すべての子どもに、よりよいこころの健康を

© UNICEF/UN0533114/Diarassouba
こころの健康(メンタルヘルス)は、子どもと若者が健やかに生き、学び、未来を築くためのもっとも重要な土台です。世界のあらゆる場所で、多くの子どもや若者がこころの不調に苦しんでいます。特に思春期後半の若者たちにとっては、命を落とすことや病気・障がいにつながる最も大きな原因の一つとなっています。10〜19歳の子どもと若者の7人に1人以上が、メンタルヘルスに何らかの疾患を抱えているとされています。
![]()
メンタルヘルスの不調の半数は、子どもの頃に始まりますが、そのほとんどは気づかれず、治療も受けられないまま放置されています。
すべての子どもには、温かく見守られ、支えられ、安全な環境で成長する権利(ウェルビーイングへの権利)があります。健やかな成長の支えとなる人間関係や、年齢に合った質の高いメンタルヘルスケアや心理社会的支援を受けることも、そうした権利の一つです。
こうした権利をなおざりにされると、子どもたちは本来享受できるはずの他のあらゆる権利までも損なわれてしまいます。不安やうつといった状態は、子どもが学び、成長し、他者との関係を築き、自分の可能性を十分に伸ばしながら、社会に貢献する力を育むことにまで影響を及ぼしてしまいます。
メンタルヘルスは、これまで長い間、社会的投資が十分に行われてこなかった分野です。そのため、子どもや若者、ケアを担うおとなたちのメンタルヘルスの問題の改善にむけた予防やケアの支援は、大きく立ち遅れています。世界中のすべての国で、子どもと若者のメンタルヘルス分野へのさらなる投資が必要とされています。
ユニセフの「#OnMyMind」は、子どもや若者のメンタルヘルスへの理解を広げ、誰もが安心して気持ちや悩みを話せる社会の実現を目指すグローバルキャンペーンです。「What's on your mind?(今、どんなことを考えている?)」という問いかけを通じて、メンタルヘルスについて語ることへの偏見やためらいをなくし、オープンな対話を促しています。
日本ユニセフ協会とこども家庭庁による「こどものメンタルヘルスキャンペーン~“こころのこえ”をきいてみよう~」は、この「#OnMyMind」の理念を踏まえ、日本国内においてもメンタルヘルスへの正しい理解を広げるとともに、子どもや若者が安心して気持ちや悩みを話せる環境づくりを目指しています。
※本ページはこちらの英語原文を元に仮訳したものです(アクセス日 2026年1月29日)。





