パートナー(協力企業)

サラヤ株式会社
ウガンダの新型コロナウイルス対策への支援

サラヤ株式会社は2010年より「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」を通じて、アフリカ・ウガンダの学校、コミュニティ、保健施設などで、石けんを使った正しい手洗いの啓発によって予防可能な病気を防ぎ、子どもの命と健康を守るユニセフの活動を支援しています。

この度2021年5月、新型コロナウイルスワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAXファシリティ」において、ワクチンの調達、輸送、管理等、接種体制の整備を担うユニセフが、ウガンダで展開する緊急支援活動に、プロジェクト支援金のうち10万米ドルの寄付協力を寄せられました。この度のご寄付は、新型コロナウイルスワクチン接種に必要なコールドチェーン(低温輸送網)や接種体制の整備、個人防護具、衛生物資の購入、接種に関する正しい情報の普及などの支援活動に活用されます。

ユニセフは、GAVIアライアンス、WHO(世界保健機関)、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)とで構成される新型コロナウイルスのワクチンの共同確保、公平な分配のための枠組み「COVAXファリティ」の中で、ワクチンの調達・供給に向けて主導的な役割を果たしています。ユニセフは2021年末までに20億回分の新型コロナウイルス感染症ワクチンを、ウガンダをはじめとする「COVAXファシリティ」に参加するすべての国(現在190カ国)の人々に公平に届けることを目指しています。

ウガンダは2021年3月、ワクチン86万4,000回分を受けとり、国全体での予防接種がすすめられています。全国の保健医療従事者が優先的に予防接種を受けられるようになることで、より多くのワーカーが現場にいち早く復帰し、子どもと母親が必要とする命と健康を奪う病気の治療、産前・産後ケア、新生児への保健事業に支障をきたすことなく、必要なサービスを継続させることが求められています。

この度のサラヤ株式会社によるユニセフのウガンダにおける緊急支援活動への多大なご協力に、謹んで感謝申し上げます。