世界のともだち

スタディツアー視察報告

モンゴル  スタディツアー報告  (2012年7月22日〜7月29日実施)

8. ダルハン市「子ども局」による子どもの保護活動

1990年代、相次ぐ工場閉鎖の影響で、失業し生きることに精一杯で子どもにまで手が回らない保護者が増加しました。ダルハン市「子ども局」は、このような貧困家庭の子どもへの支援を継続して行ってきました。2011年には、ユニセフの協力で子ども保護委員会ができました。
子ども局は、発育不全や虐待の問題を抱える子どもたちへの支援として、夏の家をつくり、栄養豊富な食事と望ましい環境での生活を提供しています。毎年、250〜300人の参加者が、7交代制で8〜10日間を過ごしていますが、体の不自由な子どもたちも親と一緒に療養することができます。体の不自由な子どもたちや孤児のためには、さらに、養護施設「太陽の家」が運営されています。
問題行動改善の取り組みとして、「子どもに優しい家庭環境づくり」も進められています。犯罪予防や問題行動改善につながるトレーニングを行う取り組みですが、子どもたちの問題行動が改善されつつあるという結果が報告されています。更に、子ども保護委員会では、犯罪を犯した子どもの保護者に、問題解決のためのスキルを学ぶ機会を提供する等、「初犯の子どもたちを社会の中で育てる」体制を整えるプロジェクトも進めています。

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日本ユニセフ協会