ガザ人道危機
緊急募金

命の危機にさらされる
ガザの子どもたち
日本ユニセフ協会へのご寄付は税額控除の対象となり、
約40%が所得税から控除されます。

ガザ 支援を必要としている子どもの数 1 0 0 ※2023年11月現在

地球上で最も人口密度の高い場所のひとつであるガザ地区では、170万人を超える人々が避難生活を送っており、その半数が子どもたちです。

10月7日の衝突開始から46日間で、子ども5,300人以上が殺害されたほか、今も1,200人以上の子どもの行方がわからなくなっており、爆撃で倒壊した建物や家屋のがれきの下に埋まった状態でいる可能性があるとみられています。これは、人口密集地での爆発性兵器の使用が招いた悲劇です。

砲弾や銃撃に加え、壊滅的な生活環境と食糧不足によって、子どもたちは極度の命の危険にさらされています。ガザでは、今後数カ月の間に、消耗症に陥る子どもが30%近く増加する可能性があると予測されています。

2023年の活動計画

ユニセフは、ガザ地区全域で子どもたちの切実なニーズに応え続けています。しかし、支援活動は、ますます困難で危険なものとなっています。ユニセフのスタッフはガザの南部地域にとどまり、支援を必要としている子どもたちへの支援を続けています。ガザへの検問所が断続的に開かれ、人道物資が搬送されていますが、急増するニーズには足りません。

ユニセフは、すべての紛争当事者に対し、継続的な人道的停戦を実施し、人道支援が安全かつ妨げられることなく、必要としている人々に届けられるようにすることを強く求めています。

パレスチナの人道的状況に対応するため、ユニセフは、1億5,440万米ドル(約234億円)の資金を必要としています。この資金は、ガザ地区とヨルダン川西岸地区における、水と衛生、保健、子どもの保護、教育支援の継続、および家族が切実に必要とする物資を手に入れるための多目的現金給付支援の提供に用いられます。(2023年11月時点、1米ドル152円で計算)。

日本ユニセフ協会では2023年10月14日より「ガザ人道危機 緊急募金」の受付を開始し、ガザでの子どもたちへの募金を呼びかけています。

支援ハイライト ユニセフの支援状況

ユニセフはこれまでにガザにおいて、子どもとその家族に以下の支援を届けることができています。

  • 10月21日以降、エジプトから78台のトラックでガザ地区に支援物資を輸送。
  • UNRWA指定緊急避難所と5つの病院で、33万リットルのボトル入り飲料水を配布し、子ども5万6,000人以上を含む11万人以上の人々が支援を受けた。
  • ガザ南部の病院に、5万人分の医薬品を提供。
  • 1,710人以上の子どもたちに、レクリエーション活動を通じてメンタルヘルス・心理社会的支援を提供。
安全な水、保健・医療物資の提供

保健・医療物資の提供

戦闘が激化して以来、ユニセフはガザ地区の南部と中部の病院に医療物資とベビー用品を提供し、他の新生児集中治療室にいる新生児を含む約24万4,000人を支援してきました。

安全な水、保健・医療物資の提供

安全な水の提供

さらに、5つの病院にトラックで水を輸送し、1人1日3リットルの水を約5万人に供給しています。

ユニセフについて

ユニセフとは世界の子どもたちの命と健康、権利を守る
ユニセフ(国際連合児童基金)とユニセフ協会(国内委員会)は、約190の国と地域で、子どもたちの命と健康、権利を守るために活動しています。活動資金はすべて、個人、企業、法人・団体の皆さまからの民間募金、各国政府からの任意の拠出金に支えられています。民間募金は先進33の国と地域にあるユニセフ協会等からユニセフ本部に送られます。ユニセフ本部は、各国の子どもの状況をみて、ユニセフ現地事務所にお金をおくり、各国政府と協力して、子どもたちのための活動を行っています。
日本ユニセフ協会の支出内訳日本は世界トップレベルを維持
日本ユニセフ協会の支出内訳(2022年公益目的事業会計)
日本ユニセフ協会は、日本の皆さまのあたたかいご支援のもと、当協会のユニセフ本部への拠出額と拠出率は、毎年、世界33のユニセフ協会(国内委員会)の中でトップレベルを維持しています。
収支と活動について詳細をご報告しています。 >
日本ユニセフ協会の支出内訳(2022年公益目的事業会計)
  • ※1 新公益法人会計基準に則り、公益目的事業会計に配賦されている、事務運営費(正味財産増減計算書の光熱水費、火災保険料、施設管理料、建物減価償却費、什器備品など減価償却費)及び人件費(給料・報酬、福利厚生費、退職給付費用、賞与引当金繰入額)。
  • ※2 2022年のユニセフ本部への拠出金29,178,291,273円は、公益目的事業会計の経常費用計33,514,409,434円の87.1%、ユニセフ募金33,381,402,754円の87.4%にあたります。
監査報告書
(公財)日本ユニセフ協会は、監事及び会計監査人の監査を受けています。

よくあるご質問

どのような支払い方法が利用できますか?
1回(都度)のご寄付は、当協会ホームページからクレジットカード、インターネットバンキング、Amazon Pay、携帯キャリア決済、コンビニエンスストアを通じてご寄付をお受けしております。
インターネット募金ご利用ガイド>

また、郵便振込でもご送金いただけます。
領収書はもらえますか?
はい、特に領収書不要のご連絡をいただかない限り、ご寄付のお申込みごとに入金確認後、領収書をお送りしています。郵便振込の場合で、お手元にお届けするまでに約3週間ほどかかります。なお、クレジットカードによる募金はお申込みから約2〜4カ月、Amazon Payの場合はお申込みから約2〜4週間、コンビニエンスストア・携帯キャリア決済・インターネットバンキングからの募金の場合、お支払日または、決済日の翌々月初めになります。
寄付したお金のうち、いくらが現地に送られているのですか?
ユニセフの活動はすべて、民間の皆様からの募金と各国政府の任意拠出金によって成り立っています。各国内委員会が皆様からお預かりしたご寄付は、ユニセフ本部との協定により、世界の子どもたちへのより大きなご支援につなげるために、お預かりするご寄付の最大25%の範囲内で、募金活動 (領収書/寄付控除申請書類の印刷・発送費や振込/決済に係る費用などを含む)、広報・啓発活動など、日本国内での活動に関わる費用に充てさせていただいております。2022年度は、皆さまからお預かりしたご寄付の87.4%がユニセフ本部に拠出され、子どもたちを支援する活動にあてられました。詳細はこちらの収支報告をご覧ください。
寄付金控除の対象ですか?
はい。日本ユニセフ協会への寄付金は税額控除の対象となり、年間寄付額-2000円の40%が所得税額から控除されます。例えば、10,000円のご協力で、年間最大3,200円の所得税が控除されます。源泉徴収されている方は、確定申告によって還付を受けることができます。
詳しくはこちら>

あなたのご協力が子どもたちの命を守ります。
ガザ人道危機 緊急募金へのご協力を
よろしくお願いいたします。

全国の郵便局窓口からも
ご送金いただけます。

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座
振替口座:00190-5-31000
口座名義:
公益財団法人 日本ユニセフ協会

  • ※通信欄に「ガザ」と明記願います。
  • ※窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。(現金でのお支払い時の加算料金ならびに硬貨取扱料金含む)
  • ※口座からご送金の場合は、インターネットバンキングをご利用ください。
  • ※口座からご送金の場合は、インターネットバンキングをご利用ください。
公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、
所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。
また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。
詳しくはこちら >

メイン:© UNICEF/UNI448902/Ajjour、ガザの今:© UNICEF/UNI453264/El Baba、© UNICEF Video、支援ハイライト:© UNICEF 2023、© UNICEF/UNI472261/Zaqout

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