は宗教を日常のこととして当たり前にとらえ、ごく自然に宗教の中で暮らしています。
イエメン政府では、地方に残る差別的な習慣(これは宗教で規定されたものではなく、単なる風習であることが多いです)について、最近では色々な計画を始めています。
イエメン政府では最近、女子教育の差別について、地方の意識改革を国の最優先課題として取り組んでいます。教育だけではありません。子供に悪影響を与える習慣について、統計調査を行い、その結果を広く政府関係者に公表するようになりました。最近では、ユニセフの支援で子どもにとって悪影響を及ぼす間違った育児法の調査を行いました。少しずつではありますが、進歩が見られています。
No.407 -> No.372
Date: 2005/03/26(Sat) 10:25
Name: bon
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
西本さん、お忙しいのに質問に答えて下くださって、どうもありがとうございました!!本当に貧しい国なんですね・・・日本にいる私には想像もつきません。これからもお仕事頑張って下さい。私も、一生懸命勉強して、将来はアフリカの人々のために働けるように努力していきます。
No.408 -> No.378
Date: 2005/03/26(Sat) 10:29
Name: bon
Subject: Re: ★スタッフ西本さん・斎藤さんへの質問を募集!
齋藤さん、どうもありがとうございます。政府が率先して差別的な風をなくそうとしていると聞き、とても嬉しく思いました。(だって、政府でさえ男女差別をする国だってあるじゃないですか・・・↓↓)人々の意識を変えるのには相当の時間が必要になると思いますが、21世紀中にはイエメンでも「男女平等」が当たり前になることを祈っています。
================================================================
No.302
Date: 2005/03/22(Tue) 17:39
Name: 広報室:高田
Subject: ★女子の教育の問題
斎藤さんから「女子の教育の問題」についての資料が届きました。日本では、男の子も女の子も自由に学校にいけますが、イエメンの田舎の方では、ちょっと事情が違うようです。みなさんはどんなことを考えますか?
https://www.unicef.or.jp/kodomo/k_net/50project/s_siryo02.html
No.305 -> No.302
Date: 2005/03/22(Tue) 18:40
Name: bon
Subject: Re: ★女子の教育の問題
「水の問題」と合わせて考えてみました。第一に、水道の整備は不可欠だと強く感じました。
水道が整備される→女の子が学校に行く時間ができる→女性の先生が増える→もっと多くの親が娘達を学校に行かせる
もしくは・・・
水道が整備される→学校に女子トイレができる→もっと多くの女の子が学校に行く
ただ、山間部で水道を引くのはすごく大変そう・・・ちなみに、費用っていくらくらいかかるんですか?
No.309 -> No.305
Date: 2005/03/22(Tue) 19:07
Name: ちー
Subject: Re: ★女子の教育の問題
久々の投稿です。(PC壊れてました・・。)
私が思うに宗教と条約が合わないんだと思います。あまりうまくはいえないのですが、宗教で男子女子の区別をつければ子供でも別の世界ができます。そしてその世界が条例に違反してると思います。でも、宗教などは条例で変えられるとこんどはその国の人がこまっちゃいますよね。これって解決どうしたらできるんでしょうかね・・。条例か宗教か・・どっちも大切ですよね。
No.310 -> No.302
Date: 2005/03/22(Tue) 19:34
Name: あい
Subject: Re: ★女子の教育の問題
私もbonさんと同じように「水の問題」と合わせて感じたことなんですが・・・(てか二つの問題は関係してるような気がするし。)
まず第一に率直に思ったことが、なんで女の子だからって男の子と差があるの?ってことです。自分が女子だから特にそう思うのかもしれないけど・・・
確かに日本とは全然違う宗教の関係で他の国には私たちの理解できないような決まりごととかあるのだろう。だから男の子と女の子が一緒の教室で勉強をすることを嫌がる親の方たちを批判なんてできません。でも女の先生がいないから、トイレがないから、という理由で学校行けないなんてアリ?!って思う。
こっから水に関係してきそうなんですが、水なんて生きていく上で必要不可欠。なのにトイレがない、水を汲むために何時間もかかるなんて・・・これも権利を守られていないことになるんじゃないかなって思う。
No.324 -> No.309
Date: 2005/03/23(Wed) 18:48
Name: bon
Subject: Re: ★女子の教育の問題
宗教と条約・・・どっちも同じくらい大切ですよね。宗教無しには人々の生活は無いわけだし。
でも、ここでもう一回思い出さなきゃいけないのは、宗教はしばしば、人間の都合の良いように利用されてしまいがち、ということだと思います。これはあくまで私の想像なんだけど、人々の心理操作に一番効果があるのは「宗教の力」だから、ある国のリーダーが「神はこう言っている」とか、「教えではこうなっている」とか言ってしまえばそれまでです。宗教って、こんな感じで昔から常に変わっていってしまってるのではないでしょうか・・・?なんかわかんなくなってきちゃってるけど、要は、今人々が信じているモノも、もしかしたらオリジナルから逸脱してしまったモノなのかも知れない、ということです。それが証明できて、人々が納得できれば、みんな賛成して子どもの権利を守るようになるハズです。
No.331 -> No.324
Date: 2005/03/23(Wed) 23:54
Name: たく
Subject: Re: ★女子の教育の問題
こんにちは。いろいろ忙しかったりで今まで参加できずにいました。
途中参加ですが、よろしくおねがいします!
そうですよね!何か壁が出来てしまっているような気がします。
宗教が変わってしまっているかどうかは良く分からないけど、女はこうで、男はこうで無くてはいけないというような、離れた人から見ればそんな事あって良いのかよ!?というような考えでいる環境の中で、子どもや女性のような弱い立場の人が利用されるような事は良くないなと思います。
でも宗教や周りの意見は本当に大きいものでそんな事あっていいの?って叫んだらおかしい人って見られるかもしれない。だから厳しい環境の中で生きている人って大変だなって思います。
話は変わりますが、写真展「地球に生きる子どもたち」を見てきました。
子どもは、なぜこんな過酷な環境の中でも一生懸命行きようとできるのかなぁ・・・とホントに強く思いました。
その中でも死んでいく子どももたくさんいました。
人を人と見ることのできない過酷な社会の中で本当に強く生きている子どもの強さをすごく感じました。
戦争だって今の日本は良くない事だと教えるけど、戦争してるときは全くそんな事無かったわけだから、そんな感じで思い込んでるというか壁ができてしまっているような気がします。
でもそんな中でも、ご飯を食べていたり、がれきの中で遊ぶ子どもって本当にイキイキしていました。
子どもがイキイキしている事が、言葉でうまく言い表せないのですが、すごい大切だし、子どもが笑顔でいることが平和の表れなんだなと感じました。
No.333 -> No.324
Date: 2005/03/24(Thu) 00:07
Name: 史
Subject: Re: ★女子の教育の問題
初めて投稿いたします。しばらく活動に参加できずごめんなさい。
確かに、傍から見て「内容が差別的だ」と思える宗教であっても、その宗教を否定することはできないし、してはいけないと思います。
しかし、宗教の教えを守りたいがゆえに、人として当然の権利を守れないということは間違ってると思います。教えを守り、かつ人間として当然の権利を男女区別なく守るよう努力することは、その国の政府の義務でしょう。そしてその他の国々は、必要ならば手助けするという姿勢を持つべきです。そうすれば、いつか世界中の人が
子どもの権利を自然に認められる日もくるはずです。きっと。
No.341 -> No.305
Date: 2005/03/24(Thu) 06:12
Name: 齋藤英子
Subject: Re: ★女子の教育の問題
確かに、水の問題ととっても関連していると思います。
山間部で水を引くのは色々な方法があります。一つは、雨水を貯めておく大きなタンクを作り、雨がそこに流れて貯まるようにする方法。これは安くて集落から近い地域に作れるので、便利です。雨が少ない半砂漠地帯では、井戸を掘ります。これはモーターや手動ポンプで動かします。費用はまちまちですが、10万円くらいから100万円くらいのあいだで一つの井戸ができます。大きい井戸だと、100世帯くらいの暮らしが楽になると言われています。
No.345 -> No.331
Date: 2005/03/24(Thu) 12:35
Name: 今関 美都
Subject: Re: ★女子の教育の問題
こんにちは。今関美都(中2)です。
久しぶりに投稿します。
宗教について、少し考えました。
>
でも宗教や周りの意見は本当に大きいものでそんな事あっていいの?って叫んだらおかしい人って見られるかもしれない。
宗教においての「教義」というのは、ある社会においての「常識」と似ていると思うんです。
その宗教・社会をよく知らない人にとっては「おかしい」ことが、
ある集団内ではすばらしいものとされている。
例えば、日本とか特に、そうだと思います(最近崩れてきてるけど)。
だから、その集団の中で、自分でしっかり考えていくことが大事だと思います。
そういう意味では、集団のなかで生きることは辛いです。
ましてや、望まぬ集団のなかでなんて・・・。
それでも、そうして辛い立場に立たされている人達がいます。
宗教があるからには、仕方がないと思います。
そういう人たちを助ける人もいます。
私は、この世界に宗教が不可欠だと思います。
でも、宗教にとどまらず、さらに深く考えていくことが必要かもしれません。
今関美都でした。
No.350 -> No.345
Date: 2005/03/24(Thu) 18:47
Name: bon
Subject: Re: ★女子の教育の問題
集団の中で生きるのって、とっても難しいですよね。「おかしい」ものとそうでないもの・・・そうなると、だんだん「人類の価値観って、誰が決めるのか?」っていう問いにつながってきます。みなさんはどう思いますか?
集団の中で個人個人が自分の理性に基づいて何でも判断できればいいのですが、ある社会内での「宗教」や「常識」をもとに教育を受けた人々にとって、それは難しい。本当に頭の良い人は、そういったことを超えて「人間にとって、何が一番大切なのか?」ということを考えられるのだろうけど・・・。
イエメンはイスラムの国だけど、今読んでる本の中で、興味深い情報を見つけたので紹介します。岡倉徹志さんという大学教授の書いた、「イスラム世界のこれが常識」という本です。
ヨーロッパのキリスト教世界では女性を悪魔(サタン)と見なして蔑んでいたが、アッラーは啓示の中で、女性をはっきり人間であると宣言している。信徒である男と女の間には何の差別もなく男と女は仲間である、と。
(中略)
クーデターの結果、アイユーブ朝(1169年から1250年まで続いたイスラム王朝)の宮廷でかつて女奴隷の身分であった美貌のシャジャル・アッドゥッルを初代スタン(王または政権担当者)とするマムルーク朝が始まった。
どうですか?前半では、元来アッラーは、男女を差別する事を教えとしていなかったことが、そして後半では、イスラムの歴史の中では女性も国のリーダーになっていたことが、それぞれ判明します。それでも今の世界現状を見ると、さっきの文章とは全く反対のことが起きています・・・。みなさんは、どう思いますか?
No.406 -> No.309
Date: 2005/03/26(Sat) 05:38
Name: 齋藤英子 イエメン
Subject: Re: ★女子の教育の問題
こんばんは。
宗教と条例が合わない、というのは面白い指摘ですね。確かにその通りかもしれません。
イエメンの人にとって宗教とは、人の道徳を決めるものです。どのような行いが正しいとされて、どのような行いが悪いとされるか。この道徳基準が、法律よりも皆にとって重要だと思われているのだと思います。近代的な法律はしっかりありますが、人々が日常守るのは近代法ではなくてイスラムの慣習法です。
これはいい点もいっぱいあります。たとえば、犯罪がほとんどないこと。家族の絆がとっても強くて仲がいいこと。皆知らない人にも親切なこと。
でも、慣習で定められていることが厳しくて子どもの権利が守られていないとしても、他の国の人々が「慣習を変えるべきである」と命令はできません。ただ、その国が子どもの権利条約を批准している以上、条約を守る義務はありますよね。だとすると、政府が条約をきちんと守るように、国際社会で議論することは十分可能だと思います。
私もこの辺は悩むところです。
イエメンより・齋藤 |