辺境の村や都市部の貧困地区など、病気を発症しても容易に治療を受けられない環境にある子どもたちにとって、予防接種は命を守る最も大切な手段のひとつです。
しかし世界では、2016年時点で2,000万人以上の乳児がはしかなど最低限の予防接種を受けられず、年間150万人の命が、予防可能な病気によって奪われています。
ユニセフの予防接種事業は、50年以上前に開始されました。以来、世界では天然痘が根絶され、ポリオ(小児麻痺)も根絶まであと一息という段階を迎えています。
はしかで亡くなる人の数は今世紀に入って8割近くも減り、乳幼児の最大の死亡原因である肺炎を防ぐワクチンも新たに開発されました。現在、予防接種によって守られている命は、年間200万人から300万人と推定されます。
また、予防接種の場は、子どもの命を守るさまざまな活動の絶好の機会です。接種を終えた子どもたちに、免疫力を高めるビタミンAを投与したり、マラリア予防用の蚊帳を配ったり、健康診断や栄養状態の検査なども行なっています。
命を奪う感染症、はしかから子どもを守る予防接種用ワクチン16回分に変わります。
子どもたちへの衛生的な予防接種を可能にする使い捨て注射器180本に変わります。
最も基本的な3種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳)122回分に変わります。
※ご寄付の金額は任意です。
※輸送や配布のための費用は含まれません。
※2017年10月現在の価格
ユニセフ(国際連合児童基金)とユニセフ協会(国内委員会)は、世界190の国と地域で、子どもたちの命と健康、権利を守るために活動しています。
活動資金はすべて、個人、企業、法人・団体のみなさまからの民間募金、各国政府からの任意の拠出金に支えられています。民間募金は、全体の活動資金の約3割を占めています。
民間募金は先進34の国と地域にあるユニセフ国内委員会(日本では日本ユニセフ協会)等からユニセフ本部に送られます。ユニセフ本部は、各国の子どもの状況をみて、ユニセフ現地事務所にお金をおくり、各国政府と協力して、子どもたちのための活動を行なっています。
世界中で、深刻な栄養不良の子ども300万人に栄養治療を行い、病気への抵抗力を高めるビタミンAを2億7,300万人の乳幼児に投与しました。また、71ヵ国で7,000以上の学校を対象に井戸や水道、衛生施設の建設・修理を行いました。
紛争下のシリアや大地震に見舞われたエクアドルなど、108ヵ国で344の緊急事態に対応しました。孤児など保護者のいない5万人以上の子どもの安全を確保し、300万人以上に心のケアを提供、1,170万人の学齢児に教育支援を行いました。
※お申込みいただいた募金は、ソフトバンクを通じて日本ユニセフ協会へ寄付されます。
※継続寄付を複数回お申込みされた場合、最後の一口分のみが翌月以降も継続寄付の対象となります。
ユニセフ募金は税額控除の対象となり、年間の寄付合計額-2,000円の40%が所得税額から控除されます。
確定申告にて寄付金控除を受けるためには、当協会が発行する領収書が必要です。寄付金控除について >
募金のお申込完了ページにて、「団体からの領収書を希望する」ボタンを押し、注意事項に同意の上、領収書をお申込みください。領収書はソフトバンクから当協会へ入金後に発行します。都度寄付は募金のお申込みから通常約2〜3か月後に、継続寄付は、その年1月〜12月に当協会が受領したご寄付の領収書を翌年1月に まとめてお送りします。
継続寄付にお申込みいただいたご支援者の皆さま(月額500円以上)で、領収書発行を希望された方には、ご参加期間中、広報誌「ユニセフ・ニュース」をお送りします。
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