自然災害
緊急募金
自然災害緊急募金

地震、台風、洪水など
災害下の子どもたちを
迅速に支援するために
日本ユニセフ協会へのご寄付は税額控除の対象となり、
約40%が所得税から控除されます。
※地震や洪水、干ばつなどの自然災害が世界各地で頻発しており、自然災害緊急募金に寄せられたご寄付は、ニーズや資金調達状況を鑑み日本ユニセフ協会とユニセフが最も適切となるよう配分します。特定の自然災害のみに限定したご寄付とはなりませんことをご了承ください。

アフガニスタン地震

2023年10月7日の午前11時ごろ、マグニチュード6.3の地震と数回にわたる強い余震が、アフガニスタン西部のヘラート、バドギス、ファラの3県を襲いました。最も甚大な被害を受けた地域には、ヘラート市からわずか40キロの場所も含まれています。被害の全容はまだ不明ですが、初期の推計では、女性や子どもを含む数百人が死傷しています。

ユニセフのチームは、状況を詳しく把握するため、現地で追加の被害評価を実施しています。負傷者は、最寄りの保健医療施設で、ユニセフとパートナーから提供された緊急医薬品を用いて治療を受けています。ユニセフはまた、衛生キット1万個、家族用キット5,000個、防寒着1,500セットのほか、毛布や1,000枚の防水シート、基本的な家庭用品を輸送しており、これらは他の国連機関やパートナーによる支援を補完します。

リビア洪水

2023年9月10日、「ストーム・ダニエル」と呼ばれる激しい暴風雨が、北アフリカのリビアを直撃。ダムが決壊し、多くの家屋、病院、学校、重要なインフラに甚大な被害が出ています。

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、この災害による死者数は4,300人以上にのぼり、8,500人以上が行方不明になっています。また、少なくとも4万3,000人以上が避難を余儀なくされています。ユニセフは、リビア洪水の緊急支援に必要な資金として、少なくとも2,650万米ドルを必要としています。(2023年10月24日時点)

ユニセフ・リビア事務所は、リビア政府と協力し、学校の再開や基本的な保健サービスの復旧、水と衛生設備の維持など、子どもたちや家族の命を守り生活を支えるために不可欠な社会サービスの復旧に重点を置いた活動を進めています。ユニセフがこれまでに実施した支援には、以下が含まれます。

• ワクチンの在庫が不足するなか、リビア国立疾病管理センター(NCDC)に25万回分の経口ポリオワクチン、2万回分のはしか・風疹ワクチン、1万回分のビタミンA補給剤を提供しました。

• 安全な飲料水52万リットルを届けました。また上下水道会社に、機能不全に陥っている掘削孔を復旧するためのポンプと予備部品を提供しました。

• 被災地域で子どもの保護支援を提供するために専門家で構成された12の移動式チームの活動を支援。それらのチームは、被災地域を移動しながら、2,453人の子どもたちに心理的応急手当て (PFA)やレクリエーションなどの心理社会的支援を提供しました。

• アルバイダ とシャハトの学校11校の清掃を開始。1万3,000人の子どもたちが学習を再開できるよう、8,000セットの「箱の中の学校」(教育キット)、100セットの就学前教育キットを含む、学習教材を提供しました。

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トルコ・シリア地震

2023年2月6日、トルコ・シリア国境付近で大地震が発生し、子どもたちと家族が危機下に置かれています。この2カ国で約56,000人の死亡が確認され、またトルコで250万人の子どもが支援を必要とし、シリアでは330万人の子どもが今回の地震で影響を受けています(2024年1月時点の情報)

シリアでは多くの人が水や食料、緊急医療・心理社会的な支援を必要としており、ユニセフはシリア北西部で給水所の設置や保健・栄養の予防・治療サービスの提供、被災した学校の再開に向けたサポートやリクリエーションキットの配布などを行っています。またトルコにおいてユニセフは、政府などと連携し、災害時に子どもたちが安全に過ごすことができる「子どもにやさしい空間」を設置し、心のケアを提供しているほか、ワクチンや医療物資、家庭用衛生キットなどを提供しています。

ユニセフは被災した子どもたちとその家族を守るために、水と衛生、子どもの保護、栄養や教育などに焦点を当てた人道支援を展開しています。

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パキスタン洪水

2022年8月29日- モンスーンの時期にあるパキスタンでは、ここ数週間にわたり、100年来の記録を更新する降水量となり、過去30年の平均降水量の5倍以上の量の雨がパキスタン南部に降り続きました。今年のモンスーンによる豪雨で、大規模な洪水や地滑りなどの被害が出ており、1,600万人の子どもを含む3,300万人が影響を受けています。さらに、パキスタンの4州のうち3州(シンド州、バロチスタン州、パンジャブ州)で大規模な鉄砲水や浸水が発生しており、この洪水により340万人の子どもを含む640万人が深刻な影響を受けています。

約20万戸の家屋が全壊し、45万戸が被害を受け、また、約1万8,000の学校が損壊しました。70万頭以上の家畜が死亡し、200万エーカーの作物が失われ、3,000km以上の道路が被害を受け、さらに145カ所の橋が喪失もしくは現在安全に渡れる状態ではありません。洪水による死者は1,000人を超え、死者数は増え続けています。

厳しい状況をさらに悪化させているのは、最も被害の大きかった66の地区の多くが、パキスタンで最も脆弱な地区であるということです。すでに高い栄養不良率、水と衛生設備へのアクセスの悪さ、就学率の低さ、その他さまざまなものを奪われている子どもたちが、家も学校も、そして飲み水さえなく、困窮し取り残されています。これらの地区のいくつかは、最近アフガニスタンの不安定な状況から逃れてきた40万人以上の難民の受け入れ先にもなっています。

ユニセフは、被災した3つの州すべてに事務所を設置しています。政府、他の国連機関、NGOのパートナーとともに、手元にある資源と備蓄している物資を活用して、緊急かつ命を守る支援を行っており、すでに100万米ドル相当の緊急支援と物資を届けました。被災した子どもと家族が1日でも早く日常生活を取り戻せるように、安全な飲み水や衛生用品等の緊急支援物資の提供、教育の再開支援、災害により心に傷を負った子どもの心理社会的サポートなど、ユニセフが被災地で行う緊急・復興支援活動を支える3,700万米ドルの資金を国際社会に求めています。

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被災者を迅速に支援する
ユニセフ・自然災害緊急募金

4人にひとりの子どもが緊急事態下の国や地域で暮らしています

地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害は人びとを襲い、失望や不安に陥れ、その後の生活に大きな影響を与えます。また、世界では、4人にひとり(5億3,500万人)の子どもが、災害や紛争、不安定な情勢など、緊急事態下の国や地域で暮らしているとされ、子どもたちは最も脆弱な立場に置かれています。

保護活動、衣服の提供など、子どもが安全な日常を取り戻せるように

ユニセフは、子どものニーズに対応するために、子どもの保護のための活動を行ったり、子どもに衣服や教育キットを提供し、子どもたちが安全な環境で生活を続け、日常に戻れるよう支援しています。

悲惨な状況に対して報道が少ない国々へも、迅速な支援が可能に

一方、これらの自然災害の中には、その被害状況にもかかわらず、報道が少なかったり、長期間継続しているために人々の注目を集めず、支援が必要にもかかわらず十分な資金が集まらないものがあります。自然災害緊急募金へのご協力により、このような忘れられた自然災害の被災者を迅速に支援することが可能となります。皆さまのご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。

皆さまのご寄付でできたこと(トルコ・シリア地震100日レポート 
2024年1月現在)

シリアで

  • 約70万人がユニセフが支援する施設で一次医療を受けました
  • 約330万人が飲料水や生活用水としての水を利用できるようになりました
  • 55万人以上の子どもたちに教育支援を届けました
  • 約40万人の子どもたちに心理社会的支援を行いました

トルコで

  • 150万人以上の子どもたちに予防接種を実施しました
  • 300万人以上に安全な水を届けました
  • 約100万人の子どもたちに教育支援を届けました
  • 150万人以上の子どもたちに心理社会的支援を行いました
  • 75万人以上に衛生用品が提供されました

あなたのご協力が、
子どもたちの命を守ります

3,000円

5,000円

10,000円

30,000円

50,000円

3,000円のご協力で、たとえば

はしかから子どもを守るための予防接種ワクチン54回分に変わります。

はしかから子どもを守るための予防接種ワクチン46回分に変わります。

5,000円のご協力で、たとえば

重度の栄養不良からの回復に役立つ栄養治療食100袋に変わります。

重度の栄養不良からの回復に役立つ栄養治療食85袋に変わります。

10,000円のご協力で、たとえば

10リットルの水を運搬・貯水することができる、折りたたみ式の貯水容器46個に変わります。

10リットルの水を運搬・貯水することができる、折りたたみ式の貯水容器42個に変わります。

30,000円のご協力で、たとえば

スポーツや遊びを通じて、傷ついた心を回復させるレクリエーションキット2セット(180人分)に変わります。

スポーツや遊びを通じて、傷ついた心を回復させるレクリエーションキット1セット(180人分)に変わります。

50,000円のご協力で、たとえば

包帯や消毒液、痛み止め、毛布などが入った救急医薬品キット11セットに変わります。

包帯や消毒液、痛み止め、毛布などが入った救急医薬品キット12セットに変わります。

※ご寄付の金額は任意です 
※2024年1月現在 1米ドル=140円で計算 
※輸送や配布のための費用は含みません。

ユニセフについて

ユニセフとは世界の子どもたちの命と健康、権利を守る
ユニセフ(国際連合児童基金)とユニセフ協会(国内委員会)は、約190の国と地域で、子どもたちの命と健康、権利を守るために活動しています。活動資金はすべて、個人、企業、法人・団体の皆さまからの民間募金、各国政府からの任意の拠出金に支えられています。民間募金は先進33の国と地域にあるユニセフ協会等からユニセフ本部に送られます。ユニセフ本部は、各国の子どもの状況をみて、ユニセフ現地事務所にお金をおくり、各国政府と協力して、子どもたちのための活動を行っています。
日本ユニセフ協会の支出内訳日本は世界トップレベルを維持
日本ユニセフ協会の支出内訳(2022年公益目的事業会計)
日本ユニセフ協会は、日本の皆さまのあたたかいご支援のもと、当協会のユニセフ本部への拠出額と拠出率は、毎年、世界33のユニセフ協会(国内委員会)の中でトップレベルを維持しています。
収支と活動について詳細をご報告しています。 >
日本ユニセフ協会の支出内訳(2022年公益目的事業会計)
  • ※1 新公益法人会計基準に則り、公益目的事業会計に配賦されている、事務運営費(正味財産増減計算書の光熱水費、火災保険料、施設管理料、建物減価償却費、什器備品など減価償却費)及び人件費(給料・報酬、福利厚生費、退職給付費用、賞与引当金繰入額)。
  • ※2 2022年のユニセフ本部への拠出金29,178,291,273円は、公益目的事業会計の経常費用計33,514,409,434円の87.1%、ユニセフ募金33,381,402,754円の87.4%にあたります。
監査報告書
(公財)日本ユニセフ協会は、監事及び会計監査人の監査を受けています。

よくあるご質問

どのような支払い方法が利用できますか?
1回(都度)のご寄付は、当協会ホームページからクレジットカード、インターネットバンキング、Amazon Pay、携帯キャリア決済、コンビニエンスストアを通じてご寄付をお受けしております。
インターネット募金ご利用ガイド>

また、郵便振込でもご送金いただけます。
領収書はもらえますか?
はい、特に領収書不要のご連絡をいただかない限り、ご寄付のお申込みごとに入金確認後、領収書をお送りしています。郵便振込の場合で、お手元にお届けするまでに約3週間ほどかかります。なお、クレジットカードによる募金はお申込みから約2〜4カ月、Amazon Payの場合はお申込みから約2〜4週間、コンビニエンスストア・携帯キャリア決済・インターネットバンキングからの募金の場合、お支払日または、決済日の翌々月初めになります。
寄付したお金のうち、いくらが現地に送られているのですか?
ユニセフの活動はすべて、民間の皆様からの募金と各国政府の任意拠出金によって成り立っています。各国内委員会が皆様からお預かりしたご寄付は、ユニセフ本部との協定により、世界の子どもたちへのより大きなご支援につなげるために、お預かりするご寄付の最大25%の範囲内で、募金活動 (領収書/寄付控除申請書類の印刷・発送費や振込/決済に係る費用などを含む)、広報・啓発活動など、日本国内での活動に関わる費用に充てさせていただいております。2022年度は、皆さまからお預かりしたご寄付の87.4%がユニセフ本部に拠出され、子どもたちを支援する活動にあてられました。詳細はこちらの収支報告をご覧ください。
寄付金控除の対象ですか?
はい。日本ユニセフ協会への寄付金は税額控除の対象となり、年間寄付額-2000円の40%が所得税額から控除されます。例えば、10,000円のご協力で、年間最大3,200円の所得税が控除されます。源泉徴収されている方は、確定申告によって還付を受けることができます。
詳しくはこちら>

被災した子どもたちと家族を守るために、
自然災害緊急募金にご協力ください。

全国の郵便局窓口からも
ご送金いただけます。

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座
振替口座:00190-5-31000
口座名義:
公益財団法人 日本ユニセフ協会

  • ※通信欄に「自然災害」と明記願います。
  • ※窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。(現金でのお支払い時の加算料金ならびに硬貨取扱料金含む)
  • ※口座からご送金の場合は、インターネットバンキングをご利用ください。
  • ※口座からご送金の場合は、インターネットバンキングをご利用ください。
公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、
所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。
また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。
詳しくはこちら >

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