メニューをスキップ
財団法人日本ユニセフ協会


毎年、920万人以上の子どもたち命を失っています。その原因の多くは予防できたはずのものです。たとえば、肺炎、下痢性の病気、マラリアなど。また、紛争やHIV/エイズなど、間接的な要因によってもたらされているものもあります。
栄養不良、衛生環境の悪さ、安全な水や衛生施設がないこと。幼い子どもの死因の50%以上はこうした基本的なことが原因となっています。毎年死亡する乳幼児の3分の2(約600万人以上)の命は本来、防ぐことができたはずのものなのです。また、毎年50万人の妊産婦が亡くなっていますが、そのほとんどの死が、出産時、または出産後数日のうちに起こっています。




予防接種、抗生物質の投与、ビタミンAなどの微小栄養素の摂取、蚊帳の使用、母乳育児の実施、衛生習慣の普及…。コストも安く、特別な技術も必要ありません。でも、こうした方法はとても大きな効果をもたらします。簡単な方法で、子どもや母親の命を守り、栄養不良も改善することができるのです。
効果が実証されているサービスを組み合わせて、大規模に支援を実施することで、何百万もの子どもたちの命を守ることができます。また、すべての子どもたちが教育を受けられるようになれば、貧困、HIV/エイズ、紛争や差別によって排除されてしまっている子どもたちに目を向けることができれば、私たちは、絶えず子どもたちを生死の危険にさらす貧困の悪循環を断ち切ることができます。

■この取り組みを世界に広げて >>

トップページへキャンペーントップへ先頭に戻る