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公益財団法人日本ユニセフ協会
     

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自然災害緊急募金2022年
■2022/1/28
トンガ沖大規模噴火・津波 支援物資が順次到着、新学期に向け学校支援も ユニセフ情勢アップデート
■2022/1/21
トンガ沖大規模噴火・津波 被災した子ども、3万6,500人 ユニセフ情勢アップデート
■2022/1/20
トンガ沖大規模噴火・津波 ユニセフ支援物資が被災地へ 緊急支援の資金要請、大幅増
■2022/1/19
トンガ沖大規模噴火・津波 日本ユニセフ協会、募金受付開始 ユニセフ、緊急支援に116万米ドル要請
■2022/1/17
トンガ沖大規模噴火・津波 ユニセフ、緊急支援の準備整う 最優先事項は清潔な水の供給

自然災害緊急募金

地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害は人びとを襲い、失望や不安に陥れ、その後の生活 に大きな影響を与えます。また、世界では、4人にひとり(5億3,500万人)の子どもが、災害や紛争、不安定な情勢など、緊急事態下の国や地域で暮らしているとされ、子どもたちは最も脆弱な立場に置かれています。ユニセフは、子どものニーズに対応するために、子どもの保護のための活動を行ったり、子どもに衣服や教育キットを提供し、子どもたちが安全な環境で生活を続け、日常に戻れるよう支援しています。

一方、これらの自然災害の中には、その被害状況にもかかわらず、報道が少なかったり、長期間継続しているために人々の注目を集めず、支援が必要にもかかわらず十分な資金が集まらないものがあります。自然災害緊急募金へのご協力により、このような忘れられた自然災害の被災者を迅速に支援することが可能となります。みなさまのご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。

ユニセフ・自然災害緊急募金にご協力ください。

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トンガ沖大規模噴火・津波

トンガ沖大規模噴火・津波

被害を受けた首都・ヌクアロファの様子(2022年1月)

トンガのフンガ・トンガ フンガ・ハアパイ火山は1月15日に激しく噴火しました。衛星画像では、火山灰、蒸気、ガスが幅5kmにも及ぶ噴煙となり、火山の上空およそ20kmにまで達していることが確認されています。この噴火によってトンガの首都ヌクアロファの沿岸地域は津波が発生し、フィジー、サモア、バヌアツ、オーストラリア、ニュージーランドにも津波警報が出されました。
トンガの人口は約10万5,000人。3人に1人は15歳未満ですが、3万6,500人の子どもを含む約8万5,000人(人口の84%)が被災したと推計される被害の詳細はまだ明らかになっていません。
ユニセフは被害状況をモニタリングしながら支援計画を策定し、物資の提供を始めています。トンガ沖大規模火山・津波発災の発災から間もなく1週間となる20日夜(日本時間)、ユニセフの支援物資の第1便を載せた船が、被災地に向けオーストラリアを出発しました。2月17日現在、44トン分の支援物資が現地に到着しています。

オーストラリアから被災地に送られているユニセフ支援物資第一便の発送準備を手伝う、ユニセフ親善大使のピタ・タウファトファ選手。

支援には安全な飲み水の提供、石けん、生理用品、歯ブラシ、歯磨き粉などを含む水と衛生キットや、折りたたみ式ジェリー缶の提供、基本的な医薬品の提供、さらには、おもちゃを含むレクリエーションキットの提供などが含まれています。そして子どもたちが1日も早く日常を取り戻すための仮設の学習スペースの設置も目指しています。

火山噴火と津波の影響を受けたトンガの人々の当面の人道支援ニーズに応えるために、ユニセフは270万米ドルの資金支援を必要としています (2022年1月21日)。なお人道支援ニーズは、政府による初期被害評価が完了後、大幅に増加することが見込まれます。

  • トンガに関する情報

フィリピン

フィリピン

2021年12月16日、超大型の台風22号(フィリピン名:オデット、国際名:ライ)がフィリピンを襲ってから1週間以上が経過し、約86万4,000人の子どもたちが支援を必要としています(12月24日時点)。ユニセフは、人道支援計画を策定し、食料、水、医薬品、衣類、個人用防護具(PPE)、衛生キット、一時避難所、災害用キット、医療施設用テントなどの物資の提供や、感染症の予防・管理、妊婦と子どもの栄養不良の予防や治療、そして子どもへの心理社会的支援や暴力からの保護などに取り組んでいます。ユニセフは、最も被害を受けた子どもの命と権利を確実に守るために、少なくとも1,100万米ドルの資金を国際社会に要請しています。

  • フィリピンに関する情報

ハイチ

ハイチ

2021年8月14日、ラテンアメリカ・カリブ海諸国のハイチ南西部でマグニチュード7.2の地震が発生しました。地震から1カ月が経過した今も、26万人の子どもたちを含む65万の人々が緊急の人道支援を必要としているとされています。1万2,000人が負傷し、最も被害の大きかった地域では82カ所の保健施設が損傷・損壊したと推定されており、保健システムはそのニーズに対応することが難しくなってきています。1カ月経った今でも、農村部のいくつかのコミュニティは、インフラの損傷により、機能している保健施設を利用できていません。保健・医療にも限界がきており、傷口からの感染症や破傷風など、健康リスクが高まっています。
このようなニーズの高まりに対応するため、ユニセフはパートナーと協力して、必要不可欠な医薬品、医療物資・機器、栄養治療食の提供や、損傷・損壊した保健センターの保健・医療サービス再開の支援、保健・医療のサプライチェーンマネジメントの強化などを行っています。ユニセフは、今後6カ月間にわたって、ハイチでの地震による人道支援ニーズに対応し、保健、教育、水と衛生、栄養、ジェンダーに基づく暴力(GBV)を含む子どもの保護といったあらゆる分野において緊急支援を行うために、7,330万米ドルの資金を必要としています。

  • ハイチに関する情報

皆さまのご支援でできること

3,000円のご支援で・・・ はしかから子どもを守るための予防接種用ワクチン71回分に変わります。
5,000円のご支援で・・・重度の栄養不良からの回復に役立つ栄養治療食149包に変わります。
10,000円のご支援で・・・石けん・浄水剤・洗面用具・貯水容器などが入った衛生キット2帯(1ヵ月)分に変わります。 30,000円のご支援で・・・ スポーツや遊びを通じて、傷ついた心を回復させる レクリエーションキット2セット(180人分)に変わります。
50,000円のご支援で・・・43種類の教材や遊び道具が入ったECDキット(箱のなかの幼稚園)3セット(150人分)に変わります。

※ご寄付の金額は任意です
※2022年1月現在 1米ドル=109円で計算
※輸送や配布のための費用は含みません。

ユニセフは、現地の情勢がどのように変化しても、子どもたちの命綱としての役割を貫くとともに、子どもたちが未来への希望を失わないよう、安心して過ごせる環境を一日も早く整えていきます。ユニセフ「自然災害緊急募金」に、どうかご協力をお願い申しあげます。