ワンミニッツビデオ One Minute Video ~世界へ届けよう1分間の映像メッセージ~

解説

いま、私たちは情報過多の時代を生きています。私たちの身の周りには、テレビ、パソコン、メール、インターネット、携帯電話などの情報媒体が満ち溢れています。こうした中で、子どもたちの主体的な情報活用能力を育成することが求められています。また、情報に適応するだけでなく、情報や意見の発信者として自身の考えを適切に伝えられる子どもを育てられなければ、世界の様々な問題を一緒に解決することはできません。現代は子どもも社会に参画することが強く求められる時代です。

(公財)日本ユニセフ協会では、2010年よりOne Minute Video事業の取り組みを始めました。One Minute Videoは、メッセージを1分間の映像で伝えるという活動です。One Minute Videoを通じて、子どもたちの協調性、創造力、表現力などが育くまれると信じています。

作品集

第4回ユニセフOne Minute Videoコンテストにて、
以下の作品が最優秀賞・優秀賞・ジュニア奨励賞に選ばれました。

最優秀賞

From children, Dear ________. 茨城大学 チーム紅一点

制作者コメントテーマは「子どもたちからのSOSに気づいて」です。児童虐待の発覚件数は年々増加しており、虐待によって命を落とす子どもも後を絶ちません。そこで、このような児童虐待の問題に気づいたとき、子供を助けるために何か一歩行動に踏み出してほしいという思いでこの作品を制作しました。

 
優秀賞

命の重さ上越教育大学大学院
総合カリキュラム開発特論 Aチーム

制作者コメント命は何ものにも代え難いはずです。しかし、世界では生まれた国や環境によって、子どもが不当に労働を強いられ、他国の富を支える存在になっている現実があります。同じ子どもでありながら、生きる権利がないがしろにされている事実に対して、深い悲しみと怒りを覚えました。本作品は「命の天秤があるとしたら・・」と仮定し、最後には同じ子どもが天秤に乗るにもかかわらず、命の重さに差がある現実の不条理を表現しました。

優秀賞

BOX福島県立福島西高等学校  佐藤 夏季

制作者コメント自分の生きている世界しか知らない子どもたちにとって、そこは外が見られない箱の中です。良い環境で暮らす子どもたちは、自分以外の箱の中(自分とは違う生活を送る子どもたちの世界)をテレビなどを通して覗き込むことができますが、何もすることはできません。箱の中を覗くことができる子どもたちも、覗かれる立場の子どもたちも、それが当たり前だと思っているのです。生まれてくる子どもたちにとって、このような世界で良いのでしょうか?

ジュニア奨励賞

幸せな生き方 岐阜市立東長良中学校 3年1組

制作者コメント「幸せ」は、教えられるものだと思います。家族と仲良しであることが「幸せ」かもしれませんし、たくさん食べたり、たくさん遊べたりすることが「幸せ」なのかもしれません。作品に登場する男の子は、戦うことが「幸せ」だと教えられたのでしょう。