専門家のヒントをご紹介
自分の感情を表現することは、健康的でとても大切なことです。心理学者でベストセラーの著者で母親でもあるリサ・ダムール博士が、お子さんを支えるための3つの方法を紹介します。
お子さんの感情表現を助けるために、あなたにできる3つのこと
感情を表現することは、思春期の若者にとって健康的で大切なことです。ここでは、子どもが実際に感情を表現するときに、あなたが支えとなれる3つのヒントを紹介します。
1. 共感を持って対応する
お子さんが「つらい」「悲しい」と伝えてきたとき、親である私たちはついアドバイスをしたり励ましたり、問いかけたりしたくなるものです。これらが役に立つこともありますが多くの場合、お子さんが最も求めているのは「共感」です。
お子さんがつらい気持ちを打ち明けてくれたときには、まず「それはつらいね」や「そう感じるのは当然だよ」といった、思いやりのある言葉で応じることを心がけましょう。これこそがお子さんが求めているサポートそのもので、そこから対話を続けていくこともできるでしょう。
2. 具体的に話す
気持ちを言葉にすることには、感情を和らげる効果があります。また、研究によると、どんな気持ちであるかをできるだけ具体的に話すことが、特に効果的だとされています。
もしお子さんが不安を感じていると訴えたら、「何に不安を感じているの?」と尋ね、しっかり耳を傾けてください。
次に、お子さんの感情をより正確に表す言葉を添えてあげてみましょう。「不安に感じるのはわかるよ。もしかするとイライラしているとか、心配とか気がかりなこともある?」といった声かけもできるかもしれません。
3. 言葉以外の表現を大切にする
思春期のお子さんは、自分の気持ちを話したい気分ではないときもあるでしょうが、問題ありません。言葉を使わなくても、気持ちを外に出すための健全な方法はたくさんありますから。
たとえば、運動したり、思い切り泣いたり、音楽を聴いたり、絵や工作などの作品で気持ちを表現したりすることで、感情をうまく発散できることはよくあります。
お子さんがどうやって健全に感情を表現しているのかに目を向け、さまざまな方法をしっかり支えていきましょう。
心理学者でニューヨーク・タイムズにも寄稿されている著述家のリサ・ダムール博士は、2人のお子さんの母親です。
※本ページはこちらの英語原文を元に仮訳したものです(アクセス日 2026年2月2日)。





