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1週間続いたキャンペーンでは、1万人のボランティアが活動しました。国中のすべての保健センター、コミュニティの保健所、予防接種拠点、後方支援の病院にボランティアが派遣されました。
シエラレオネ政府によって主導されたこの画期的な活動を、ユニセフや WHO (世界保健機関)のほか、多くの市民グループや民間組織が支えました。 |
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シエラレオネにおける5歳未満児および妊産婦の死亡率は、世界でもっとも高い値を示しています。はしか、マラリア、ビタミン A 欠乏症、寄生虫病は、幼い子どもたちにとって最大の敵です。 予防接種で防ぐことのできる病気のうち48%がはしかによるものです。マラリアは、5歳未満児の死亡原因の33%を占めています。 マラリアを予防する効果のある蚊帳の中で眠っている子どもはわずか15%。しかし、この新しい活動によって、その割合は劇的に増えるだろうと予想されています。 |
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シエラレオネでは、戦争が予防接種活動の大きな障害となってきました。 1999年まで、子どもの予防接種率はわずか5%足らずで、乳児や妊産婦の高い死亡率の原因となっていました。 今、ようやく安定と平和の時代を迎えたシエラレオネでは、国中で保健活動を実施できる環境が整いつつあります。ユニセフは、乳幼児や母親の死亡率を減らすことを目標に、国家の保健政策や保健人材政策を実施できるよう、シエラレオネ政府を支援しています。 「目標達成のために、ユニセフは、ミレニアム開発目標と関連付け、焦点をしぼって国のプログラムを戦略的に強化してきました。私たちは、子どもの生きる権利、育つ権利、守られる権利を守らなければならないのです」と、ユニセフ・シエラレオネ代表ギート・カペラールは力強く話します。 |
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