赤ちゃんが生まれる前から2歳になるまでの1,000日間は、身体の基礎がつくられる最も重要な時期です。ユニセフは、地域の人材を保健員や助産師として育成し、妊産婦への栄養支援からお産の介助、母乳育児の指導まで、継続的な支援を行なっています。母乳で育てた子どもは栄養不良や感染症にかかりにくく、母乳を与えられなかった子どもより生存率が飛躍的に高まるというデータも出ています。
日常的に医療ケアを受けることが難しい途上国の子どもたちにとって、予防接種は、生死を分ける重要な支援です。たとえば、はしかは、1回分約42円のワクチンを2回接種することで予防できます。肺炎を防ぐワクチンも新たに開発されました。
村々の広場などで年に2回開催する「予防接種デー」では、予防接種と同時にビタミンAの投与やマラリア予防蚊帳の配付、栄養検査なども行なっています。
ユニセフは栄養や予防接種などの命を守る基礎的な支援を、
遠隔の村や都市のスラムなど、最も貧しく厳しい環境で生きる
子どもたちへ優先的に届けています。
近年の調査で、51カ国の最貧層の子どもを重点的に支援した結果、
同じ費用で救える命が2倍近くに増えることが分かったのです。
支援が届いた地域では、村のお母さんたち、保健員、
診療所のスタッフなど、多くの住民が力を合わせて発育観察会を
開くなど、自らの手で子どもの命を守るしくみづくりを始めています。
ユニセフは栄養や予防接種などの命を守る基礎的な支援を、遠隔の村や都市のスラムなど、最も貧しく厳しい環境で生きる子どもたちへ優先的に届けています。
近年の調査で、51カ国の最貧層の子どもを重点的に支援した結果、同じ費用で救える命が2倍近くに増えることが分かったのです。
支援が届いた地域では、村のお母さんたち、保健員、診療所のスタッフなど、多くの住民が力を合わせて発育観察会を開くなど、自らの手で子どもの命を守るしくみづくりを始めています。
※ご寄付の金額は任意です。※輸送や配布のための費用は含まれません。※2023年1月現在の価格
汚れた水を安全な飲み水にする浄水剤7,894錠に変わります。
下痢による脱水症から子どもを守る経口補水塩(ORS)602袋分に変わります。
3つの病気を防ぐ予防接種用ワクチン403回分に変わります。
1年間で、子どもたちにきれいな水を届ける井戸のポンプ用機材1基分に変わります。
1年間で、栄養不良の子どもを改善する栄養治療食724袋分に変わります。
1年間で、保健員20人に子どもの病気の対処法などの研修を行えます。
※ご寄付の金額は任意です。※輸送や配布のための費用は含まれません。※2023年1月現在の価格
私が勤務するシエラレオネは、アフリカ大陸の西端に位置する、世界で最も貧しい国のひとつです。2002年に内戦が終結したあとも、エボラ出血熱の流行や自然災害など度重なる危機の影響で復興が遅れ、国民の大半がいまだ安全な水も電気も容易に利用できない生活を送っています。乳幼児の死亡率は世界で4番目に高く、マラリアをはじめ肺炎、下痢など治る病気で多くの幼い命が失われています。こうした子どもたちの命と健康を守る支援活動を策定・実施すること、それが私の仕事です。
9人に1人が5歳まで生きられない
家庭訪問中の地域保健員
子どもたちが病気で命を落とす大きな要因は、この国の医療人材の極端な不足です。医者の数は全国でわずか150人足らず。住民5万人強に対し1人しかいない計算です。そんな中で子どもたちの健康を支えているのが、ユニセフなどの研修を受けて各地で活動する1万5,000人の地域保健員たちです。ユニセフは今、この地域保健員を国の医療制度に一層深く組み込む取り組みを保健省とともに進めています。
明るく前向きな現地の人々といるとつい忘れそうになりますが、この国の日常生活は困窮を極めています。入院治療を終えた子どもが、自宅に戻ったとたん再び栄養不良や病気に陥るケースを目の当たりにするたび、医療だけでなく貧困・栄養・衛生・教育など多くの課題を、現地政府や他機関と力を合わせて解決していくことの重要性を痛感します。一人でも多くの子どもが健康で幸せな人生の一歩を踏み出せるよう、私も力を尽くします。
治療を受けて回復中の赤ちゃん
※2019年4月現在のインタビューに基づいています。
私が勤務するシエラレオネは、アフリカ大陸の西端に位置する、世界で最も貧しい国のひとつです。2002年に内戦が終結したあとも、エボラ出血熱の流行や自然災害など度重なる危機の影響で復興が遅れ、国民の大半がいまだ安全な水も電気も容易に利用できない生活を送っています。乳幼児の死亡率は世界で4番目に高く、マラリアをはじめ肺炎、下痢など治る病気で多くの幼い命が失われています。こうした子どもたちの命と健康を守る支援活動を策定・実施すること、それが私の仕事です。
子どもたちが病気で命を落とす大きな要因は、この国の医療人材の極端な不足です。医者の数は全国でわずか150人足らず。住民5万人強に対し1人しかいない計算です。そんな中で子どもたちの健康を支えているのが、ユニセフなどの研修を受けて各地で活動する1万5,000人の地域保健員たちです。ユニセフは今、この地域保健員を国の医療制度に一層深く組み込む取り組みを保健省とともに進めています。
これにより、すべての地域保健員が正当な待遇を受け、実証済みの救命方法を身につけ、医薬品を携えて、より多くの命を守れるようになってきています。今後は、最も脆弱な新生児のための医療ケアや、母子への医療無償化政策の後押しなどにも力を入れ、現在の高い乳幼児死亡率を数年以内に大幅削減することを目指しています。
明るく前向きな現地の人々といるとつい忘れそうになりますが、この国の日常生活は困窮を極めています。入院治療を終えた子どもが、自宅に戻ったとたん再び栄養不良や病気に陥るケースを目の当たりにするたび、医療だけでなく貧困・栄養・衛生・教育など多くの課題を、現地政府や他機関と力を合わせて解決していくことの重要性を痛感します。一人でも多くの子どもが健康で幸せな人生の一歩を踏み出せるよう、私も力を尽くします。
※2019年4月現在のインタビューに基づいています。
ユニセフ(国際連合児童基金)とユニセフ協会(国内委員会)は、約190の国と地域で、子どもたちの命と健康、権利を守るために活動しています。
活動資金はすべて、個人、企業、法人・団体のみなさまからの民間募金、各国政府からの任意の拠出金に支えられています。
民間募金は先進33の国と地域にあるユニセフ協会等からユニセフ本部に送られます。ユニセフ本部は、各国の子どもの状況をみて、ユニセフ現地事務所にお金をおくり、各国政府と協力して、子どもたちのための活動を行なっています。
日本は戦後の荒廃から急速に復興し、今や経済大国になりましたが、その陰にはユニセフから受けた援助がありました。1949年(昭和24年)に開始されたユニセフ援助は、学校給食でのスキムミルク(脱脂粉乳)や毛布、衣料の原料、医薬品・医療資材、災害時の緊急援助など、1964年(昭和39年)まで15年間、当時の金額で65億円にものぼりました。
また、日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部や協力企業・団体などの協力を得て、東日本大震災直後から緊急・復興支援を続けてきました。
みなさまからお寄せいただきました「東日本大震災緊急・復興支援募金」は、総額48億円※にものぼりました。
※緊急支援活動の開始当初(2011年3月14日)に日本ユニセフ協会国内事業費から充当した1億円を含みます。
任意の金額を、毎月、自動引き落としでご協力いただく募金プログラムです。
支援を必要としている子どもたちを、一回だけでなく、継続的に支えることができます。学校建設や政策提言など長期的な活動にも取り組みやすくなります。
初回のお引き落とし前に「ウェルカムキット」を、その後は年4回、子どもたちの状況とユニセフの活動を伝える広報誌「ユニセフニュース」を郵送、Eメール配信でお届けします。また、日本ユニセフ協会が発行する各種資料の最新版を無料で提供いたします。
今なら、ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムを
WEBからお申込みの方に、
ユニセフ・ミニサーモボトルをお届けしています。
(ご希望者のみ)
保温・保冷ステンレスミニボトル
[サイズ] 約直径5.8×高さ14.2cm
[容量] 約250ml
[素材] 本体/ステンレス銅 蓋/ポリプロピレン パッキン/シリコン
任意の金額を、毎月、自動引き落としで
ご協力いただく募金プログラムです。
毎月のご協力が大切な理由・・・
支援を必要としている子どもたちを、一回だけでなく、継続的に支えることができます。学校建設や政策提言など長期的な活動にも取り組みやすくなります。
マンスリーサポーターになると・・・
初回のお引き落とし前に「ウェルカムキット」を、その後は年4回、子どもたちの状況とユニセフの活動を伝える広報誌「ユニセフニュース」を郵送、Eメール配信でお届けします。また、日本ユニセフ協会が発行する各種資料の最新版を無料で提供いたします。
\ ミニサーモボトル進呈中 /
今なら、ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムをWEBからお申込みの方に、ユニセフ・ミニサーモボトルをお届けしています。(ご希望者のみ)
当協会への寄付金は、従来の「所得控除」に加えて「税額控除」のどちらか有利な方式を選択いただくことができます。「税額控除」を選択されると、多くの場合、従来よりも控除額が大きくなります。
例えば、税額控除を選択された場合、毎月3,000円のご協力で、年間最大13,600円の所得税が控除されます。
源泉徴収されている方は、確定申告によって還付を受けることができます。
当協会への寄付金は、従来の「所得控除」に加えて「税額控除」のどちらか有利な方式を選択いただくことができます。「税額控除」を選択されると、多くの場合、従来よりも控除額が大きくなります。
例えば、税額控除を選択された場合、毎月3,000円のご協力で、年間最大13,600円の所得税が控除されます。源泉徴収されている方は、確定申告によって還付を受けることができます。
★ A(税額控除)かB(所得控除)のどちらか有利な方を選択し、所得税の控除をうけられます。どちらも確定申告が必要です。
★ ユニセフ募金は一部自治体の個人住民税、相続税についても優遇措置の対象となります。詳しくはお近くの税務署にお尋ねください。
★ 国税庁のホームページ上には、簡単に確定申告書類を作成することができる機能があります。画面の案内に沿って入力、印刷すればそのまま税務署に提出することができます。郵送も可能です。
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