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2018年は、バングラデシュで続くロヒンギャ難民危機、シリアやイエメン、南スーダン、中央アフリカ共和国などで長期化する紛争、インドネシアに大きな被害をもたらした地震と津波、西アフリカやサヘル地域における深刻な食糧不足と子どもの栄養危機、コンゴ民主共和国でのエボラ出血熱の集団発生、ナイジェリアとチャド湖周辺における人道危機、中南米における移民・難民危機など、子どもたちの命と未来が脅かされる出来事が後を絶ちませんでした。
そのような状況下、最も困難な状況にいる子どもを最優先に、すべての子どもたちへの支援に取り組むユニセフの活動を支えるため、日本ユニセフ協会は日本国内で、募金・広報・アドボカシー活動を展開しました。
どのような危機にあっても、その影響をもっとも受けやすいのは子どもたちです。ユニセフと日本ユニセフ協会は、誰ひとり取り残されることなく、世界のすべての子どもが健やかに成長し、自らの持つ可能性を最大限に発揮できる世界を目指し、活動を続けています。世界の子どもたちのための活動を支えてくださる日本の皆さまの寛大なご支援に、改めまして心より感謝を申し上げます。
ここに、2018年の日本ユニセフ協会の収支概要をご報告いたします。
2018年度、みなさまのあたたかいご支援により、日本ユニセフ協会にお寄せいただいた募金は、192億435万4,529円となりました。このうち、個人によるご寄付が88%、企業・団体・学校からのご寄付が合わせて12%を占めました。
募金に加え、会費、寄付金、雑収益ほかすべての経常収益計は、192億4,215万2,394円となりました。
2018年、当協会は、156億8,000万円をユニセフ本部に拠出しました。これは、経常費用計192億6,706万3,686円の81.4%(みなさまからお寄せいただいた募金192億435万4,529円の81.6%*)にあたります。経常費用計の18.6%は、ユニセフ本部との協力協定に基づき、ユニセフ支援の輪を広げるための、国内での募金活動(領収書/寄付控除申請書類の印刷・発送費や振込/決済に係る費用などを含む)、広報・アドボカシー活動、国際協力に携わる人材の育成活動などに充てさせていただきました。
*ユニセフ本部との協定により、日本を含む各国のユニセフ協会は、各国のみなさまからお預かりしたユニセフ募金のうち最大25%の範囲内で、募金活動、広報・アドボカシー活動などの国内事業をおこなっております。これらの活動は、ユニセフ支援の輪を広げ、厳しい状況に置かれている世界の子どもたちへのより大きな支援につながっています。
公益法人制度改革に基づき、収支報告は「正味財産増減計算書」にて示しております。ここでは、支援者のみなさまにご理解いただきやすいよう、要約版を下記の通り掲載し、分かりにくいところは注記にて説明をしております。財務諸表などはすべて、当協会ホームページで公開しております。
| (2018年1月1日から2018年12月31日まで) | (単位:円) |
| 科 目 | 公益目的事業会計 | 法人会計※17 | 合 計 |
| Ⅰ.一般正味財産増減の部 | |||
| 1.経常増減の部 | |||
| (1) 経常収益 | |||
| 基本財産運用益 | 260,152 | 0 | 260,152 |
| 基本財産受取利息 | 260,152 | 0 | 260,152 |
| 受取会費 | 32,000,948 | 28,387,052 | 60,388,000 |
| 受取寄付金・募金 | 19,209,674,348 | 0 | 19,209,674,348 |
| 受取寄付金 ※1 | 5,319,819 | 0 | 5,319,819 |
| 受取寄付金 | 556,937 | 0 | 556,937 |
| 受取寄付金振替額 ※2 | 4,762,882 | 0 | 4,762,882 |
| 受取募金 | 19,204,354,529 | 0 | 19,204,354,529 |
| 一般募金 ※3} ※5 | 19,013,891,310 | 0 | 19,013,891,310 |
| 学校募金 ※4 | 190,463,219 | 0 | 190,463,219 |
| 雑収益 | 216,946 | 0 | 216,946 |
| 経常収益計 | 19,242,152,394 | 28,387,052 | 19,270,539,446 |
| (2) 経常費用 | |||
| 事業費 ※6 | 19,267,063,686 | 0 | 19,267,063,686 |
| 本部拠出金 ※7 | 15,680,000,000 | 0 | 15,680,000,000 |
| 啓発宣伝事業費 ※8 | 312,961,152 | 0 | 312,961,152 |
| 啓発宣伝地域普及事業費 ※9 | 105,100,853 | 0 | 105,100,853 |
| 募金活動事業費 ※10 | 2,398,903,748 | 0 | 2,398,903,748 |
| 国際協力研修事業費 ※11 | 8,193,452 | 0 | 8,193,452 |
| 本部業務分担金 ※12 | 761,904,481 | 0 | 761,904,481 |
| 管理費 ※13 | 0 | 13,387,052 | 13,387,052 |
| 経常費用計 | 19,267,063,686 | 13,387,052 | 19,280,450,738 |
| 当期経常増減額 | △24,911,292 | 15,000,000 | △9,911,292 |
| 2.経常外増減の部 | |||
| (1) 経常外収益 | |||
| 経常外収益計 | 0 | 0 | 0 |
| (2) 経常外費用 | |||
| 経常外費用計 | 2 | 0 | 2 |
| 当期経常外増減額 | △2 | 0 | △2 |
| 当期一般正味財産増減額 | △24,911,294 | 15,000,000 | △9,911,294 |
| 一般正味財産期首残高 | 4,850,990,767 | 36,899,201 | 4,887,889,968 |
| 一般正味財産期末残高 | 4,826,079,473 | 51,899,201 | 4,877,978,674 |
| Ⅱ.指定正味財産増減の部 | |||
| 受取寄付金 ※14 | 9,770,000 | 0 | 9,770,000 |
| 一般正味財産への振替額 ※15 | △4,762,882 | 0 | △4,762,882 |
| 当期指定正味財産増減額 | 5,007,118 | 0 | 5,007,118 |
| 指定正味財産期首残高 | 300,000 | 0 | 300,000 |
| 指定正味財産期末残高 | 5,307,118 | 0 | 5,307,118 |
| ※16 | |||
| Ⅲ.正味財産期末残高 | 4,831,386,591 | 51,899,201 | 4,883,285,792 |
<注記>
(公財)日本ユニセフ協会は、監事及び会計監査人(小見山満、窪川秀一、川瀬一雄)の監査を受けています。財務諸表などの計算書はすべて公開しております。
『ユニセフにご支援くださる日本のみなさまへ』 - ゲリー・スタール(ユニセフ本部 民間協力渉外局 局長)
『100円の旅~みなさまのご支援で』- 日本ユニセフ協会
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