20億回分のワクチンを
世界中の人々のもとへ

史上最大のワクチン接種事業で基礎 社会サービスを復旧させ、子どもの 命と未来を守るユニセフの挑戦に、ぜひともみなさまのご支援を!

新型コロナウイルス緊急募金

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中で1億1,000万人以上の感染が確認され、約250万人が命を落としています(2月23日時点:WHO状況レポートより)。パンデミック宣言から約1年。この間、途上国の子どもたちを取り巻く環境は急速に悪化しました。医療現場への負担の集中や、多くの医療従事者の罹患などにより、低中所得国では提供される保健サービスが50%も減少。母子栄養サービスも著しく減少しています。さらに、もともと困窮状態にあった多くの家庭にとって頼みの綱であった学校給食も休校措置のため中断、3億人以上の子どもの栄養状態を脅かしています。このままワクチンが届かず、子どもを守るシステムが圧迫され続ければ、何百万人もの幼い命が危機にさらされます。最も弱い立場の子どもたちをこれ以上犠牲にしないために、ワクチンの普及による一日も早い 社会の正常化が求められています。

20億回分の新型コロナウイルスワクチンを世界に届けるためにみなさまのご支援を!

新型コロナウイルス感染症の被害が拡大し続けるなか、ユニセフは、国際的な ワクチン調達の枠組み「COVAXファシリティ」のパートナーとともに、新型コロナ ウイルスワクチンの世界規模での供給を急いでいます。COVAXファシリティは、世界約190ヵ国が参加 する国際的なワクチン調達の枠組みで、新型コロナウイルスワクチンの恩恵がすべての国の最も脆弱な人々にまで行き渡ることを目指しています。この枠組みの中でユニセフは、参加国へのワクチン 供給業務に加え、「コールドチェーン」とよばれる低温物流システムの整備、保健員のトレーニング、 接種に不可欠な医療器具の提供など、重要な責務を担っています。

史上最大のワクチン接種事業を支えるユニセフのコールドチェーン

  • 熱に弱いワクチンの国際輸送には、ユニセフの高度な専門知識とコールドチェーン(低温物流システム)の事前配備が不可欠です。

    ©UNICEF/UN0375878/VERA

  • 各国に到着したワクチンは、保冷庫で都市部の冷蔵施設などに運ばれ、厳しい温度管理のもと国内各地へと輸送されます。

    ©UNICEF/UN0391980/ FARUQUI

  • 地域の接種会場への輸送は、時間との闘いです。保冷箱に詰めたワクチンが有効なうちに到着し、直ちに接種を開始します。

    ©UNICEF/UN0357139/KABUYE

目標は、年内に20億回分- 世界中のほぼすべての医療・福祉従事者、重症化リスクの高い人々を感染から守る ことができる量 - を届けること。前例のない規模となるこの緊急事業によって、 世界全域で死亡率を下げ、医療のひっ迫を緩和し、保健・栄養・教育など子どもたちが今最も必要としている基礎社会サービスを再開させようとしています。

ワクチンの接種は、新型コロナウイルスから身を守る上で極めて有効な手段ですが、すべての人が 接種を完了するまでには長い時間がかかります。その間にも、この病気の直接的・間接的な影響 によって、多くの命が脅かされています。実際、パンデミック以降、世界では十分な食事をとれない 家庭が2倍に増え、医療を受けられない子どもたちも急増しています。ユニセフは、ワクチン供給 事業と並行して、こうした子どもたちのための救援活動にも奔走しています。

© UNICEF/UN0412502/Wilander

世界的な人道支援計画 
~途上国などの脆弱な国々の感染拡大を防ぐ

移動が制限され、衰退する社会や経済の下で暮らす子どもたちは、暴力や虐待、ネグレクトの被害を受けるリスクが高まっています。子どもたちの多くは、過密する貧困地域で暮らしていて、病気予防に必須の手洗い用水や石けんも手に入りません。ひとたび感染が広がれば、甚大な被害が引き起こされることは必至です。コロナ危機はまた、これまで子どもたちとその 家族を支えてきた地域の医療や経済にも大きな ダメージを与え、通常の医療サービスの中断や、 家計の困窮による栄養不良の子どもの急増を招いています。

ユニセフは各国政府やWHO、人道支援団体と連携しながら子どもの権利の原則に基づきながら、これまでの取り組みを活かし、この危機に取り組んでいます。

子どもや家族をウイルスから守り、適切な情報を提供することで感染を減らしつつも子どもたちの基本的な教育や保健、水と衛生などのサービスを継続して利用できる環境を確保することを目指しています。

また、経済的に困窮していたり、障がいのある子ども、移民・難民など、最も脆弱な立場に置かれた子どもを最優先に活動を行ってまいります。

危機の発生からおよそ1年。子どもたちは取り残され、必要なサービスを受けることが出来ないまま、時間が過ぎています。これまでの歩みを後退させないよう、総力をあげて、ユニセフは取り組んで参ります。

© UNICEF/UNI325634// Frank Dejongh

ユニセフは、新型コロナウイルスの感染予防に関する正確な情報を提供するための啓発活動を展開。その一環で、若者たちが子どもたちに正しい手洗いの方法を伝えている。(コートジボワール)

2020年の成果

皆様のご支援により、ユニセフは多くの子どもやその家族、医療従事者に支援を届けることが出来ました。主な成果は以下の通りです:

  • 30億人以上の人々に感染予防のメッセージを届けた
  • 7,370万人に感染予防のため手洗い用品を届けた
  • 93か国に15,000個の酸素濃縮器を提供した
  • 7,480万人以上の子どもや女性が必要な保健ケアを受けた
  • 330万人の保健医療スタッフが感染予防・コントロールに関する研修を受けた
  • 180万人以上に防護具(ガウン、ゴーグル、手袋、フェースシールド、マスク)を提供した
  • 学校が休校の間、学習が継続されるよう2億6,120万人以上の子どもたちが遠隔教育(オンライン/オフライン)の機会を得た
  • 7,470万人以上の保護者やケア提供者、子どもが心理カウンセリングを受けた
  • 2,260万人の女の子と女性が性的虐待や搾取の事例を報告するための安全な通報システムを利用できるようになった
  • 最低限の生活が維持できるよう、4,550万世帯が基本的なニーズを満たすための支援を政府から得た

新型コロナウイルス緊急募金にご協力を

世界的な人道支援の始動を受け、日本ユニセフ協会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応するユニセフの活動を支える緊急募金を受け付けています。

この危機下でユニセフは、急速に拡大するパンデミックから子どもたちを守りながら、母子保健サービスや栄養治療など従来の支援活動も継続して行なう責務を担っています。危機から1年が間もなく経過する今日でも、ユニセフの歴史のなかでも 最も大規模な支援活動が、日々各地で続けられています。一人でも多くの幼い命をこの危機から守り抜くために、みなさまのお力がぜひ必要です。

お寄せいただいたご寄付は、新型ウイルス感染拡大以前から紛争などにより医療体制が脆弱な途上国で命の危険に晒されている子どもたちへの支援、およびCOVAXファシリティを通じた新型コロナウイルスワクチンの供給活動への支援に充てられます。

なお、本緊急募金を通じてお寄せいただいたご寄付については、日本を含む先進国は支援対象といたしません。

ご寄付でできる支援例

3,000円のご支援が…
新型コロナウイルスの脅威から子どもを守る感染防止マスク215枚に変わります。

5,000円のご支援が…
感染症への身体の抵抗力を高めるビタミンA1,250人(1年間)分に変わります。

10,000円のご支援が…
石けん・浄水剤・洗面用具・貯水容器などが入った衛生キット2帯(1ヵ月)分に変わります。

20,000円のご支援が…
安全なワクチン接種に欠かせない使い捨ての注射器3,690本に変わります。

30,000円のご支援が…
熱に弱いワクチンを低温に保ったまま運べる保冷箱(0.9リットル)25個に変わります。

50,000円のご支援が…
深刻な栄養不良に苦しむ子どもを回復させる栄養治療食1,668袋に変わります。

※2021年1月現在の価格(1米ドル=107円で計算)
※輸送や配布の費用は含みません

郵便局(ゆうちょ銀行)
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「コロナ」と明記願います。 *窓口でのお振込は、送金手数料が免除されます。