栄養センターに運ばれたピエールはほとんど意識がない状態で、すぐに入院が決まりました。命を救う栄養治療が開始されしばらくの間は、栄養不良との厳しい闘いで、食べ物を飲み込む力がないため治療用ミルクを30分ごとに少しずつ飲ませ続けます。
1週間を過ぎた頃に変化が起き、ミルクを飲む量が日に日に多くなり、10日目にはペースト状の治療食を口にできるまでに回復しました。
退院後も定期的に治療食を受け取りながら、経過観察や栄養相談を受けられるよう手配が整えられました。
さらに今、
新型コロナウイルスの影響でさらに貧困に陥り、子どもたちは十分な食事をとることができなくなっています。
栄養不良の子どもは、感染症で命を落とす可能性も極めて高くなります。
衰弱した身体に負担がかからないよう、治療用ミルクを少しずつ飲ませます。
ペースト状の栄養治療食が食べられるようになったら退院し、通院治療を数週間続けます。
栄養不良で病気への抵抗力が落ちた子どもたちに、ビタミンAを投与することで、生存の可能性を大きく高めることができます。
幼年期の栄養不良は、脳や身体の発達に悪影響を及ぼすことがあります。定期的な発育観察で早期に発見、対応することがとても重要です。
ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムをWEBからお申込みの方(ご希望者のみ)に、ユニセフ・エコバッグを進呈中。
たとえば1年間で、重度栄養不良の治療用ミルク833杯分、あるいは、感染症への抵抗力を高めるビタミンA 6,000人(1年)分に変わります。
たとえば1年間で、3つの病気から子どもを守る予防接種用ワクチン238回分、あるいは、地域保健員15人に技術研修を行う費用に変わります。
たとえば1年間で、下痢による脱水症を改善する経口補水塩6,979袋、あるいは、避難生活に欠かせない衛生用品のセット10世帯分に変わります。
たとえば1年間で、子どもたちが学校に通うためのスクールバッグ211人分、あるいは、発育観察で使用する吊り下げ式の体重計46台に変わります。
※ご寄付の金額は任意です。 ※輸送や配布のための費用は含まれません。 ※2021年2月現在の価格。
ユニセフ(国際連合児童基金)とユニセフ協会(国内委員会)は、約190の国と地域で、子どもたちの命と健康、権利を守るために活動しています。
活動資金はすべて、個人、企業、法人・団体のみなさまからの民間募金、各国政府からの任意の拠出金に支えられています。
民間募金は先進33の国と地域にあるユニセフ協会等からユニセフ本部に送られます。ユニセフ本部は、各国の子どもの状況をみて、ユニセフ現地事務所にお金をおくり、各国政府と協力して、子どもたちのための活動を行なっています。
※割合は四捨五入しているため 合計が100%になりません。
お申し込み時にご指定いただいた金融機関(銀行・信用金庫・ゆうちょ銀行等)口座、またはクレジットカード決済による月々の自動引き落としとなります。本プログラムは、ご支援期間が決まっておりませんので、停止のお申し出をいただくまで継続されます。
ご利用ガイドはこちら>
本プログラムを通じてお寄せいただく募金の領収書は年1回、1月中に前年1月~12月の受領分をまとめて発行・送付いたします。
月々のご支援金額はご任意ですので、ご負担とならない金額をお決めいただければ大変ありがたく存じます。
国内で発行されたカードをご利用いただけます。(一部のプリペイドカード、デビットカードは除く)
はい、できます。お電話またはインターネットでご連絡いただければ、変更の手続きをお取りいたします。
※ お申し込みいただいた引き落とし方法、クレジットカードの種類等により停止までの日程が異なります。
お電話またはインターネットでご連絡いただければ、次回のご請求までに間に合う分より停止いたします。
※ お申し込みいただいた引き落とし方法、クレジットカードの種類等により停止までの日程が異なります。
はい、当協会の収支報告および監査報告書を公開しています。当協会のユニセフ本部への拠出額と拠出率は、毎年、世界33のユニセフ協会(国内委員会)の中でトップレベルを維持しています。
詳しくは >
※1 新公益法人会計基準に則り、公益目的事業会計に配賦されている、事務運営費(正味財産増減計算書の光熱水費、火災保険料、施設管理料、建物減価償却費、什器備品など減価償却費)及び人件費(給料・報酬、福利厚生費、退職給付費用、賞与引当金繰入額)。
※2 2020年のユニセフ本部への拠出金18,620,000,000円は、公益目的事業会計の経常費用計22,485,274,943円の82.8%、ユニセフ募金22,400,880,321円の83.1%にあたります。
10代 女性
自分は毎日食事など、当たり前に感じていることが自分より小さいたくさんの子どもたちが出来ていないことを目の当たりにして、何かしたいと思った。
20代 女性
社会人として収入を得るようになって、体調不良で少し入院した時期がありました。そのときに、同じ状況で同じ治療を受けられる人は世界に何人いるのか考えるようになり、死ぬまでに稼いだお金を自分のためだけに使うのではなく、世界にも目を向けて、少しでも困っている方の力になれたらと思い始めました。
30代 女性
他の子どもが不幸でどうしてうちの子が幸せになれようかと思ったことがきっかけです。それは国内だけではありません。世界中の人々が違いを尊重し合い愛し合い幸せになれるように働かなければ未来は滅びに向かうだけだと思い、今の自分にできることは精一杯やろうと思ったからです。
30代 男性
毎月、銀行口座から寄付金が引き出されるのを通帳で確認するたびに、そのお金が見知らぬ土地の、見知らぬ人たちの役に立っていると実感して幸せな気持ちになります。また、自分の寄付金だけでは微力であっても、多くの人たちが寄付をすることで、「小さな力が、大きな力になる」と信じることができます。
40代 女性
先進国でも増えている子どもの貧困や環境の不平等に危機を感じており、少しでも子どもの幸せにつながることに貢献できるのなら嬉しいと思いサポートをはじめました。ユニセフ・ニュースを通し、現状や課題を知ることができるのでありがたいです。
40代 男性
日本の恵まれた教育環境は当たり前ではないということを意識しながら、子どもたちに語りかけたり、同僚と話し合うことができる。またユニセフの活動や教材を説明することで、私と同じような思いをもって学級経営にあたる後輩が出てきた。
50代 女性
子どもに直結する活動というところが響いたと思います。よかったと思ったときは何と言っても東日本大震災の時に日本にも支援があったことです。日本の子どもがユニセフに支援を受けることなどないと思っていたから感動しました。
50代 女性
少しでも自分が役に立てているならとても光栄だと思います。途上国の子ども達の写真を見るとどの子も屈託のない笑顔と澄みきった綺麗な瞳をしています。この子達の栄養食品の一口分でも協力させていただける自分は幸せです。途上国の子ども達も幸せを感じながら安心、安定した幸せを持ち続けられるように願いながら協力できることが自分にも励みになっていることがいいです。
60代 男性
私が小学校の時に脱脂粉乳をいただいておりましたが、50代の時初めてユニセフからの支援だったことを知り、初孫の誕生をきっかけに世界の子どもたちへも何らかの支援をしたいと思ったから。
70代 女性
太平洋戦争後の1948年に小学校に入学した私たち世代はユニセフのミルクで栄養失調を免れました。
アフリカなど発展途上国や宗教戦争に巻き込まれる人々や子どもたちの惨状を知るといたたまれない思いです。
個人の活動は微々たるものでも少しでもお役に立つなら…と考えて参加しています。
80代 男性
滞在したイラクの子ども達のイラク・イラン戦争で、親、兄弟達を 失った悲しい姿が、いつまでも忘れられない。
490万人の子どもが重度急性栄養不良の治療を受けました。
4,130万人の子どもがはしかの予防接種を受けました。
64ヵ国で緊急事態下の3,910万人が水を利用できるように支援しました。
学校に通えていない1,700万人の子どもたちが教育支援を受けました。
当協会への寄付金は、従来の「所得控除」に加えて「税額控除」のどちらか有利な方式を選択いただくことができます。「税額控除」を選択されると、多くの場合、従来よりも控除額が大きくなります。
例えば、税額控除を選択された場合、月々3,000円のご協力で、年間最大13,600円の所得税が控除されます。源泉徴収されている方は、確定申告によって還付を受けることができます。
©UNICEF/UN040615/ ©UNICEF/UN0259552/Ndinda ©UNICEF/UN0248778/Le Du ©UNICEF/UN0248775/Le Du ©UNICEF/UN0248779/Le Du ©UNICEF/UN0248767/Le Du ©UNICEF/UNI280921/Bennie Khanyizira ©UNICEF/UN0253363/Mohammed Huwais ©UNICEF/UNI262311/Kristina Müller ©UNICEF/UNI312535/Areej Alghabri ©UNICEF/UNI317119/HARANDANE DICKO ©UNICEF/UNI262308/Kristina Müller ©UNICEF/UN0339432/Frank Dejongh ©UNICEF/UNI266126/Rich ©UNICEF/UNI252550/SIEGFRIED MODOLA ©UNICEF/UNI296583/KAREL PRINSLOO ©UNICEF/UN0283276/Frank Dejong ©UNICEF/UN020660/Balasundaram ©UNICEF/UNI182446/Schermbrucke ©UNICEF/UNI157027/Maitem ©UNICEF/UNI344644/Araia T.Alvarez ©UNICEF/UN08295/Anmar ©UNICEF/UN0339431/Frank Dejongh ©UNICEF/UN0241754/Frank Dejongh ©UNICEF/UN0118470/Narendra Shrestha ©UNICEF/UN0157359/Thomas Nybo ©UNICEF/LAOA2011-00019/Souvannavong ©UNICEF/UN0317828/Frank Dejongh ©UNICEF/UN0284068/Angelin Rabezandriny ©UNICEF/UNI324947 ©UNICEF/UN0318027/Dejongh