お子さんを支えるために知っておくべきこと

幼いお子さんと離れて過ごすことは、親にとっても子どもにとってもつらいものですが、特に子どもは親と離れることに強い不安や動揺を感じてしまうこともあります。ここでは、注意すべきポイントと、お子さんがこうした難しい感情を乗り越え、より安心して過ごせるようになるためにできることをご紹介します。
分離不安とは?
分離不安は多くの子どもに見られるもので、生後6カ月から3歳ごろに最もよく起こります。乳児や幼児は、親やいつも世話をしてくれる養育者が視界からいなくなると不安を感じることがあります。「離れている時間は一時的なものだ」ということを学んでいる途中なのです。
分離不安のサイン
多くの場合、子どもの不安に気づくのは簡単です。お子さんは保育園や託児所に預けるときに激しく泣くでしょうか?それは一つのサインです。その他には次のような様子があります:
- あなたがその場を離れようとすると、しがみついてくる
- 新しい環境で泣いたり、あなたのそばを離れたがらなくなったりする(主に生後6カ月〜3歳)
- あなたや養育者がそばにいないと寝るのを嫌がる
- いったん夜通し眠れるようになったのに、再び夜泣きをし始める
- 「退行(赤ちゃん返り)」についてもご覧ください
あなたがそばにいないと赤ちゃんや幼児が不安を感じるのは、ごく自然なことです。やさしく、思いやりを持って接するようにしてください。
お子さんを支える方法

© UNICEF/UN066587/Ohanesian
短い時間であっても、お子さんから離れなければならないとき、罪悪感を抱く必要はありません。離れることばかり気にするのではなく、そばにいなくても自分で気持ちを落ち着かせるように、お子さんをサポートしていきましょう。これは、お子さんが自立へ向かう上で大切なステップです。
後で一緒に何をするか話してあげましょう
子どもが不安になる理由の一つは、「もう会えないのではないか」という恐れです。「お仕事が終わったら迎えに来るよ。そのあと公園でブランコをしようね」など、ご自身が戻ってきた後に何をするか話してあげることで不安を和らげることができます。
短い時間の別れを少しずつ練習しましょう
ちょっとした用事で外出する際、信頼できる友人や家族にお子さんを預けてみてください。こうしたことを通じて、お子さんは、「離れて過ごす」ことに少しずつ慣れることができます。
安心できるものを持たせましょう
お子さんと離れるときは、ぬいぐるみや毛布など、お子さんが「安心できるもの」を持たせましょう。落ち着けるお気に入りものはありますか?もし無ければ、新しく用意してもよいでしょう案。大切なおもちゃは、不安なときにお子さんが自分で気持ちを落ち着かせる手助けになります。
怖がっている時は安心できるようにしてあげましょう
一緒にいるときには、お子さんの話をよく聞き、理解と思いやりを持って応じてください。お子さんの不安を軽く扱わないよう注意し、ぐずったり、いつも以上に甘えてきたりといった言葉以外のサインにも目を向けましょう。
新しい養育者に預ける際は“徐々に”
保育園・幼稚園あるいはベビーシッターに預け始める前に、まずは、あなたとお子さん一緒に先生やベビーシッターと短い時間を一緒に過ごすようにしましょう。そうすることで、いざ預けるときに、その方は「知らない人」ではなくなり、お子さんの不安が軽減されます。
別れの挨拶は「手短に」「前向きに」
別れがつらいのは子どもだけではなく、親にとっても同じことです。できる限り落ち着いて、明るい態度でさよならを伝えてください。笑顔で「またすぐ会おうね」と伝え、あなたがその場を去る時間を長引かせないことが大切です。このルーティンを続けることで、お子さんは別れの場面に慣れ、「必ず戻ってきてくれる」という安心感を持つようになります。
※本ページはこちらの英語原文を元に仮訳したものです(アクセス日 2026年1月29日)。





