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こどものメンタルヘルスTOP

14〜18歳
メンタルヘルスについての会話を始めるために

生涯にわたり影響を及ぼす可能性のある
感情・行動・健康面のリスクとの向き合い方

 

おとなへと成長していくこの時期、お子さんは自分なりの個性を育んでいき、より自立したい、より大きな責任を持ちたい、という気持ちを強めていきます。

この年齢の子どもたちは、ソーシャルメディアや携帯電話を通じて他者と関わることが増えていきます。その結果、家族と過ごす時間が減り、オンラインでもオフラインでも友人たちと過ごす時間が多くなる傾向があります。

この時期は、男女共に身体的な変化が大きく現れる時期でもあります。

 

10代後半の子どもたちには、次のようなことが起こりえます

・ 急激な身体の変化により、体格や体型、体重が気になるようになる。
・ 食事に関する問題や悩みが出てくる。
・ 気分の浮き沈みや対人関係における不安が強まる。
・ 悲しみや抑うつを感じ、それが自尊心の低下やその他の問題につながる。

 

憂鬱な気分だけにとどまらないことも

 思春期のメンタルヘルスの不調は、アルコールや薬物の使用、や暴力的な行動、安全でない性行為など、他の健康・行動上のリスクと関連して現れることがあります。

思春期に身についた健康に関わる習慣や行動の多くはおとなになっても続くため、10代後半の子どもたちが心身を健やかに保てる良い習慣を選べるよう、後押しすることが非常に重要です。

 

「調子はどう?」

© UNICEF/UN0489323/Dejongh

お子さんとの関係がうまくいっていると感じるときもあれば、難しさを感じるときもあるかもしれません。今どのような関係にあるとしても、あなたが常に愛情をもって寄り添い支える存在であることを示すことが大切です。

会話の始め方

・ 一日の出来事を尋ねてみましょう。夕食の準備を一緒にするなど、自然に会話が生まれる時間をつくるのも良い方法です。
・ お子さんの気持ちを理解するために、自由に答えられる質問を心がけてみましょう。「それってどういう意味?」「もし〜だったら、どんな気持ちになったと思う?」といった聞き方は、気持ちを引き出す助けになります。
・ お子さんの意見を尋ね、あなた自身の考えも共有することで、お互いの理解を深めることができます。

 

自傷行為

もし自傷行為の心配がある場合は、その話題をそっと切り出し、お子さんがそのような考えを持ったことがあるかどうかを無理のないかたちで聞いてみましょう。

本人に直接聞くのではなく、まずは「同年代の中には自分を傷つける人もいるけれど、友だちからそういう話を聞いたことある?」といった形で話を始めると、話しやすくなることがあります。

「どんなことでも、いつでも話していいんだよ」と伝え、あなたがいつもそばにいて味方であることを知らせ、安心させてあげてください。そうすることで、お子さんはあなたに話してもいいのだと感じられるようになります。

自傷についてより詳しい情報はこちら >

 

やるべきこと

・ 良いところも悪いところも認め、小さな成果でも褒めてあげましょう。この時期は創造性が育まれ、ひとりの人として大きく成長する時期でもあります。その瞬間を一緒に見つけてあげてください。
・ お子さんにとって世界は先が見えず、自分ではどうにもできないと感じることがあります。その気持ちを理解していると伝えてあげましょう。
・ オンラインでの行動やSNSの使い方について気にかけましょう。利用時間やオンラインの嫌がらせ・いじめから身を守る方法について話し合ってください。もし困ったことが起きたり、間違ったことをしてしまったりしても、あなたはいつでも助けてあげられると伝えましょう。
・ あなた自身の気持ちについてもオープンに話しましょう。あなたがストレスにどう対処しているかを見せることは、良い手本になります。また、あなた自身が同じ年頃だった時に、どのように問題に向き合っていたかを話すのも効果的です。

 

やってはいけないこと

・ 会話を一方的に進めて「こうしなさい」と指示するのは避けましょう。代わりに「どう手伝えるかな?」と尋ね、一緒に解決策を考えてください。
・ ご自身が怒っている時に話し合うのは避けましょう。一度その場を離れ、深呼吸して落ち着いてから、あらためて話すようにしてください。
・ 力比べのような対立をしないようにしましょう。言い争うのではなく、お子さんが抱えるフラストレーションに共感する姿勢を持つことが大切です。

 

忘れないで――すべて関連しています

10代後半の子どもには高いレジリエンス(回復力)があります。困難に直面することもありますが、それも自立したおとなへ成長する過程の一つです。 

お子さんが、学校や家族、友人とのつながりを感じられるよう支えることは、お子さんのメンタルヘルスの向上につながり、薬物使用や暴力などの問題行動を防ぐことにつながります。 

時間をかけてお子さんを支え、励まし、関わる方法を見つけていきましょう。簡単にいかないこともあり、忍耐やご自身の自己コントロールが必要になるかもしれませんが、その積み重ねは必ず実を結びます。それだけの努力を払う価値のあることなのです。

 

※本ページはこちらの英語原文を元に仮訳したものです(アクセス日 2026年1月29日)。

 


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