メニューをスキップ
日本ユニセフ協会

G7富山・金沢教育大臣会合応援事業 シンポジウム:子どもたちのウェルビーイングをどう高めるか?
~教育現場での子どもの権利の実践を通じて

日時:2023年5月10日(水)15:00-17:00
会場:オンライン(Zoomウェビナー)

G7富山・金沢教育大臣会合(2023年5月12日~)の開催に合わせ、日本ユニセフ協会は5月10日、「G7富山・金沢教育大臣会合応援事業」として、オンラインシンポジウム 「子どもたちのウェルビーイングをどう高めるか?教育現場での子どもの権利の実践を通じて」を開催いたします。

ユニセフが「レポートカード」シリーズなどを通して長年テーマとしてきた子どものウェルビーイング(幸福度)。
日本の子どもの精神的幸福度の低さを提起した「レポートカード16」(2020年発表)は、こども基本法やこども家庭庁設置法をめぐる国会での議論を含め大きな関心を集めました。文部科学省の次期教育振興基本計画に向けた検討では、「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」が掲げられています。

ウェルビーイングの測り方、高め方などを議論、学校での実践例も

シンポジウムでは、前半で、文部科学省における検討状況や、子どもたち、特に日本の子どもたちのウェルビーイングを適切に測るにはどのような方法があるのか、日本とユニセフでウェルビーイングのリサーチに関わる研究者たちも参加して議論します。また後半では、子どもの権利を教育現場に取り入れることで、子どもたちのウェルビーイングを高めていける可能性について、実践例も交えて議論します。さらに、ウェルビーイングを取り入れた学校づくりの事例もご紹介いただきます。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響を踏まえた今後の教育のあり方を考える上で、ウェルビーイング、子どもの権利はキーワードです。4月1日には、子どもの権利条約の精神に則る「こども基本法」も施行されました。

さらに、昨年改訂された生徒指導提要には、子どもの権利条約の理解の重要性や、校則の見直しに際しての子どもの参画などの内容が含められました。日本ユニセフ協会は、子どもの権利条約を軸とする学級目標づくりの実践などを通して、子どもの権利を大切にする教育の普及を進めています。

みなさまとともに、世界の、そして日本の子どもたちにとってあるべき教育の姿を考える機会にできればと考えております。本シンポジウムは、どなたでもご視聴いただけます。みなさまのご参加をお待ちしております。

G7富山・金沢教育大臣会合応援事業
シンポジウム:子どもたちのウェルビーイングをどう高めるか?
~教育現場での子どもの権利の実践を通じて

日時 2023年5月10日(水)15:00~17:00
形式 オンライン(Zoomウェビナー) ※日英同時通訳あり
主催 日本ユニセフ協会
登壇者と主な発表内容
  • ・開会挨拶
    日本ユニセフ協会 早水研 専務理事
  • ・次期教育振興基本計画におけるウェルビーイングの検討状況について
    文部科学省 里見朋香 大臣官房審議官(総合教育政策局担当)
  • ・「調和と協調」に基づくウェルビ-イング
    京都大学大学院 教育学研究科 ジェルミー・ラプリー 准教授
  • ・教育と子どものウェルビーイング
    ユニセフ・イノチェンティ研究所Amanda Marlin/Gwyther Rees
  • ・生徒指導提要と子どもの権利
    兵庫県立大学環境人間学部 竹内和雄 教授
  • ・ウェルビーイングを取り入れた学校づくり
    埼玉県上尾市立平方北小学校 中島晴美 校長
  • ・日本の教育現場における子どもの権利実践の試み
    日本ユニセフ協会学校事業部 池田礼子/金子雅彦
お申込・視聴方法

視聴ご希望の方は、下記「お申込み情報」内の「申込む」ボタンをクリックしてWEBからお申込ください。お申込のEメール宛に、Zoom視聴用URLをご連絡いたします。

※参加無料・要事前申込です。
※視聴に関する機器や通信環境はご自身でご準備をお願いいたします。モバイル端末の場合、通信環境は高速Wi-Fi(無線LAN)を推奨いたします。

備考 個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。

お問い合わせ

(公財)日本ユニセフ協会 広報室

電話 03-5789-2016(平日9:00〜17:00)/ FAX:03-5789-2036

E-mail:event@unicef.or.jp