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財団法人日本ユニセフ協会

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女優 オードリー・ヘップバーンは、1988年の親善大使就任インタビューの際にこう答えました。
「わたしはユニセフの活動に、決して揺るぐことのない感謝と信頼を置いています」
そして今度は、彼女が親善大使としての働き、ユニセフからの感謝を受けることになりました。

何かの危機に直面したときも、事故や病気に見舞われたときも。そして、回復するまでの長い時間もケアし続けるものです。もし、私達が自分の子どもたちに対してできることならば、ここで何も言わず耐え忍んでいる子どもたちに対しても同じことをできるはずだと信じています。
(1988年 エチオピア)

もし、人びとが支援していないとすれば、そうしたくないからではなく、(支援が必要だということを)知らないからだと思います。
( 1988年 エチオピア)
ユニセフの使命はすべての子どもを飢えや渇き、病気、虐待、そして死から守ることです。しかし今日、私達ははるかに大きな脅威と立ち向かわなければならなくなりました。それは人間の人間に対する残酷さ、非情さです。
私達ができないことはたくさんあります。子どもたちに死んでしまった親を生き返らせてあげることなんてできません。でも、私達には、子どもたちに、もっとも基本的な権利を返してあげることができます。健康に生き、優しさの中に生きるその権利を。
(1989年 ユニセフ本部)
昨日、私はとても山奥の農村に行きました。あまりに遠いので足を踏み入れた人はほんのわずかです。けれど、そこは他と違い、農村ではありましたが、決して忘れ去られてはいませんでした。そのようすには本当に勇気付けられました。なぜって、村には保健センターがあり、女性のための教育センターがあり、そして学校があったのです。もちろん、足りないものはたくさんあります。学校には本も足りません。でもユニセフが何とか届けようとしています。薬も足りません。これもユニセフが提供しようと努力しています。確かにそこには仕組みがありました。資金が足りないということはありましょう。でもそれは意志が足りないということではありません。

(1990年 ベトナム)